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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




 RIMG9375.jpg
今回は埼玉のH氏からの依頼でオーバーホール・音質改善(LTD仕様)です。
現状はほんの少しの振動で音飛びするのと表示が暗いそうです。
他の850に比べ表示器の位置が少し上になっているのですが、どうも表示基板もしくはスクリーンに問題が有る様ですね。

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不具合を確認しようとすると音が全く出ず、一抹の不安を覚える出だしと成りました。
原因は単なるコネクタの接触不良だったので大事には至らず一安心です。
こんな不具合でも2行で片付く簡単な不具合と言う訳には行きません。単なる接触不良に行き着くだけでも半日掛かりなんですね。

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珍しい赤色のレジストです。
何か生産工場の手違いでしょうか。

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トレイギア・スレッドギア共にアフターパーツの丈夫だと思われる物に交換されていましたが、グリスの塗り方に閉口です。
スレッドのギア部にベタベタとグリスを塗ると埃が付着しやすいので、スレッドの動作に影響が出る可能性が高く成るので出来る範囲で薄付けをお願いしたいものです。

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ピックアップはほぼ寿命の状態だったので交換です。
これも音飛びし易い原因の1つですね。

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順調に作業が進みほぼ完成です。
天板をつける前にデジタル出力付きなので動作確認の実施です。

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こちらもLTD仕様音質改善を視聴した感想が届いていますので紹介です。

「澄み切った音質、静寂、各楽器等の音色
 感激しております
 それなりの時間を要しましたが、山手サービスにお願いして本当に良かったと思って
 おります。
 毎日、聞くのが楽しみです」

WADIA850の能力を引き出すLTD化・Blue化を実施して、今以上の音をお聴き頂きたいと思いますね。


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 2021_06_06



 RIMG9452.jpg
今回はOdeon-liteの12台目をお持ちの香川のU氏からの依頼でWADIA6の改LTD-Blue化です。
Odeon-liteのオーバーホール・音質改善依頼の後WADIA6を入手したそうですが、音飛びの症状が出ているそうです。


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ピックアップがHマーク付きだったので性能劣化による音飛びかと思えば、またしてもスピンドルシャフトの飛び出しが大きい状態の修理跡です。
この状態だとVRDSのチャッキングに不具合が出て問題が出る可能性が有るので元の状態を良く確認してから交換して貰いたいものです。

不良スピンドルモーター
音飛びの最も大きな要因はスピンドルモーターの不良でした。
どうもローターとステーターが接触しているようで回すと音が出ます。
写真ではマブチモーターのシールが貼ってありますが実際には中国の模倣品です。
右上はシールを剥がして裏から見たところです。マブチではないですね。

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持病の表示窓の剥がれです。

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CD受けの下部の削り跡です。不具合対処に実施したと思われますが、してはいけない作業ですね。
これでもこのWADIA6はメンテナンス品を購入したそうですが??複雑な気持ちになりますね。

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最初の依頼は予算の都合上音質改善までだったのでここで一旦お返しすることに成り、エージングもそこそこに視聴がてら取りに来て頂きましたが、この事により改LTD-Blueまで仕上げる事に成ります。

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持ち帰り後2週間で再生が出来なくなりで再度入院です。
コントロール基板の不具合が予想されましたが、原因はエージングを省略した事によって出てきた不具合でした。
予想でコントロール基板の不具合が有るなら、いっそ改LTD-Blueまで実施する方が安く出来る事をお話しした事が引き金で改LTD-Blueの完成です。

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WADIA6も当方の受付からは2300台位作られた様に見えますが、日本には何台輸入されているのでしょうかね。
1000台輸入されているとしても、まだ1/10も触っていない事になります。

視聴した感想が届いていますので紹介です。
まずはLTD仕様音質改善まで
「あれからかえって音出ししました。
 スッキリ、はっきりした「鮮烈な音」が第一印象です。
 なので、余韻がすごく聞こえるようになりました。
 小音量でも同様の印象で今日は寝不足です。
 
 私のシステム、実は真空管プリアンプを使っています。パワーはトランジスタです。
 昨日WADIA6を真空管プリにつないで音出ししたときは、果てが滲んだような違和感
 で「こんな音では無かった」と。
 「真空管とはこう言うことか」とブログの内容を耳で理解しながら、CD1枚我慢して
 聴きました。
 耐えきれなくなりWADIA6とパワーアンプを直結して、パワーアンプのボリュームを
 調整して聞きましたが、この音が鮮烈でした。いやー、ほんとに「鮮烈」です。
 エージング不足で若い感じがあるのでしょうが、これはこれで良い音で、エージング
 中も楽しめる音です。
 オデオンライトも聞き比べがしたくなり、古いセレクター付きボリューム(アッテネ
 ータ)を引っ張り出して繋げています。
   ・・・中略・・・ 
 訪問時に感じた奥行き感が真空管では出ません。
 真空管の方が響き(揺らぎ)は豊かに感じるのですが、奥行き感にはならない。
 平面的に響いているだけ(揺らいでいるだけ)。
 真空管を外し、簡単なアッテネーターだけの方が響き(揺らぎ)は減りますが、グッ
 と奥行き感が出ます。人の声がリアルに聞こえます。
 こちらの方がダントツで「リッチな音」です。

