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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村



WADIA WADIA8

Category: WADIA8  

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今回は沖縄のA氏からの依頼でWADIA8の修理・オーバーホールです。
A氏みずからトレーやリフトベルトを交換し使用していた物ですがリフトベルトが切れ修理不能状態となり此方での修理となりました。
外観はWADIA6とほぼ同じですが、ちゃんとWADIA8の印刷があります。

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問題のリフト部分を外してベルトの交換です。
自力でリフトベルトを交換されたそうですがなかなか器用だと思います。

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付いているピックアップは使用不可の状態だったのでA氏が段取りしていたピックアップと交換です。
中古ですが状態の良いピックアップです。運が良いと思います。

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デジタル出力に光TOSリンクが追加されています。
使用出来る選択を広げている様に見えますがこのクラスのオーディオ機器では光TOSは殆んど使用されていないとおもうのですが、どうしたのでしょうか。

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リモコンもWADIA6・21とほぼ同じですがボリュームのボタンが有りません。
WADIA8がトランスポートである証ですね。

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電解コンデンサや半田増しも完了し後は音出しです。
後ろ姿もまんまWADIA6ですが見慣れたRCAやXLRのコネクタが無く何か物足りなさを感じてしまいます。


 2014_01_28



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今回は奈良の今市さまからの依頼でPHILIPS LHH500です。
購入依頼25年愛用したプレーヤーで最近になってCDを認識しなくなる不具合が発生したそうで今回此方にきました。
今後も使い続けるのでオーバーホールと音質改善の実施です。

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このプレーヤーは天板に大きくメッシュ穴があり内部には埃が容易に入り込む様で3台目と同様に埃だらけになっています。
湿度が高くない場所での使用だったようで発錆が無いのは幸いですね。

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動作確認するとCD押さえ側のベルトの伸びで最後まで動作出来ず、CD認識不良が発生していました。
何時もの様にベルトを汎用品に交換です。

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今回のLHH500も3台目のLHH500同様にアイパターンからはすこぶる状態の良いピックアップである事が判ります。
PHILIPSの技術屋の意地が見えるようです。

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CDM4には形状が同じですがプラスチックフレーム・ブラシモーターのタイプが有りますがLHH500のCDM4はアルミダイキャスト・ブラシレスなので耐久性や性能は良さそうです。

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操作SWに接触不良がありましたので今回SWを全数交換です。付け替えたSWの形状が違うので取付を少し変えています。

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スイングアーム式ピックアップを使用したプレーヤーの修理もかなり行いましたが純正と思われるCDM固定用ボルトが付いてきたのはこれで2回目です。これは貴重品ですね。

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此方もLHH500の3台目と同様に音質改善を実施しましたので出てくる音は良いですね。
普及品クラスのSACD等では出せないメリハリや力強さを感じます。
音出しエージング1日辺りでCDの入れ替え時にCD認識ができず、不具合原因はCD押さえ不良だけの問題ではなかった様です。
再度調査を行うとスイングアーム制御に問題が発生している事がわかり制御系のIC交換で今度こそ修理完了です。



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 2014_01_25



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今回は長崎のS氏の依頼でSONYのCDP-R3のオーバーホールです。
不具合はトレイがベタベタでここ数年使用していなかったそうです。
外観は非常に綺麗で丁寧に使用されていた物と思われます。

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問題のトレイは確かに塗装がベトベトで触ると手に塗装が付く状態です。
これでは使用する気になれませんよね困ったものです。

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ピックアップは電流調整でまだ使用出来る状態です、当然まだ調整代も残っています。

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CDP-R3は物作りの観点から見ると良く作りこんでいる機器だと思います。
筐体はガッチリと作られ各基板はお互いのの干渉を防ぐように鉄板で仕切られています。
アルミだったら尚良かったと思いますが、この作り込みにアルミ材の多用ではコスト的には厳しく成ってしまいますね。
CDドライブユニットもガッチリしたフレームに縫い付けられていますので良いですね。

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表示・操作部分も丁寧につくられています。

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使用部品も音に良いと言われた抵抗やコンデンサを惜しげもなく使われています。
ならば音も良いだろうと思ってしまいますが、残念な事には音が部品に比べ今一歩です。
この位のクラスであればもっと良い音が出てほしい物と思っていたのと、
S氏のオーバーホール依頼の文面からも何とかしなければと思い立ち、今回は事後承諾になりましたが音質改善を実施しました。

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今回の音質改善をチャレンジして思うのは、使用している部品が良い物の場合は交換するオペアンプ等もそれに見合う物でないと効果が出ない事が良く判りました。
これでCDP-R3も満足して頂けると思う音が出る様に成りましたので、今後は音質改善の提案もさせて頂こうと思います。

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今回のCDP-R3は元箱で届きました。
これ1つをを見てもこのCDP-R3が大事にされて入る事が良くわかります。


