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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は名古屋のY氏からの依頼でWADIA6の改LTD-Blue化です。
現状は特に問題はないとの事です。
Y氏は前回の受付でスチューダA727を送られて来たのですが残念な事にRF回路に関係する不具合にて修理不可となってしまい、今回WADIA6に変えて受付に応募頂いたものです。

到着時に驚いたのが全体に付いている油汚れ(タバコのヤニ?)です。発送前に掃除をしたそうなのですが、アルコールを付けたウエスで拭くと真っ茶色になります。

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外だけかと思いきや中にも汚れが回っていました。
Y氏はオークションで購入したとの事ですが、かなりひどい環境で使われていたみたいですね。

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今回の作業で手こずったのがD/Aアナログ基板の部品交換です。どこもかしこも半田吸い取りポンプを当てるだけでスルーホールのランドが取れてしまいます。
ランドが取れるとスルーホール内の半田を吸い取ることが非常に困難になってしまいます。
もともとWADIAのD/Aアナログ基板のパターンは使用している箔が薄いので慎重に作業をしても何個かはランドが取れてしまいます。
この度は軒並み取れてしまうと言う位の状態で作業時間も数倍掛かってしまいました。

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とどめはHマーク付きのピックアップです。
レーザー電流調整をすれば何とか使えそうな数値でしたが、
流石に改LTD-Blueには使えないので良品のピックアップに交換です。

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後ろのシールの色が黄ばんでいますがこれでも清掃した後の写真です。
このWADIA6の作業をして思うのは「兎に角外観的に状態の良いものを選んで購入して下さい」ですね。

Y氏はスピーカーもアルテック620を購入して準備万端にして待ってくれているとの事なので、この改LTD-Blueで十分満足していただけるものと思います。



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 2019_09_28



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今回は埼玉のM氏からの依頼でLHH1000のオーバーホールです。
現状は再生音が歪むとの事です。

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ひずみの原因はピックアップの劣化です。
M氏に報告すると修理もしくは廃棄を判断する時間の猶予をくださいとの事でこの後ひと月作業は中断です。

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左が今回海外から購入したピックアップです。
レーザー電流から見るとリビルト品の様ですね。

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ピックアップ以外はこれと言った問題もなくオーバーホールは完了です。
この後リビルトのピックアップに少し問題が有るのを修正して動作はOKです。

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音出しはオデオンAgにて実施です。
ピックアップ不良との事でオーバーホールをするかしないかで悩まれましたがこのトランスポート自体は当時のフラグシップなので、同等の性能を有するトランスポートを探すとなるとなかなか無いと思われる事よりオーバーホールして良かったのではと思います。


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 2019_09_24



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今回は愛知のM氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールとBlue化です。
現状はドライブギア破損でトレイの開閉が出来ないそうです。

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確かにスレッドギアが破損していたのでジュラコン製のギアに交換です。
トレイの開閉は出来るようになりCDのチャッキングまでは出来るのですが、なぜかターンテーブルが回らない状態です。

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RF回路に問題が出ていると思われるので手持ちのICを交換しましたが、どうも違うICの不良の様です。
他のICは持っていないので今回は基板を交換する事で対処させて頂きました。

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トレイギアもこの際なのでジュラコン製に交換です。

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音質改善・Blue化と作業を進めほぼ完成の状態で、今回はここでピックアップの確認です。
もう少し持つかなと言った所だったのですが今後の事を考えて交換です。

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完成と言ったところでトレイの開閉音が大きいことに気が付きトレイ開閉機構のギア等を交換して一件落着です。
やはりD/Aコンバーター変更・Blue化まで実施すると音が生き生きとしてきますね。

M氏からは
「まだアルバム1枚程度しか聴けていませんが音が出た瞬間に、音の深さ?がと言いますか立体感が別次元で今回お願いして本当に良かったなと思いました。
驚いたのは全てのベクトルでよくなってる(例えば解像度など)にも関わらず、WADIAならではの濃厚な良さを残しつつさらに味わい深い音になっているのが感動ものでした!ここから更に熟成していく過程が楽しめると思うと新品を買った当時の感動をまた味わえるようで得した気持ちになりました。」
と喜びを伝えて頂きました。