 昨晩気がついたのですが、低域の出方がとても良くなっています。
 はっきりスッキリの音色に耳を奪われていたのですが、この低域があってこそ生きて
 いる音ですね。
 耳障りにならない活発な音、今までに感じたことの無い感覚です。」


かなり前から懸念していた、真空管の弊害を的確に聴きとられた様なので一安心です。

何もしていないCDプレーヤーならば真空管の響きをプラスする事で気持ちの良い音に成るのは確かだと思いますし、現に当方も真空管アンプで聴くことも有ります。
この様に当方で行った音質改善の効果は真空管アンプでは残念ですが発揮出来ず、何の為の音質改善か解らなくなりますので、是非トランジスタアンプでお聴きして頂きたいものです。

改LTD-Blue後の感想は
「昨日深夜までCDをとっかえひっかえ視聴していました。大満足です。
 音出し数秒で違いが分かるのですが、全体にハッキリ、しっかり音が出てきます。

 これまでのレンジ感と全然違います。上下のリミッターが無くなった感じ。
 後付けのリボンツイターがとてもよく聞こえます。気持ちの良い抜け感です。
 低域のもっと下の音が聴こえます。(ただ僕のシステムでは再現できていませんが)
 
 ワイドレンジと言えばそうなのですが、ただ「鳴るようになった」「音が聞こえる」
 と言うレベルでは無く、「ちゃんと存在感、実在感がある」音がします。
 しっかり分離されているからでしょうか。ぐちゃっと潰れない音、混ざらない音で
 す。すごくリアルな感じです。
 今までも聞こえていたであろう「かすかな音」が、しっかりした弱音になり存在感、
 実在感を醸し出します。
 そして無音だったと思っていたところに「気配」を感じたり、本当に無音で「闇」を
 感じたり。
 音楽表現のレベルが何段階も上がった感じで、今日も寝不足になりそうです。」

自然な音を目指し改良してきた音を聴きとって頂けている事が良くわかる感想です。
無音のところの聞き分け等嬉しいですね。






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 2021_06_02



2021年6月1日掲載
CDの認識がかなり怪しくなってきたので入院です。

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CDを認識出来ない時はレーザーの発光をしていない様です。
基板の回路の問題かと調べましたが、どうもリミットSWの接触不良が出ていた様です。

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此方も折角の機会なので最新の音質改善の実施です。

視聴した感想が届いていますので紹介です。
「今、少し聴いていますがおどろきの音になりました。
 場繋ぎでかけていたPioneerのユニバーサルプレーヤーでCDを聴いていたのですが
 余りにもちがいすぎて開いた口が塞がらないとはこのことかと

 鳴らしにくいCDってありますよね。
 そのCDがいとも簡単に鳴らし切って驚きです!

 音の分離とはこのことかと

 今までだとベースの音に意識すると聞き取れる感じだったのが
 意識しなくてもどこで音楽が鳴っているのか手に取るようにわかります。
 しかも、低音も高音もバランスも良いです。

 音の密度?が濃いって表現が正しいかわかりませんが
 これはまた昔のCDを引っ張り出してあれこれ聴いてみたいと思います
🎵

 エージングが進んで更に変わるのが楽しみです。」

喜んでいただいて居る雰囲気が伝わる内容で此方も嬉しく思いますし励みにも成ります。

これでLHH500もWADIAの音質改善に近づく音と成ったので今後のLHH500の音質改善はこれを標準にしようと思います。




2018年3月18日掲載

RIMG4900.jpg

 
今回は大阪のT氏からの依頼でLHH500の修理・オーバーホール・音質改善です。
現状はトレイの開閉が悪いとの事です。

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肝心なピックアップの状態確認から実施です。
電圧幅は有りますがレーザー電流は寿命判断値を超えている状態でした。ただCDRの再生も難なくこなしていたのでこの時点ではまだ使用できると判断していました。

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いつもの如く電解コンデンサ交換や半田増しを行うと共に、今回はピックアップが使えそうなので予算的に余裕が有ると判断し、音質改善はWADIAのBlue化に準じる手法を用いました。
上の写真は音質改善後のD/Aコンバーターの回路基板です。

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オーバーホール・音質改善と予定の作業も完了し音出し開始1日後にCDの認識・再生が出来なくなりました。
半田増しの実施は劣化しているパーツにとどめを刺す場合があるのでサーボ回路・RF信号回路に関係するICの交換を行いましたが、そうではなくピックアップの寿命での不具合だったので最初の判断が甘かった様です。
ピックアップは過去に購入していた新品のCDM-4(フィリプス製)が有ったので交換する事で対処できました。
手持ちのピックアップがなくなったので販売を確認すると新品のCDM-4はまだ入手は出来るようなので暫くは安心です。
ただSONYのピックアップと同様でフィリプス製では無くアフターマーケット品の様です。それでも販売がないよりは良いですね。

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今回は新しい音質改善を行いましたので音の表現力がアップしなかなかの音に成ったと思います。
これで完了のと成るはずでしたが返却後にRCA出力に不具合が出てT氏には御迷惑をおかけてしまいました。交換したパーツの初期不良だったので不具合部品を交換して対応完了です。

RIMG4936.jpg
珍しく元箱だったので写真に撮っておきました。


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