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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は 山形のO氏からの依頼でWADIA16のオーバーホールです。
当方の受付再開の日時が良くわからず、トレイが開かないのを地元のショップで修理中との事でした。

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修理されたはずのトレイが開閉できず、内部を確認すると使用されているベルトの径が小さく細い物が使用されていました。寸法の合った物を使用しないと駄目だと思います。
横にある純正と同じ角ベルトと比べると違いが良くわかりますね。

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トレイの動作が良好に成ったので動作確認をしようとしましたが、異常な表示状態が表れたので原因追及です。

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コントロール基板に不具合が有る様なので、上部に付いているD/Aアナログ基板を外すとブリッジダイオードのケースに破損が見られました。
ケースがセラミック製なので取り付け時のネジの締めすぎが原因だと思われますね。

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表示の異常はコントロール基板交換で対処出来ましたが原因は不明です。

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電解コンデンサの液漏れによるパターンの損傷です。WADIAでは珍しい症状ですね。

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色々と珍しい不具合が有りましたがオーバーホールは無事完了です。
これで当時以上の音を聴いて頂けると思います。


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 2020_03_31



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今回は福岡の F氏からの依頼でCDX-10000のLTD仕様音質改善です。
現状はトレイの開閉がとても遅いそうです。

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CDX-10000は割とピックアップの状態が良いものが多く今回もまだまだいける状態でした。

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トレイの遅さは基本的にはYAMAHAの設計思想のせい?ユックリ=高級感かなと思える節が有ります。
ガイドローラー交換で駄目な時にはドライバーの交換や回路変更で対応に成りますが今回はガイドローラー交換でOKでした。

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半田クラックの状況です。CDX-10000は有る物と無い物とが有るので設置環境に因るのでしょうか。

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オペアンプをLTD仕様時に使う物に交換してオーバーホール・音質改善完了です。

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今回のままでも良いですが音質改善3まで実施すると音域空間広がりを体感出来ますので機会が有れば是非実施してください。


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 2020_03_27



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今回は山口のT氏からの依頼でWADIA6のSP仕様音質改善です。
現状はCDの認識再生が出来ないとの事です。
当方の受付が年に1・2回なのでかれこれ2年以上受付を待っていたそうです。

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症状からコントロール基板の不良が出ていると思って交換するも治らず、ピックアップ交換もやはり治らず。
よくよく見るとレーザーの高さ位置の不具合だったと言ったお粗末な修理と成ってしまいました。

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トレイのプーリギアの歯が変形しており動作時にコトコト音が出る為プーリーギアの交換です。
プーリギアは 軟らかい樹脂で出来ているので無理な力が加わるとすぐ変形するので注意が必要です。

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このリミットSWはトレイの開端の接点ですが開方向に曲がっています。
此処でも無理な力が加わった状態であったことが判ります。

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ほぼ完成状態ですが再生後暫くで再生が止まる不具合の発生です。

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動作を確認しているとどうもリフトの不具合が出ている様なのでリフトユニットを交換する事で対処しました。
上の写真は外したリフトユニットのCD受けです。下部のスカート部が刃物で削られていました。

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SP仕様の音質改善を施したので十分聴きごたえの有る音に成ったと思います。
T氏からは
「音が鳴った瞬間に凄いと思いました!
 低音はとても力強く音の粒子が細かく、今まで聴こえなかった音がいろいろと聴こえてきて、持っているCDを全て聴き直したい気分になりました。
WADIA6と初めて出会った時を思い出しました。
2年以上待った甲斐がありました。」
と頂きました。
変化を聴きとって頂けた様で此方も嬉しく思います。


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 2020_03_22



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 2020_03_20



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51台目のWADIA6改LTD-BlueやWADIA850LTD-Blue等をお持ちの東京のY氏からの依頼でマークレビンソンNo.390SLのBlue化です。
現状は動作不安定な状態が有るとの事でした。

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作業に取り掛かる前に元の音を確認と思い音出しを始めて十数分後に突然音が出なくなり、デジタル入出力基板辺りから煙が上がりました。
流石に目の前で煙が上がると驚きますね。

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オーバーホールを進めると焼損したICに関係する電解コンデンサの液漏れが見つかりました。どうも原因はこいつの様です。

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ピックアップは寿命が来ておりましたので新品交換で復活です。

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今回Blue化まで実施する予定なのですがD/Aアナログ基板のアナログ出力回路が面実装のパーツを使ったディスクリート回路なので使用している部品の型式が判らない状態です。

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アナログ出力のディスクリート回路の考察が出来ていないのと余りにもスペースが無い状態でのBlue化だったので出来る範囲での音質改善と成ってしまいました。

