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本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
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WADIA WADIA6 21台目改造

Category: wadia6 改  

2013年12月23日掲載
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今回は埼玉のN氏よりの依頼でWADIA6の修理・オーバーホール・アルミVRDS載せ替えです。
地元の修理屋さんにて音飛び修理等を行った様ですが症状は改善せず、此方に来たものです。
表示器は明るく見えますが来た時はかなり暗くなっていましたので今回の修理で中古良品に交換しています。

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足の部分のボルト4本のうち1本の穴の部分をなめており手持ちのインチのレンチで緩めることが出来ませんでした。
WADIA6でも後の方の号機になるとボルトも通常のインチボルトになっているので問題ありません。
WADIA6の最初の頃の号機のネジはインチのレンチを使用しても若干サイズが大きく不用意に緩めようとするとなめてしまいますので要注意です。

blog_import_53b8db6d83f6a.jpg
問題の音飛びに対してまずはピックアップの確認です。
ピックアップを見るとどうもSONYのCDプレーヤー辺りに使用されていたと思われるピックアップが付いており、アイパターンを測定すると電圧幅が0.87Vでレーザー電流も70mAとピックアップとしては寿命の状態でした。
地元の修理屋さんで交換したとの事でしたがこれはいけませんね。

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おなじみの表示窓の剥がれです。元の接着剤を取り除き脱脂した上で再貼り付けです。

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今回のWADIA6は今までで一番多くススが発生していました。
写真はコントロール基板の電源部分の大きな電解コンデンサがあるすぐ上にあたります。
WADIA6の内部はかなりの温度上昇に成っていたと思われます。
因みに電解コンデンサの容量を測定した所、50V100μのコンデンサは46μ・10V2200μのコンデンサは1600μと容量低下を起こしていました。
改めてオーバーホール時の電解コンデンサ交換は必須だと思わされた物件です。

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アルミVRDSの載せ替えやピックアップも中古良品に交換を行いアイパターンの測定です。
アイパターンの電圧幅も良好に成りこれで当分は問題ないと思います。

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オーバーホールや音質改善も完了し天板を取り付ける直前です。
何度見てもアルミVRDSは様になりますね。

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今回はリモコンも調子も悪いとの事だったのでリモコンの分解です。
WADIAのリモコンは嵌め合いがきつく割れる可能性が非常に高いのを承知して頂いて分解にのぞみました。今回はケースを壊すことなく分解出来て一安心といった所です。

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WADIA6も音質改善・アルミVRDS交換まですると音がすっきりして音のランクが上がりますね。

2015年10月27日
昨年の2014年の4月に音がキツイとの事でオペアンプの変更を行ってその後は順調に動作していた様ですが、最近突然ミュートになったり音が大きく成ったりとボリュームの状態がおかしいとの事で入院です。
ボリュームについては過去にも他所にて修理した事があるとの事でした。

RIMG3296.jpg 
ミュートは対策方法が判っていますので問題ないのですが、ボリュームについては関係するパーツを交換して行くしかないのでまずはデジマスター等のパレスアレイの交換です。
パルスアレイの問題ではなさそうです。
手前にある基板ははるか昔に入手していた基盤がたまたま同じバージョンの基板だったので早速活用です。

RIMG3300.jpg 
次はD/AコンバーターICの交換です。
残念ですが此処でもないようです。
この後オペアンプを交換するも症状は改善されず、他には部品交換をする処が無いのでD/Aアナログ基板自体を交換する事にしました。

RIMG3304.jpg 
結果は良好なので基板自体に接触不良が出る問題が起こっている様です。両面基板までならパターンの確認は出来ますがWADIA6の様な多層(6層)では確認は出来ません。
今回はたまたま基板を持っていたので修理できましたが、少し前に修理不可と成ったエソテリックのP-2sの二の舞に成るところでした。
あまり使用されていなかった基板なので音は少し硬く成りましたが、使って行く事でエージングが進み聴きやすく成ると思われます。



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 2015_10_27


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