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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は東京のS氏からの依頼でWADIA6の修理・オーバーホールです。
不具合は音飛び・CDを認識しない等で放置状態になっており、今回の修理前にはトレイの開閉も出来ない状態に成っていたそうです。
今回の受付分20台の内の半分はWADIA関係です。
この事からも日本のオーディオにおけるWADIA人気の高さが判りますね。

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早速現状確認をと思いましたがやはりトレイが開かず、中を見るとトレイベルトが伸びて下のギアに噛み込んでいました。

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リフトベルトも同様でやはり伸びていましたので汎用ベルトに交換と思いリフトのユニットを外そうとすると固定ネジ3本の内1本が馬鹿になっておりはずれなくなっていました。
どうも過去のメンテナンス時にネジを締めすぎたようですね。

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古い号機で注意する所は、コントロール基板の電源用ブロックコンデンサの下にあるブリッジダイオードの足の腐食です。
ひどい物は腐っており、もう一息でお陀仏状態と成っている状態です。
今回はまだ原型をとどめていたので磨いて半田あげです。

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同じく古い号機で難しい作業はD/A・アナログ基板の2段に重ねてある中に有る5個の電解コンデンサの交換です。
此処は集中力が切れるとまず作業になりません。

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ピックアップはほぼ寿命に成っていましたのでサクサク?っと中古良品と交換です。
最近WADIA6・WADIA21のピックアップの購入価格が上がってきていますので次の購入分から販売価格を少し上げないといけなくなりそうです。

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修理・オーバーホール・音質改善と作業も終わりあとはエージングです。
WADIA6の修理が続いたので家ではずっとWADIA6の音がバックグラウンドで鳴っており贅沢な環境です。


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 2013_11_27



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今回は東京のN氏からの依頼でWADIA6の修理とオーバーホールです。
今回は読み取り不良とのことで入院です。
10年前にも修理をされた事があるそうです。

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早速ピックアップの状態を確認するのにアイパターンを見ると波形が乱れてアイパターンが確立しません。
レーザー電流値から見るとまだ使用出来そうですがどうにもならないので交換です。

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いつもの如く表示窓の剥がれが有りましたので接着剤を除去のうえ再貼り付けです。

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ベルトもトレイ・リフト共に伸びていましたので汎用ベルトに交換です。

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電解コンデンサ交換や半田増しを実施後に音質改善を行い組み上げたところでピックアップを交換し作業も無事完了です。
作業完了と思いきやここでVRDS円盤に上下で0.5mmのブレが有る事を見つけました。
音飛びが出ている訳では有りませんがCDの読み取りに影響が出るのでスピンドルモーターを交換です。

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後期型のWADIA6なので音域も広くジャンルを問わずオールマイティに聴かせてくれるプレーヤーですね。


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 2013_11_25



修理受付再開にあたり、早速ご依頼のメールを頂きありがとうございます。

困ったことに、昨今のセキュリティ強化により
携帯やホットメールの類からのメールが届かなかったり
此方からの返信が(Undelivered Mail Returned to Sender)として通達されてきます。


また、のちのことですが

修理をお受けした場合、
故障個所の確認やメンテナンスの確認、修理状態など
メール本文に画像をのせて、確認して頂いています。
本文中で確認して頂くために、画像を載せて説明していますが

容量の少ない携帯メールやローカルプロバイダーメールでは

画像が記載されない事例が報告されています。

申し訳ありませんが まだ、返信が届いてない方などは
此方に届いてないか、返信がリターンしてしまって連絡が出来ていません。
(@outlook.com)や(ipad)などでもリターンされています。

Cメール(ホットメールなど)でなくパソコンメール(Eメール)にて、再度、ご連絡下さい。

また、大きなプロバイダーのメールは届いていますし、送れています。


ー追記ー
Live.jpは、MicrosoftのサービスのHotmailのアドレスとしても使えるWindows Live ID の「ドメイン」です。
別に、hotmail.co.jpも取得できます。(教えてgooより、転載)

昨今のセキュリティ強化により、ホットメールなどのフリーメールに返信が出来ない事例をお伝えしましたが、上記のようにLive.jpもホットメールと認識されてしまうようです。
スパムなどに多く利用されているため、セキュリティブロックあるいは、サーバー側のセキュリティが過剰に反応してしまうのだと思います。


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 2013_11_25



 前回、WADIA6の発送時に輸送事故を起こしています。
これは、空輸に耐えた元箱に入れて頂いたうえでの事故でした。
WADIA6の元箱も固定発泡スチロールで宙に浮かして固定した形であったため
負荷がかかって、クッション材の隅に亀裂がはいっていました。
元箱や元のクッション材であっても経年により劣化していますので、
取り換えや補充、補強をお願いいたします。