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ディスクリートの使用部品が判ればもう少し音を変えれたのではないかと思いが残る音質改善と成りましたが
それでもマークレビンソンの緩い感じの音からは脱却出来た物と思います。



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 2020_03_19



2020年3月15日掲載
CDを認識出来ないとの事で入院ですが、不具合の兆候が全く出ずそのまま返却も勿体ないので現在の最新版のBlue化を実施して返却と成りました。
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ピックアップはまだまだ良好な状態です。

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最新版のBlue化実施途中の状態です。
このWADIA850のBlue化は一番最初位だったのでまだ十分でない所が有りましたがこれで最新のWADIA850LTD-Blueと成りました。
WADIA850の後期型は前期型と比べて若干実在感が劣ると思っていましたが、現在のLTD-Blueまで持ってゆくと前期により良く感じる所が出てきますね。

2017年3月16日掲載
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代理からの勧めで2013年の暮れにオーバーホールした東京のO氏のWADIA850のBlue化です。
3年足らずの使用ですがピックアップの性能がかなり落ちていましたのでピックアップの交換となりましたが、これが後に大変な事を起こしてしまいます。

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このWADIA850は後期型なので前期型とはピックアップやコントロール基板が違っています。
コントロール基板のパーツは面実装の物が使われており電源強化の為のコンデンサ交換は手間が掛かる作業となります。

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WADIA850LTD-Blue内部の初公開です。
ピックアップは当方の所有プレーヤーのメンテナンス用として海外から取り寄せていた物ですが当然アフターパーツで多分中国製と思われます。
LTD-Blue化がほぼ完成と言ったところでトラッキングが出来ない不具合が発生してしまいました。写真の様にアイパターンには問題が無いのですが・・・

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又もドライブユニットの不調かと思いドライブユニットを入手して交換するもトラキングの不具合が治らず、コントロール基板の交換・再度ピックアップ交換等するも全く駄目でお先真っ暗な状態です。

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試しに手持ちの中古のピックアップを使ってみると今までの不具合はどこへやらと全く不安の無い再生が出来る様になりました。
この写真のピックアップはアフターパーツではなくSONYの純正品です。
不具合を起こしたピックアップはトラッキング性能(フォーカス・トラバース)が純正の物に比べ低くCDのピットを捉えることが出来ない状態に成っていたものと考えられます。
アフターパーツのピックアップ購入は一か八かだと言う事を久々に再認識した作業でした。
後から思うとアイパターンの電圧幅は有るがCDの認識に難の有ったCDM-1のレーザーダイオード交換の物と同様な不具合ですね。

音はLTDと比べても空間表現がアップしており音出しエージングでも楽しく聴かせて貰える状態で良いですね。


2014年1月9日掲載
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今回は東京のO氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールです。
発売後既に15年近くになるので点検整備をしておきたく代理店に依頼したが頼りない返事との事で此方でのオーバーホールとなりました。
WADIA850は代理店での修理が効く製品ですが様々のリスクに付いて了解して頂いた上での修理受付です。
表示がクッキリとしているのは表示器を交換した後に写真を撮っている為です。

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まずはピックアップの確認の為に天板を取るとなんと
1台目のWADIA850とは違ったVRDS機構が載っておりました。
途中でTEACのVRDS機構の生産が切り替わったのでしょうかね。
測定をするとアイパターンの電圧幅が狭く寿命に近い状態である事が判りました。
1台目のWADIA850と同じピックアップはある程度在庫を置いているので気にしていませんでしたが、VRDS機構の変更に伴いピックアップの型式も変わっており、この後急いでピックアップの手配を行う事になりました。
このあとCDを認識するが再生出来ない不具合が出始めピックアップの問題ではない不具合の発生です。
此方が表示器交換前の写真なのでかなり暗く感じます。

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SONYのピックアップはRF回路を含め安定性は有りますがレンズを支えているサスペンションがネックですね。
他社の様に金属ワイヤーのサスペンションであればもっと寿命も長く取れたと思えるだけに残念です。

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ピックアップを交換してもCDの再生が出来ない不具合は解消せず、VRDS機構そのものを交換となりました。
KRELLのKPS-28Cの時にも同じVRDS機構の不具合がありましたのでこのVRDS機構(RF・サーボ基板を含む)に何か特有の弱点を持っている様です。

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表示器もかなり暗くなっていましたので中古良品に交換です。
交換した物を比べると暗くなった表示器の内部が少し曇っている様に見えます。