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 2014_01_20



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今回は奈良の新井氏の依頼でフィリップスのLHH500の修理・オーバーホールです。
仔細はブログ
あけましておめでとうございますのコメントに記載があるので割愛しますが、私も処分しなくてよかったと思える機種だと思います。
不具合はトレイの開閉が出来なくなっている様です。

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早速トレイ部分の確認です。
筐体・ネジ1本に至るまで全て銅メッキがされておりかなり丁寧に作られていますし、見た目にも綺麗ですね。

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問題のトレイ開閉不良はベルト切れです.
加水分解が始まった所ですが、この溶けたベルトがプーリー部分からなかなか取れないのには困った物です。

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トレイ開閉の修理が出来たのでピックアップの状態確認です。
発売から25年経過していますがピックアップは全然問題の無い状態です、PHILIPSはほんと良い仕事していますね。

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フィリップス系の基板は仕様している半田の質が良くないのか半田時の温度を上げ過ぎなのかどの基板も半田がくすんでいます。見た目は半田カスの色と同じに見えます。
この写真は一番ひどい半田クラックでほぼ導通が無くなる一歩手前と言った所です。

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LHH500はLHH500Rと比べてバランス回路があり価格差から言えばお買い得感が有りますね。
トランスを使ったバランス回路は独特の艶がありアンプに繋ぐなら此方を繋いで聴いて頂きたいものです。

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今回は修理・オーバーホールの他に音質改善も実施しました。
音質改善はXLR・RCA共に実施したので1回路入りのオペアンプを合計8個交換しました。
音は良いですね、今までは価格を気にしてオペアンプのグレードを一部低い物に交換していましたが、せっかく音質改善するならここまで行った方が良いと思える音となりました。


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 2014_01_16



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今回は栃木のY氏よりの依頼でWADIA9の修理です。
このWADIA9はY氏がアメリカ駐在時の2001年にWADIA7と共に入手しそのまま国内に持ち帰ったそうです。
不具合はまず表示が見えなくなり手探りのリモコン操作で使用していたところ操作も出来なくなってしまったとの事です。
この写真では表示は修理後なので問題のない状態です。

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今回の修理受付でちょうどWADIA9(
2台目)がもう1台有りましたので表示しない不具合の調査に色々と比較検討させて頂きました。
価格だけで言えばこの2台だけで500万円を超える物が目の前にある状況です、低所得者にとっては信じがたい事です。
不具合原因が表示をコントロールしているマイコンで無い事を願いながら調べて行くと、幸運にも原因は表示器の不具合である事が判りこの時点では修理出来る可能性が見えモチベーションも上がりました。
この後海外・国内のサプライヤー10社位に表示器の在庫を問い合わせるも全て在庫なしの回答となってしまい、この時点ではほぼ修理不可能と半分諦め状態となってしまい一気にモチベーション低下です。

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ただここで諦めたらこのWADIA9はただのアルミ隗と成ってしまうので思いを新たに今度は表示器自体の不具合調査を行う事にしました。
運よく部品の不具合が見つかり代用部品での修理可能と判り一安心です。
同時期に動作しているWADIA9が有った事で修理できた一件なので
WADIA9 2台目には感謝です。

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アナログ電源側のオーバーホールでは全てを音響用のコンデンサに交換です。
使用しているのが3端子レギュレーター・・・本体の価格から見ればもう少し奢った電源回路を使用して貰いたいところですね。
この様な所をみるとWADIAはソフト屋ですね、デジマスター等のソフト作成は得手の様ですがハードは苦手の様に見えます。

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2台目と同様にSTリンク入力をRCAデジタル入力に変更です。
今回は忘れずにちゃんと16Pのソケットを使用しました。

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D/A・アナログ基板も音質改善の実施です。

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筐体に基板を組み付けると修正が出来ないのでバラックの状態で音出し確認です。
RCAデジタル入力も問題なく認識してくれています。

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動作確認も終わり基板を筐体へ組み込みます。
WADIA9 2台目と同じ仕様と成り、これでほぼ完成状態です。

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この位のレベルになると申し分のない音が出てきますので
つい聴き入ってしまいますね。


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 2014_01_11



昨年末はなかなか手強い機器が続き何度もスキルの低さに歯がゆい思いをしました。

A727・CD1Δ・WADIA9・B225とどれもスムーズとは言い難い作業が続き、特にWADIA9は不具合確認エージングと延べ5日間も音を確認したにも関わらず不具合が見つけられず、悪戦苦闘となりましたがM氏の諦めない気持ちに引っ張られ何とか昨年内で修理完了となりました。

M氏には大きな出費と成ったと思いますが、まさに憧れのAudioと言うブログの名前そのものと言える修理でした。

年頭にあたり、本年も時間が許す限り出来る限りは精一杯の対応をして行きたいと思っていますので宜しくお願いします。

     山手サービス  高橋


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 2014_01_01




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OH前提の上での不具合対応と成ります。
D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
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