●以前は元箱があれば元箱で発送してくださいとお願いしていたのですが
今回留意する所が有りますのでいくつか列記します。

☆厚めの段ボール(二重になっているもの)を選択する。

☆二重箱(段ボールを重ねる)

☆バンドや紐をかける。

☆機器本体の下にクッション材を敷く。(平の状態にして機器をおいてください)


☆箱の中で機器が踊らないように、クッション材を隙間に詰める。

【新聞をまるめたり、市販のプチプチやスポンジなど手に入る範囲で対処下さい】

●何件か、事例がかさなりましたので報告です。

横置きの機器を縦に梱包される事例です。


この場合も二つあり、

①縦に入れて箱(機器)を水平にする。

②縦に入れて箱(機器)を垂直にする。



①の場合、修理後の再梱包の時に梱包材を詰めるときなどやむなく機器を縦に扱う場合があります。


*②は①の状況に加え輸送時の振動ふり幅が増えます。


機器は水平に置く様に考慮して設計されています。

上部から機器を水平にいれられる箱が機器を取り出す時も安全ですので
出来うる限り、ご配慮下さい。

●上記ににた内容ですが、何かの空き箱を利用されるときは、
この面を上にと注意書きをしていても、
上下縦横の柄で、判断される時が有ります。
箱自体の天地に合わせた梱包をお願いします。

●雨等の配慮して、ビニール<プチプチシート>等で箱を包む時がありますが、
この場合、更にビニールひもや梱包用バンドをおかけください。
ドライバーが持ち運ぶ時に、シートのみだとつかみにくく、すべりやすい様です。

●必要以上に大きな箱も持ち運びにくいため、衝突や落下の危険にさらされます。
ドア等に当たってしまった時に重い物ほど支えようがなくなって落下という事もあり得ます。

●二重箱が難しい時は別の段ボール箱を切って、差し込んで、箱の側面だけでも補強すると良いと思います。



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 2013_11_23



最近、よくあるのがメーカーで修理ができる機器の問い合わせです。

 メーカーによっては、保守年数をこえていても、対応してくれるところもあります。
アクシスさんなどはWADIAの代理店を撤収しましたが、後続にノアさんが修理等行っています。

 メーカー(代理店など)からサービスをうけられる機種を当方がさわってしまうと、メーカーからのサービスをうけられなくなることがあります。
CDPはメーカーでしか直せない部品(IC等)が多く使用されており、万が一その部品に不具合が出た時に、メーカーのサービスをうけられなくなり、機器は修理不可能のジャンク品になるおそれがあるということです。

ですので、まず、サービスを受けられる機種はメーカーにみてもらうのが一番ベストだと思います。

*上記のリスクをご理解、納得の上、修理依頼をお願いします。

* 当方が修理している機種は基本メーカーや代理店がサービス対象外としている物
 あるいはユーザー様が上記のリスクを了承のうえである事をご理解願います。


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 2013_11_19


STUDER A727 5台目

Category: A727  

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今回も引き続き愛媛のO氏より依頼のスチューダA727の修理です。
元々2台で送られてきており、1台は表示が不良で表示器関係の入手が出来ない事もあり良い所取りで1台を直すのがベストと考えA727の4台目の作業となりました。
ただO氏としては2台の内の1台を自分用にする予定だったとの事なので此方のA727も引き続き修理となりました。
先に修理したA727を良い所取りで修理をした為にこちらは電源ヒューズ切れ不具合・CDM-1の動作不良・表示不良・ノイズ発生と不具合のオンパレード状態です。
表示が少し違っていると気づかれた方はA727お宅と言えます。
この時点では表示のバックライトをLEDで自作した物なので全体に暗い感じになっています。
 まずは電源を入れると電源用のヒューズが飛ぶ事の調査からです。
こちらの原因は電源用のブロックコンデンサの不良だったのでコンデンサを交換する事で修理完了です。

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CDM-1も先のA727の修理時に音飛びが発生していましたので分解修理です。
30年使わずにいた為か可動部分に引っ掛かりができていました。

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ノイズの発生は調査して行くとデジタルフィルターに不具合があり交換が必要である事が判りました。
同じデジタルフィルターを使用しているプレーヤーを持ち合わせていましたので、デジタルフィルター用のICを取り外して移植です。