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RF・サーボ基板は表面実装基板と成っているので電解コンデンサの交換は意外に手間取ってしまいます。

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D/A・アナログ基板の出力用のオペアンプにも表面実装のオペアンプが使用されておりオペアンプの選択が制限される状態なのでDIPタイプのオペアンプが使用出来る様に基板を追加です。
オーバーホール・音質改善とこれで作業も終わりほぼ完成の状態です。
フルサイズの筐体なので重さはありますが、内部には結構余裕があるので作業性は良いです。

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オペアンプの性能が上がると基本的に持っている能力を発揮出来るので良いですね。
籠り気味の音もクリアになり気持ちの良い響きのある音を出してくれる様になりました。


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 2020_03_15


STUDER A727 4台目

Category: A727  

2020年3月14日掲載
表示が暗くなってきたので入院です。
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6年前にはハッキリしていた表示が見えにくくなっていたので汎用のバックライトに交換です。
元から付いていた状態の良いバックライトでしたが寿命はあまり無かった様です。

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ピックアップは状態も良く劣化は有りませんでした。

2013年11月12日掲載
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今回は東京のY氏用に愛媛のO氏よりの依頼でスチューダA727の修理・オーバーホールです。
これは2台の修理依頼の内の1台目です。
来た時は電源用ヒューズが外され表示器も不具合で表示出来ない状態でした。
表示器はフロントパネル毎でもう1台のA727と交換しました。
現状確認にヒューズを付けてトレイの開閉を何度かしているうちに取り付けたヒューズが飛んでしまいました。

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トレイ開閉だけでヒューズが飛ぶ事はあり得ないのでトレイの動作タイミングを測定してみました。
上からトレイ開信号・トレイモーター電圧・トレイ開端信号・トレイ閉端信号です。
波形を見る限りモーターが勝手に回っていたり、負荷が掛かっている訳では無い様です。
元のヒューズが1.25Aのスーブローの所に1.0Aのヒューズを入れた為に容量不足だったようです。

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こちらはヒューズ切れの確認をしている時に見つけたコネクタ部分の発錆です。
左から4番目に緑色の液体が見えると思います。

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今回のA727は殆んど使用していたと思われる痕跡が無い位綺麗でRCAやXLRのコネクタもピカピカです。
本体の有色メッキにも発錆びもなくデットストックと言っても通じる位の程度の良いプレーヤーです。
こんなにきれいな個体は今後見られる事は無いと思われます。

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ピックアップの状態も波形やレーザー電流からも新品状態である事が判ります。

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この後CDの再生不良が発生したのでピックアップももう1台のA727より載せ替えです。
どちらのピックアップも錆びや汚れも無くとても綺麗です。

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音出しするとバランス出力の右側より音が出ないので調べるとコンデンサの不良によるものでした。
使用しなくても壊れるものなのですね。

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オーバーホールの依頼も有りましたが殆んど使用された形跡が見えないのと音出し確認では音にまだ硬さが残る感じの音が出てきます。
これは電解コンデンサを交換した時に感じるのと同じ傾向なので今回は不具合の修理だけにさせて頂きました。
過去に修理に来たA727とは違い音が立っておりなかなか良い感じの音がします。
たぶんこれが新品時の音だと思われます。


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 2020_03_14


REVOX B226-S 9台目

Category: B226  

2020年3月9日掲載
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CD後半の再生不良と表示器不良で入院です。
表示器は表示器本体自体に不良が出ている様で交換にて良好と成りました。
CDの再生に付いてはピックアップの焦点調整で対応しましたが、此れで駄目なら交換するしかないかも知れませんね。

2018年11月8日掲載
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今回は東京のIK氏からの依頼でレボックスのB226シグネーチャーのオーバーホールです。
IK氏はもう1台B226を持っておりもう一台はこのB226Sに引き続きオーバーホールの予定です。

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フィリプス系統(ヨーロッパの製品)特有のコネクタの錆です。コネクタの材質とメッキとの相性が悪いのでしょうか?錆の発生原因が良く分かりませんね。

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此方にも同様な錆が発生しています。

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トレイのローラー部のゴムベルトが千切れていたので汎用ベルトで代用です。

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トレイベルトも歯が脱落して寿命状態です。
日本製のベルトは既に販売終了なので今後のメンテナンス用には海外製品を手配しなければいけないですね。

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此れと言った不具合もなく此方のB226のオーバーホールはほぼ完成です。

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このB226Sはシグネーチャーと命名されていますが通常のB226と中身の基板・ピックアップは同じでフロントパネル部が黒っぽく成っているだけです。
当然音は通常のB226のオーバーホール機と同じですね。



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