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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は京都のK氏からの依頼でWADIA6改SP-Blueの製作です。
2018年に購入して現在はトレイの開閉が出来ないのと音飛びがまれに発生との事です。

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ピックアップは残念な事に寿命目前の状態だったので交換を要します。

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少し見えにくいですがギア部が変形しておりトレイの開閉がスムーズで有りません。
トレイのトラブルが有った時には無理に手で開閉をさせるとギアが痛むので要注意の事項です。
ベルトは交換されていましたがサイズが細い物なので太い物に交換です。

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WADIAはインチネジを使っているので日本で通常に使われるミリの工具を使うと六角穴が痛みますのでこれも要注意の事項です。

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ほぼ完成して連続で音出しエージングを実施してまる1日正常に動作を続け天板の加工が出来たのを取り付け、エージング再開させようとしましたがCDを全く認識できない不具合が発生しました。
こちらはコントロール基板の問題が発生した様なので調査・交換と成りました。

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その後は順調にエージングも進み完成です。

K氏からは1か月報告で(抜粋です)
「これはすごい」と思ったのは、恥ずかしながら、音楽ではないのですが、「ライブ音源の観客の拍手」です。
「ここに手の分厚い男性がいる」「そこには上品に拍手をする女性がいる」など、これまで「パラパラ」という具合にしか聞こえていなかった観客の拍手が、その場の空気感と共に「見えて」きたのです。

管楽器の振動や、奏者の息遣い、向いている方向。それに、「このプレーヤーのこのパートは少しだけぞんざいに演奏することによってかっこよさをプラスしようとしているな」など、これまでにはまるで見えなかった、演奏者の意図さえも見えてきました。

とWADIA6改Spilit-Blueにのめり込んでいる、嬉しい報告を頂きました。

当方もWADIA6改LTD-Blue・WADIA6改Spilit-Blue・WADIA850LTD-Blue等の変更はWADIA系の持っているデーターの凄さを引き出せた事に有ると思いますし、この空気感を聴き取って頂いた事は此方にとっても嬉しい事です。






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 2020_05_30



 RIMG6509.jpg
今回は島根のN氏の依頼でTEAC VRDS-50のオーバーホールです。
現状はトレイが開かない状態だそうです。

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天板を取ると内部に細かい砂の様な物が至る所に入り込んでいました。
初めて見る物ですし不思議な状況です。

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不具合の原因はベルトの劣化が原因だったので交換する事で対処です。

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以前にオーバーホールしたVRDS-50の1号機目もHマーク付きなのでVRDS-50の販売当時(2000年以降)はどうもHマーク付きのピックアップが最初から載っていた様です。

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大きなトラブルもなくオーバーホール完了です。

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音は可も不可もなく無難な音作りですね。


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 2020_05_18



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今回はB226の10台目を持っている東京のI氏よりの依頼でESOTEIC X-10Wのオーバーホール・音質改善です。
このX-10Wは知人宅に「修理不能」として眠っており捨てられようとしていた物を復活させたく引き取った様です。
現状はトレイの開閉が出来ませんが、内部に残っているCDを再生すると音飛び状態との事です。

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トレイの開閉が出来ない状態でトレイを手で無理に動かしたと思われる痕跡がトレイギアに有りました。
この状態ではスムーズなトレイ動作は出来ないので交換です。

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ピックアップは当時物で尚且つ新品状態の物でした。
此れだけでもめっけ物ですね。

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デジタルフィルターはNPCの物ですがその出力をデジマスターもどきのパルスアレイで処理を施しD/AコンバーターICに送っている様です。
出力のオペアンプも片側1個づつと言った簡素な構成です。
今回の音質改善はLTD-Blueなのでアナログ出力回路は大幅変更と成ります。

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変更された追加回路を何とか収めてほぼ完成です。

RIMG6392.jpg
WADIA6の前期に近い回路構成だっただけにWADIA6改SP-Blueに近い音が出てきました。
これでWADIA6改SP-BやLTD-Bの雰囲気は十分感じて頂けると思います。

I氏より****

20時間ほどの通電後に軽く音出しをしました。
最初にB226銀(Blue化流用)で再生し、ふむふむ、そうだよね、と確認して、
同じディスクをX-10Wへ挿入・・・。これがVRDSかと感心しつつ再生開始。
!?む、なるほど・・・これがWADIA+Blueの世界観!?
一言でいうと、音の要素(粒子?)の全てにフォーカスが合っている感じ、です。
左右方向だけでなく上下方向の空気感も明確に再現できている様な・・・
ヴォーカルの口元の動きとマイクの位置関係(距離・方向)が微細に感じられます。
MONOっぽいミックス(=センター付近でごちゃ、とした)と感じていた物が、実は奥行きが存在していた・・・。
おそらく、これはCDに記録されている「素の音」と思います。・・・やや「緊張感」があります。

REVOX(=CDM-1)はこれに比較すると、かなり「脚色=演技」が入っているイメージですね。
それが意図したものなのか、自然に出た「演技」なのか・・・なんとも言えませんが。
ガッツのある「塊(カタマリ)」感は、当方の好むところですが。音の見え方が違います。

今回のOH~音質改善~Blue化、実施して正解でした。
背中を押していただいて、ありがとうございます。

****と頂きました。

違った傾向の音をもっておくのもオーディオのたしなみの一つだと思いますね。


 2020_05_15



 RIMG6372.jpg
今回は1つ前のWADIA WT3200をお持ちの東京のF氏からの依頼でEADのD/AコンバーターDSP-9000Pro mk3のオーバーホール・音質改善の依頼です。
年季は入っているが現在は特に問題はないとの事です。
問題が無くてもオーバーホール・・・音質の維持には非常に良い事だと思います。

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早速内部の確認をすると電源スイッチの脱落が発生していました。
これは使っているネジの長さが短く輸送の振動で外れた様です。
アナログとデジタルを分け電源は別筐体とセオリー通りの基板構成に成っているのが判ります。

RIMG6092.jpg
問題はこのデジタルフィルター基板です。写真では見えませんがHDCDと書かれたICの裏面に有るICソケットいっぱいにホットボンドを使っています。
見た瞬間は外すのやめようかと思いましたが心臓部にあたる所なので慎重にホットボンド外しです。

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外した基板の裏面ですが手作り感満載です。
最初の設計よりこの基板の機能を追加したようですね。

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同じD/Aアナログ基板を2枚使いRCA・XLRの出力を可能としています。 
良いアイデアですね。
RCA出力しか使わないとの事なのでRCA側の基板のみを音質改善です。

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手持ちのWADIA6改L-Bをリファレンスとして音の状態を見ていますが、なかなか良い音が出ていると思います。
回路構成やオペアンプ等の選択が良いバランスを取っているのでしょうね。


 2020_05_14


WADIA WT-3200

Category: WT3200  


今回は東京のF氏からの依頼でWADIAのトランスポートWT-3200のオーバーホール・音質改善です。

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内部はPHILIPSのLHH1000とほぼ同じに見えますね。
デジタル出力はWADIAらしくSTリンク付きです。

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ピックアップのレンズ部の樹脂未封入やレーザー電流からはアフターパーツのピックアップの様です。

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特に問題もなくオーバーホール・音質改善と順調に作業が進み完成です。
WT3200に続くEAD DSP9000で電源強化と高精度クロックの効果が表れれば良いですね。



 2020_05_08




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