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表示不良はバックライト用のELパネルが発光しなくなっているのが原因でした。
純正のELパネルは入手が出来ないので代替え品の自作です。

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表示器の両サイドよりLEDを光らせて文字が判る様に改造です。
LED照明で完成した状態は記事トップのフロントからの写真です。
全体に表示が暗いですが、表示の変化は判りますので実用出来る範囲には成りました。

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返却間際になって汎用ELパネルの入手できる事が判り早速入手して取付です。
左側にELパネルの端子が有る為に少し左隅に発光出来ない部分が見えてしまいましたが、LED照明よりは此方の方がずっと良いですね。
表示バックライトの修理が出来てこれで完成と思った所で音飛びの再発です。
前回はCDの最後の方での音飛びでしたが今度はCDの最初の方での音飛びです。

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元々の不具合現象のスイングアームの引っ掛かりの原因をさらに追究してゆくとこれと思える不具合を発見です。
なんとスイングアーム部の高さを決めているアルミブロックの高さ違いです。
実測で約0.1mmの違いが有り、この厚みの違いがスイングアームとの接触を起こす原因と成っていたようです。
新品でもこんな事が有るのですね、業務用の機械なので厳しい検査をされているはずだと思われるだけに意外です。
この後薄いブロックの厚みに揃えて組み付けやっと修理完了です。

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発売から30年経っているにも係わらず中身は新品状態なので此方も往年のA727を楽しんで頂けると思います。


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 2013_11_18


STUDER A727 4台目

Category: A727  

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今回は東京のY氏用に愛媛のO氏よりの依頼でスチューダA727の修理・オーバーホールです。
これは2台の修理依頼の内の1台目です。
来た時は電源用ヒューズが外され表示器も不具合で表示出来ない状態でした。
表示器はフロントパネル毎でもう1台のA727と交換しました。
現状確認にヒューズを付けてトレイの開閉を何度かしているうちに取り付けたヒューズが飛んでしまいました。

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トレイ開閉だけでヒューズが飛ぶ事はあり得ないのでトレイの動作タイミングを測定してみました。
上からトレイ開信号・トレイモーター電圧・トレイ開端信号・トレイ閉端信号です。
波形を見る限りモーターが勝手に回っていたり、負荷が掛かっている訳では無い様です。
元のヒューズが1.25Aのスーブローの所に1.0Aのヒューズを入れた為に容量不足だったようです。

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こちらはヒューズ切れの確認をしている時に見つけたコネクタ部分の発錆です。
左から4番目に緑色の液体が見えると思います。

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今回のA727は殆んど使用していたと思われる痕跡が無い位綺麗でRCAやXLRのコネクタもピカピカです。
本体の有色メッキにも発錆びもなくデットストックと言っても通じる位の程度の良いプレーヤーです。
こんなにきれいな個体は今後見られる事は無いと思われます。

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ピックアップの状態も波形やレーザー電流からも新品状態である事が判ります。

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この後CDの再生不良が発生したのでピックアップももう1台のA727より載せ替えです。
どちらのピックアップも錆びや汚れも無くとても綺麗です。

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音出しするとバランス出力の右側より音が出ないので調べるとコンデンサの不良によるものでした。
使用しなくても壊れるものなのですね。

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オーバーホールの依頼も有りましたが殆んど使用された形跡が見えないのと音出し確認では音にまだ硬さが残る感じの音が出てきます。
これは電解コンデンサを交換した時に感じるのと同じ傾向なので今回は不具合の修理だけにさせて頂きました。
過去に修理に来たA727とは違い音が立っておりなかなか良い感じの音がします。
たぶんこれが新品時の音だと思われます。


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 2013_11_12



Q:

今回我が家のCDプレイヤ― ワディア850のピックアップギアがぼろぼろになりましたがメーカーでは部品を供給してくれません。製造元のティアックでも部品は有るのですが供給出来ないそうです。当方で修理不可能ならそちら様にお願いしたいのですが現在受付休止中みたいなので大変申し訳ございませんがとりあえずピックアップギアだけでもお譲り願えませんでしょうか?宜しくお願い致します。

A:

ギアは当方が修理に使用する程度しか手配していませんので、申し訳ないですが単体販売は出来ません。
WADIA850はノアさん(現在日本でのWADIA代理店)でサービスを受ける事が出来る機種なのでノアさんに修理依頼するのが妥当だと思います。
確かにVRDSを使用していますがTEACが販売した訳ではないので部品販売してくれないのは当然の事だと思います。
あと当方や所有者本人が触ってしまうとノアさんのサービスを受けられない可能性が出るおそれがあります。
(CDPはメーカーでしか直せない部品が多く使用されており、万が一その部品に不具合が出た時に、ノアさんのサービスをうけられなくなり、WADIA850は修理不可能のジャンク品になるおそれがあるということです。)
当方が修理している機種は基本メーカーや代理店がサービス対象外としている物である事をご理解願います。

