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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




2017年3月16日掲載
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代理からの勧めで2013年の暮れにオーバーホールした東京のO氏のWADIA850のBlue化です。
3年足らずの使用ですがピックアップの性能がかなり落ちていましたのでピックアップの交換となりましたが、これが後に大変な事を起こしてしまいます。

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このWADIA850は後期型なので前期型とはピックアップやコントロール基板が違っています。
コントロール基板のパーツは面実装の物が使われており電源強化の為のコンデンサ交換は手間が掛かる作業となります。

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WADIA850LTD-Blue内部の初公開です。
ピックアップは当方の所有プレーヤーのメンテナンス用として海外から取り寄せていた物ですが当然アフターパーツで多分中国製と思われます。
LTD-Blue化がほぼ完成と言ったところでトラッキングが出来ない不具合が発生してしまいました。写真の様にアイパターンには問題が無いのですが・・・

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又もドライブユニットの不調かと思いドライブユニットを入手して交換するもトラキングの不具合が治らず、コントロール基板の交換・再度ピックアップ交換等するも全く駄目でお先真っ暗な状態です。

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試しに手持ちの中古のピックアップを使ってみると今までの不具合はどこへやらと全く不安の無い再生が出来る様になりました。
この写真のピックアップはアフターパーツではなくSONYの純正品です。
不具合を起こしたピックアップはトラッキング性能(フォーカス・トラバース)が純正の物に比べ低くCDのピットを捉えることが出来ない状態に成っていたものと考えられます。
アフターパーツのピックアップ購入は一か八かだと言う事を久々に再認識した作業でした。
後から思うとアイパターンの電圧幅は有るがCDの認識に難の有ったCDM-1のレーザーダイオード交換の物と同様な不具合ですね。

音はLTDと比べても空間表現がアップしており音出しエージングでも楽しく聴かせて貰える状態で良いですね。


2014年1月9日掲載
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今回は東京のO氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールです。
発売後既に15年近くになるので点検整備をしておきたく代理店に依頼したが頼りない返事との事で此方でのオーバーホールとなりました。
WADIA850は代理店での修理が効く製品ですが様々のリスクに付いて了解して頂いた上での修理受付です。
表示がクッキリとしているのは表示器を交換した後に写真を撮っている為です。

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まずはピックアップの確認の為に天板を取るとなんと
1台目のWADIA850とは違ったVRDS機構が載っておりました。
途中でTEACのVRDS機構の生産が切り替わったのでしょうかね。
測定をするとアイパターンの電圧幅が狭く寿命に近い状態である事が判りました。
1台目のWADIA850と同じピックアップはある程度在庫を置いているので気にしていませんでしたが、VRDS機構の変更に伴いピックアップの型式も変わっており、この後急いでピックアップの手配を行う事になりました。
このあとCDを認識するが再生出来ない不具合が出始めピックアップの問題ではない不具合の発生です。
此方が表示器交換前の写真なのでかなり暗く感じます。

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SONYのピックアップはRF回路を含め安定性は有りますがレンズを支えているサスペンションがネックですね。
他社の様に金属ワイヤーのサスペンションであればもっと寿命も長く取れたと思えるだけに残念です。

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ピックアップを交換してもCDの再生が出来ない不具合は解消せず、VRDS機構そのものを交換となりました。
KRELLのKPS-28Cの時にも同じVRDS機構の不具合がありましたのでこのVRDS機構(RF・サーボ基板を含む)に何か特有の弱点を持っている様です。

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表示器もかなり暗くなっていましたので中古良品に交換です。
交換した物を比べると暗くなった表示器の内部が少し曇っている様に見えます。

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RF・サーボ基板は表面実装基板と成っているので電解コンデンサの交換は意外に手間取ってしまいます。

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D/A・アナログ基板の出力用のオペアンプにも表面実装のオペアンプが使用されておりオペアンプの選択が制限される状態なのでDIPタイプのオペアンプが使用出来る様に基板を追加です。
オーバーホール・音質改善とこれで作業も終わりほぼ完成の状態です。
フルサイズの筐体なので重さはありますが、内部には結構余裕があるので作業性は良いです。

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オペアンプの性能が上がると基本的に持っている能力を発揮出来るので良いですね。
籠り気味の音もクリアになり気持ちの良い響きのある音を出してくれる様になりました。


