プロフィール

山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村



ESOTERIC P-2s・D-3

Category: P-2s D-3  

blog_import_53b8dc09a8178.jpg
今回は大阪のY氏よりの依頼でエソテリックのP-2sとD-3の修理です。
P-2sはCDを認識できず、D-3は表示の明るさが不安定になっているそうです。
1994年頃のフラグシップで合わせて125万円と日本の製品としてはかなり高額です。
巷の例に洩れずサイドパネルはベタ付きが始まっており触ると手に引っ付く感じです。
高級機に使用するには不向きな塗料ですね。
この頃のTEAC・SONYの製品には良く使われていますが流行だったのでしょうか。

blog_import_53b8dc0a8257c.jpg
P-2sはトレイの開閉はスムーズでしたが確かにCDの認識をしてくれません。動作確認をするとピックアップのスレッド動作に問題が有る様で途中で止まりそこでCD確認を行っています。
スレッドのガイド等の清掃・給脂を行いとりあえずスレッド動作が出来る様になったのでピックアップの確認です。
測定を行うと残念ながらアイパターンの電圧幅・レーザー電流の測定値ではほぼ寿命が来ている様なので交換です。

blog_import_53b8dc0c732b1.jpg
左が今回取り付けるピックアップで右が外したピックアップです。
今回取り付けるピックアップのレンズが少しブルー掛かってみえます。
測定値も新品並みだったのでこれでピックアップは当分の間大丈夫でしょう。

blog_import_53b8dc0d3280a.jpg
両面基板なのですが半田クラックの発生がありました。
よっぽど熱が籠る状態での使用だったのでしょうか。

blog_import_53b8dc0e068ad.jpg
基板に穴を開けてQFPを取り付けています。
普通に取り付けても空間的には余裕が有るように思えるのですが、どうしたのでしょうか?

blog_import_53b8dc0f07927.jpg
こんどはD-3側の確認です。天板を取るとトランスの頭を紙で覆って保護?をしています。
訳が有るかも知れないのでY氏に確認するとY氏も知らない事でした。
過去の修理時の傷防止でしょうかね。

blog_import_53b8dc11b1de0.jpg
此方の基板の半田クラックはP-2sどころでは有りません。
両面基板なのに目視でもハッキリとわかる位大きなクラックの発生です。
それもあちらこちらで見られます。
半田自体も艶が無いので半田の材質が良くなかったのでしょうか、不思議ですね。

blog_import_53b8dc1274867.jpg
流石にフラグシップだけに有ってパーツ類は良い物を使用しています。
此方に見えるD/A・アナログ基板に使用されているオペアンプの性能は今でも十分通用するレベルの物です。

blog_import_53b8dc13c3db9.jpg
来た時から気に成っていたサイドパネルを再塗装する事になったので塗装を取るとプツプツと錆が発生していました。
純正の塗装があまり良くなかったのでしょうかね。

blog_import_53b8dc14824fe.jpg
で、塗装後がこちらです。なるべく元の色と近い物を選びましたので違和感もなくまあまあの状態に仕上がりました。
出来れば塗装はあまりやりたくない仕事ですね。
作業の大半は元の塗装の除去でこの除去が綺麗に出来ないと再塗装後の見栄えにかなり影響が出てしまうので気が抜けず時間だけは無駄に掛かります。

blog_import_53b8dc15d87b5.jpg
O/Hや修理作業も無事終わりエージングです。
音は音域レンジの広さや空気感・音の余韻等なかなか良い音が出ており値段相応の製品だと思います

関連記事

 2013_06_10


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


05  « 2017_06 »  07

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

♪お知らせ♪

OH前提の上での不具合対応と成ります。
D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
下記メールをコピーペーストして送信ください。
meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
  山手サービス 高橋

全記事表示リンク

ブログ内検索

オーディオを想う

客先訪問

スピーカー

CDプレーヤー

BARCO

CHORD

Mark Levinson *更新

SONOGRAPH&conrad johnson&haman kardon

メール

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者さま

♪ありがとう♪

プロフィール

山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村

QRコード

QR

カテゴリ

ページランキング

ブログパーツ

IPアドレス




PAGE
TOP.