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 2013_11_10



Q:

私の所のMICRO CD-M2も、トレイの開閉が出来なくなって、今まで飾りになっていたのですが、この記事を読み、やっぱり直そうかと思い分解してみたのですが、4本のベルトの全てが駄目になっていました。記事を読みますと、このベルト、交換されているようですが、どこで手に入るんでしょうか?伸びきっていますので、元々のサイズも分かりません。


A:


MICRO  CD-M2はphilips CDM1なので、marantz cd 94や95などと同じです。
よってネットオークション(ヤフオク)で出品されていれば入手できます。cd94開閉ベルトで検索すればよいです。
ちなみに、大50-51mm、中38-39mm、小35-36mm
交換はいろんな方がネットで紹介しています。
バンコードで好きな長さに加工するのもありますが、この場合はハンダごてによる熱接着処理が必要です。
いつも高橋様に御世話になっていますので代理の情報提供です。


                                          投稿 石川のK


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 2013_11_10



Q:

近所のH/Oに SANSUI CD-α917XR が、ジャンク品でありました。トレイが不具合で読み込み不良って表示されていました。店内で動作確認OKなので、確認したら?確かにトレイが不具合、指で押さないと駄目みたいです。   ヘッドホンで聴いたんじゃないので音飛び確認出来ませんが、一応読み込み大丈夫みたいです。…。消費税込みで31.500円…。高いし?…。裏側の銅板が錆びているし?状態が良くなさそうだし?
買うべきかなぁ?

ピックアップが駄目だった場合、ピックアップ代金などはけっこう、高い物になります。
錆びがでているとなると、半田の劣化やコンデンサーの老朽化も考えられます。
それらのオーバーホールをしてでも、この機器を使いたいという思いがあるかどうかというところだと思います。

現状、この機器のピックアップは、ほぼ入手できません(動作品をもう1台入手するしかない)ので
ピックアップが確実に動作しない限りはおすすめできません


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 2013_11_10



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今回は以前WADIA6 13台目の修理を行った大分のY氏からの依頼でスレッショルドのステイシス2のオーバーホールです。
購入後トラブル無く動作をしているとの事ですが30年以上経っているので今後に向けてのメンテナンスです。
それにしてもかなりの重さです。
1人で動かすのはこれ位が限界に近いですね。
この場所に持ち込むだけで一仕事した位力尽きてしまいます。

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天板を取って中をみると巨大なトランスとこれまた大きなブロックコンデンサが大半を占めています。
それでも内部の作りにはゆとりがあり熱がこもる事は無さそうです。

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これが外したブロックコンデンサですがでかいですね。
大きさもさることながら交換用に購入したコンデンサの価格の高さにも驚きです。
送料を含めると1個1万円です。・・・・・

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ドライバー基板上の電解コンデンサも交換しようとしましたが電圧・容量の表示やマイナス側の表示が通常のコンデンサの様な記載では無く調べるのに少し手間取りました。

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パワートランジスタのオンパレードです。片chに24個使用しています。
通常のアンプではプッシュプルで上下の列ででPNP・NPNをそれぞれ実装していますがこのアンプは違います。
独自のステイシス回路を使いこのパワトラも場所で用途が違っているようです。
放熱グリスを交換しようとしましたが透明なグリスでまだ十分な粘りと密着性があり交換を要しない状態でした。

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此方は要望の有ったスピーカー端子やRCAコネクタの交換です。
支給して頂いたのでメーカーは判りませんがロジュウムメッキの高級品のようです。

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内部や外部の清掃をし、ばらしてあった各ブロックを組み付け直してほぼ完成です。
文章では簡単そうに思われるかも知れませんが、このステイシスの整備するのにどのように分解するか、かなり悩みました。
結局全バラ状態にしなければ何も出来ない構造となっており、整備性だけを取り上げると全く良くない物でした。