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 2017_03_16


FUSION CD64

Category: FUSION CD64  

2017年3月13日掲載
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音飛びが出るとの事で再入院のCD64の内部です。
天板にスリットが有るので内部には容易に埃が侵入してしまいます。今回の不具合はこの埃が原因で音飛びや誤動作が出ていました。
ピックアップは約4年半の使用ではほぼ劣化もみられず、一安心です。
埃が原因だから自分でも出来ると思った方はご注意ねがいますね。
安易にレンズクリーニングを実施するとピックアップのサスペンションにダメージを与えかえって読み取りを悪くする場合があります。

2012年9月22日掲載

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今回は千葉のF氏よりの依頼でFUSION CD64の修理です。
メーカーはZIAよりTUBE TECHNOLOGYに変わっていますがネット上にあるカタログより内容は同じ製品に見えます。
英国のオークションで購入されたそうで電圧がAC230Vとなっています。
現状はCDの再生が止まったりスキップしたりするそうで此方にきました。

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天板を取ると内部はZIA NEW FUSIONとほぼ一緒の作りの様です。
D/A・アナログ回路と電源回路が独立してそれぞれの基板になっていますが部品の配置等は同じです。
FUSIONは分解時にいつも感じるのがネジ締めが甘く、ほぼ締まっていません。
英国はISOを積極的に推し進めた国なのですがどうしたのでしょうね。
今回左下のトランスに穴が見えますが実際にはネジがある場所です。
このネジはプレーヤーの中で遊んでいました。ショートしなくて幸いだったと思います。

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まずアイパターンを確認すると電圧幅が0.84Vとピックアップとしてはほぼ寿命がきているので交換をする事としました。

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今回も海外からピックアップを取り寄せましたが最初に届いた物は新品と称して中古品が送られてきました。
交換を求める連絡をしましたが一切対応なしだったので又してもPaypalに連絡して代金の返却をしてもらいました。
すぐに別の所へ手配をした所珍しくFedexでの配達だった様で手配から届くまでに4日間という短時間で入手できました。
ピックアップの状態も良く一安心です。次もここにお願いしようと思います。
アイパターンの電圧から音飛びが出ることは仕方がない事だと思いますがスキップするのは考えられないので色々と調べると電源パターンに断線が見つかりました。
基板のパターンの断線は初めて見ましたが、このFUSIONから考えられる原因は温度変化によるものではないかと思われます。

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D/A・アナログ基板の裏側ですがかなりひどく焼け焦げています。
この上には電源用のICのヒートシンクがありどうも放熱が追いついていないようです。

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続いてオーバーホールや音質改善や電源電圧の変更(AC100V)を行って。ほぼ作業も完了です。簡単そうに見えますがFUSIONの基板は両面基板の上に部品実装の足の穴が小さく部品を外すのにかなり手間がいります。
電解コンデンサを外して付けるだけでまる1日の作業です。

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後ろ姿はZIA FUSIONと全く同じです。チューブテクノロジーのマークTTが書き足されたのが唯一の違いです。
音の余韻の出方と空間表現が豊でなんとも言えぬ好みの音ですね。


 2017_03_13



リピータ機器(当方でOHした機器)についての不具合・追加改善は、常時、対応しています。
(ただし、本業・他の兼ね合いが有りますので、
メールにて問い合わせをしてください)

その、リピーター機器の不具合対応で
よくある事例が・・・
山手サービスに到着すると一切不具合が出ないということです。

この多くの原因は
50Hz地域と60Hz地域(当方・60Hz地域)の違いです。
不具合が起こるのはほぼ50ヘルツ地域の方のプレーヤーで音飛びや誤動作と成って症状が発生します。60Hzでも工場・繁華な街などが商用電源をよく使う地域では同様の不具合が発生します。

マルチテスター等測定機器が無い場合の電源状況の確認方法としてCDプレーヤーの誤動作を起こすような状況なら、白熱灯であれば暗くなったりチラ付きが出ます。蛍光灯でもチラつきが出ると思います。LED照明では判断は付かないと思います。
マルチテスターをお持ちであればでは商用電源電圧を測定しAC98V以上あれば問題の無い範囲と思われます。