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 2019_09_18



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今回は兵庫のH氏からの依頼でX-1sのオーバーホールと音質改善です。
現在CDRを聴くと音飛びが出るとの事です。

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音飛びはピックアップの劣化によるものでした。ただCDRは反射率がCDに比べ低いのでCDより早く音飛びが出る様になります。

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この電源コントロール基板とD/Aアナログ基板は一面の金メッキです。バブル期最終時期の設計なので贅沢な使い方ですね。
これならCDプレーヤーの役目を終えても十分都市鉱山になれる事間違いなしです。

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RFコントロール基板のOSコンデンサの足がもげていました。
過去のメンテナンス時の基板取り付け時の注意不足でしょうか。
しかし実装方向を気にしなければいけない様な筐体設計ではまずいですね。

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オーバーホール・音質改善とほぼ作業は完了です。
以前に使用したオペアンプが入手できなくなり今回定番のオペアンプを使用しましたがこれで問題発生です。
過去に何度も使用してきましたがこのX-1sの回路に合わず発振してしまっていました。
意外でしたが発振対策を施して完了です。

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元々がそこそこに音作りが出来ているプレーヤーですが音質改善の効果を感じて頂ければ良いですね。



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 2019_09_13



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今回は東京のT氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールと音質改善です。
現状はCDの読込み不良や音飛びが出ると言った状態の様です。

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このプレーヤーのピックアップも電圧がふらついて安定しません。
なにかピックアップ自体に原因が有るようなので交換を要します。

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このWADIA850は後期型なのでドライブ基板が新しいタイプに成っています。判るように部品が面実装なので交換が少し厄介ですね。

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WADIA850はCDプレーヤーだと思っていたのに何故かデジタル入力基板が有りました。D/Aコンバーター機能付きWADIA850・・・
悪くはないですが、WADIA860との住み分けが良くわからない状態ですね。

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大きな問題もなく無事オーバーホール・音質改善が完了です。

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音質改善はLTD仕様のものに準じますので音域の拡大や繊細さが増しているので楽しんで頂けると思います。
T氏からのインプレッションは
D/Aコンバーター側はSoulnote dc1.0と比較して「奥行きがぐっと広がった感じでとてもうれしい変化です。」
CDとしては「とにかく全く変わったように感じました。新品の高級機に変わったように、別物ですネ。」
と今回の変更を楽しんで頂けているようです。



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 2019_09_10



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今回は大阪のM氏からの依頼でVRDS-25のオーバーホールと音質改善です。
現状は再生がなかなか始まらなかったり、音飛びが出るそうです。

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アイパターン測定でレーザー電流を確認するのですが、その電流が0~60mAと大きく変化してしまいます。
多分ピックアップのレーザー光を受光する検出部の不良だとは思いますが、初めて見る症状です。

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電源基板上のヒューズソケットが妙な傾きを持っている様に見えたのでヒューズを外して確認をしようとしたら根元から折れてしまいました。
材質か悪いのかこれも不思議な症状です。

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その他は順調に作業が進みオーバーホール・音質改善も完了です。
この機種の難点はピックアップの交換でしょうか。補強のアルミフレームを外してしまわないとドライブユニットに到達できない構造に成っている事でしょうか。

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音質改善は音域レンジの拡大とノイズの低減に有効なオペアンプを選択していますので、リフレッシュされた音を楽しんで頂けると思います。



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 2019_09_09



 2019年9月6日掲載
音飛びの発生が多くなっているとの事で入院です。入院と共にLTD仕様までの実施も依頼いただきました。
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まずはピックアップの確認です。アイパターンからは新品の性能を維持していますので他に問題が有りそうです。
スピンドルが回る時にコトコト音が出ている事より、チャッキングの磁石が暴れている様なので対策の実施をする事で不具合は解決です。

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電源強化やドライブユニットの剛性アップやLTD仕様の音質改善を施しほぼ完成です。
音のグレードは今までの音質改善よりアップしていますので此れで新たな音を楽しんで頂けると思います。
MI氏よりは
「音が少し濃密になり、金属はより金属らしく、木の音は気の音らしく、質感と楽器を取り巻く鳴りが、よりリアルになったように思います。」
と頂きました。
今後予算が出来たらD/AコンバーターICの交換やBlue化等も実施したいとの事でした。

2017年1月27日掲載
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今回は兵庫のMI氏よりの依頼でWADIA21のオーバーホールです。
内部の歯車の故障でトレイの開閉が出来なくなったとの事で来ています。

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予想されていた通り定番のギア破損です。小さいギアはきれいさっぱり割れて無くなっていました。
トレイギアは過去に交換されていたのですがこの際なのでジュラコン製のギアに交換です。

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WADIA21では珍しくピックアップは十分使用出来る状態だったのでレンズの清掃のみでOKです。

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お決まりの表示窓の再接着をと思いましたが此方も過去にシリコンの接着剤で修理されていました。
今回のWADIAはギア・ピックアップ・表示窓と良くメンテナンスされておりオーナーの愛着がわかる個体ですね。

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良くメンテされており半田ましもそこかしこに実施していますが、それでも半田クラックは次の弱い所に発生してしまいます。

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アナログ出力回路のオペアンプやバッファーを過去に交換した痕跡が有ります。
交換しているバッファーはRCA出力用なので負荷が大きすぎた(ショートさせたか?)か経年劣化か原因は判りませんが、わりとバッファーの破損は多い感じですね。
オペアンプ>バッファーと続く回路ではバッファーが壊れるとオペアンプが釣られて壊れるみたいで以前にも何度か同様の不具合を経験しています。
今回外したオペアンプの中にはノイズが出ている物が有りこれでは本来の性能を発揮できていなかったと思われますので音質改善まで行ったのは正解ですね。

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ギアの修理・オーバーホール・音質改善と作業も進み天板を付けない状態で一晩の音出しエージングです。

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WADIA21辺りはもともと音域が広いので音質改善まででも十分聞かせてくれる音ですね。



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 2019_09_06




今回は茨木のM氏からの依頼でVimak DS-2000MkⅡのオーバーホールです。
受付を何回か逃がされたようですが、今回は無事受付に入ってこられて良かったと思います。
5年くらい前に東京のオーディオショップより購入し使ってきたそうですが現状は入力がロック出来ないとの事です。

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不具合修理ができないとオーバーホールに移れないので、デジタル入力に関わる基板の状況確認です。
思った通り電解コンデンサが液漏れを起こし基板のパターンにダメージを与えていました。この写真からも判るように過去に修理していますが処置が十分では無かった様です。

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この基板だけでもこれだけのパターンが腐食で断線(疑いのある物を含む)していました。
ビマックをお持ちの方はほんと早めの手当てをお願いしたい処です。

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同じ基板のコネクタの足ですが、ご覧の通り曲がって半田が剥がれています。
過去のメンテナンス時の扱いの悪さが伺える状態です。

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此方も清掃して半田あげをしましたが上から2本目はパターンが無くなっています。

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此処も清掃するとパターンが無くなりました。

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パターンの修正が無い所が無いくらい酷い状態だったのですがなんとかオーバーホール完成です。

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とにかくVimakは早めに手当てしないとただの箱になってしまう恐れが大なのでお持ちの方はメンテナンスを実施してください。


 2019_09_05



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今回は福岡のH氏からの依頼でCDX-10000のオーバーホールとBlue化流用の音質改善3の実施です。
昨年にYAMAHAでメンテナンスしている物を購入したとの事です。

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YAMAHAでメンテナンスしているだけの事はあり、ピックアップは元気そのものです。

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ガイドローラーも交換して欲しいとの事だったのですがあまりにも状態が良いのでそのまま使って頂くことにしました。

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かなりピンボケですがトレイのリミットSWを清掃の為に分解すると接点に曲がりが有るのを見つけました。
直そうとするとポッキリと折れてしまいました。同じリミットSWを使っている機種より取り外そうかとも思いましたが、念のためにネット上でリミットSWを探すと販売が有りました。
30年も前に販売している物がまだ有るんですね、驚きです。

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大きな不具合もなくぶじ音質改善3の完成です。

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音質改善3もこれで3台目になりました。金額は少し高くなりますが、納得できる音になったと思います。


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 2019_09_01




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