この電源事情の悪さへの対応として昇圧トランスの使用をお勧めします。
昇圧タイプのアイソレーショントランスの設置をすればかなりの確率で不具合に対応できると思います。
トランスの容量(VA)は必要とするW数の2倍+αの物で100V:110Vが良いと思います。

電源事情による不具合が度重なってきたため昇圧トランスの設置をお勧めしたく記事を掲げました。



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 2017_03_13



2017年3月4日掲載
WADIA6改Spirit-Blueの掲載に触発されWADIA6改LTDのBlue化です。
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まずは正面からブルーLEDがクールな感じですね。
今回のBlue化にはI氏の協力のもとにパーツ探し・値段交渉と骨を折って頂いたお礼を込めての飛び込みの作業です。

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D/Aアナログ基板だけでも素のWADIA6の後期型から約160個の部品を変更している状態です。

音の評価として当のI氏からのファーストインプレは
「情報量が半端でなく(若干エージング不足な角はあるものの悪くない響きです・・余韻が奇麗です)
これは家のLTD化のモデルを全てブルー化しないとまずいという感じですね。」
セカンドインプレでは
「今日は低域に注目・・・・ファーストインプレでは高域に目が行きましたが今日は低域に目が・・・
他のLTDたちと数回聴き直してみると・・・・差が・・・

低域が全然他の追従を許さないほどきちんと地を這う低域が浮かび上がります。スーパーツイーターが低域を支配するような感覚・・・」

かなり今回の変更の音を気に入って頂けたようで、当方も今後に張り合いが有ると言うものです。
申し訳ないのは、受付予定の掲載をした後に本業の制御盤の制作依頼・立て続けの現場作業とオーディオの作業が出来るのは3月末位からに成りそうです。


*I氏 ラインナップ*
WADIA6改LTD 初号機

WADIA850 6台目 LTD 

WADIA WADIA860 LTD

WADIA6改LTD-Blue 2台目



2013年9月28日掲載
LTD1号機を依頼された東京のI氏がLTDにぞっこんほれこみ、
2台目製作と相成りました。
ところが、最近になって、不調との事で、<2014年末>調査すると、OSコンのてんこ盛りプラスαが悪さをしていると判明し
1号機・2号機共に
OSコンピンポイントを残す、山手プロトと同じ仕様に変更しました。
元々の1号機WADIA6改LTDと全く同じという事もあり、長らく掲載に戸惑っているうちにプロト機と同仕様への変更と成ってしまいました。
折角、画像を上げていますので、代理の一存で画像だけのWADIA6改LTD 2台目を掲載します。

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 2017_03_04



 RIMG0441.jpg
今回も神戸のMA氏からの依頼でWADIA6のオーバーホールと音質改善です。
当初は既にメンテナンスしたWADIA6SpiritWADIA21LTDのスペア機として使用との事でオーバーホールの依頼でしたがSpiritやLTDを聴いた後では音的に釣り合いが取れなくなるので音質改善をお勧めし、今までの音質改善にLTD等で使っている方法を少し加える事にしました。

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WADIA6の初期の頃に使用されているコントロール基板のネックは半田クラックと電源部のブリッジダイオードの腐食です。
今回は錆の発生は有ったもののまだ足が存在していたので錆び落としと半田メッキで対応です。

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リフトやトレイベルトに2周り位小さく細い物が使われており来た時にはリフト動作が出来ない状態でした。
リフトが動かないと通常の手順では分解が出来ず、困った構造のプレーヤーです。

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オーバーホール・音質改善の作業もほぼ完了し後は音出しエージングです。
VRDSのブリッジ部にある矢印は過去のメンテナンスの跡だと思われます。出来れば消したかったのですが矢印が素材に染み込んでおり取ることが出来ませんでした。

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音出しエージング2日目に音飛びの発生です。
アイパターン測定時にスレッドのガイド部への清掃・グリスアップは実施していたのですが、これだけの汚れ(錆?)がでました。
アメリカより購入との事ですがピックアップの状態からはあまり使用されていなかった様にみえるのでスレッドガイドに錆が出ていたものと思われます。

RIMG0447.jpg
アメリカからの個人購入となるのでアクシスのシールの無い後ろ姿です。
音はSpiritやLTDと聞き比べるといまいちとなるでしょうがそこそこに良い音になっていると思います。


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 2017_03_03




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D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
下記メールをコピーペーストして送信ください。
meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
  山手サービス 高橋

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