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音に付いては今まで当方の機器に繋いで聴いた事のあるアンプの中でも1・2を争うインパクトの有る音でした。
そのためエージング中もあれこれとCDを入れ替えてオーディオ鑑賞状態となり、暫くは仕事に成りませんでした。
低域から高域までフラットに音が繋がり特に低域の出方が素晴らしく弦楽器の音は目の前で演奏している様な迫力が有ります。
CDプレーヤーであればこの様な違いは結構ありますが、アンプでこれだけの変化の違いを感じさせるのは、持っている基本性能(スピーカードライブ力)のすごさだと思います。
設計したネルソン・パス氏の感性の良さがこの音を作り出したのでしょうね。


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 2013_11_07



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今回は町内で行われている秋祭りの「はね踊り」に使用している小太鼓の修理です。
写真は修理後なのでちゃんとした状態ですが、修理前は胴の部分が崩れた状態になっていました。
私もはね踊り保存会の一員で毎年楽しく参加させて頂いており壊れた太鼓をみてなんとか直せそうだと思ったので修理にチャレンジしてみました。

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胴が崩れた原因は胴のワッパを繋いでいる桜の皮が朽ちて外れた事です。
修理に使用出来そうな桜皮をネット上で探しましたが販売している所は無い様です。
で, 無い物は作るしかないので桜皮の自作です。
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町内は南北朝時代位から続くお家が有る位の土地柄なので
さっそく山持ちの方に了解を頂いて近くの山の頂上付近に自生している山桜の木の枝を切ってきました。

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今回は直径7cm位の枝の皮を剥いで太鼓に使用出来る様に桜皮の作成です。
表の荒皮と裏側の木質部分を丹念にとるとナイロンシートの様な状態になります。
下の一番右がペラペラにした桜皮です。

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作った桜皮で胴を縫い合わせます。胴は2枚の板で筒状にしていましたので1つの胴で2か所を桜皮で繋ぎ合わせています。
胴は上下2つに分かれており2つの胴を真ん中の細いワッパで繋いでいます。
桜皮の色と太鼓の胴の色とのマッチングが良いですね。

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上下のワッパを繋ぐ前の写真で、上下の繋ぎ用の細いワッパを桜皮で縫い付けている途中です。

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此方が桜皮で縫い直した小太鼓の胴です。
内部には製造年等の記載は有りませんがゆうに50年以上前に作られた物と思われます。
この小太鼓は胸に付けて使用する太鼓で無茶な扱いはされませんが、それでも今回の様に壊れてしまう事もあります。
これでまた50年位持ってくれると良いですね。
同じ保存会の方がはね踊りの記録をブログで紹介していますので興味のある方は覗いてみて下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/mishima1005yamate


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 2013_11_02



blog_import_53b8dbcb3d826.jpg 
今回は京都のA氏の依頼でWADIA21の修理とオーバーホールです。
最近は他の方にも修理受付をかなりお待ち頂いていますが今回の物件は今年の初め頃に修理依頼を頂いておりこの度やっと着手出来たものです。
不具合はトレイが開かないと言った物ですが、既に2006年にアクシスでギア交換を行っているとの事です。

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早速中を確認するとスレッドギアの破損が発生していました。
ギアは2006年の交換修理なので約6年の寿命だった様です。
純正品のギアは在庫期間も長く耐久性自体がなくなっているのでしょうね。
同時にトレイ側のギアもジュラコン製に交換です。

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トレイの開閉が出来る様に成ったのでピックアップの確認です。
残念ですがアイパターンの電圧幅が狭くピックアップは寿命と成っていましたので交換です。

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これはコントロール基板のカバーの下部止めネジ部分の写真です。中央少し左の下部に2個見える穴の1個に止めネジが有るはずなのですが付いておりません。
どうも先の修理時に取り付け忘れをしている様です。

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こちらもお決まりの表示窓の接着剥がれです。もう一息で脱落する所です。

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トレイのゴム系の塗装も剥がれが発生しており、今回塗装の除去を実施です。

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修理・オーバーホール・音質改善を実施してほぼ作業も完了です。
この後音出しエージングを実施するだけと成りましたが、ここでCDを認識しない不具合の発生です。

blog_import_53b8dbd15e1a2.jpg
調査を行うとスピンドルモーターに不良が出ている様なのでモーターの交換です。

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音は音域レンジも広くWADIAらしい押し出しも有るので現在でも十分通用する音だと思います。
返却後A氏より音飛びが酷くて使用できないとの連絡がはいり、再度不具合調査です。

blog_import_53b8dbd2e3a04.jpg
どうも輸送中に落下させた様でVRDS円盤の下がりが発生しておりました。
円盤の高さ調整で修理できるかと思いましたが、どうしてもある場所での音飛びが治らず、CDドライブユニットの交換となってしまいました。
このような輸送事故もたまに有りますので梱包は十分すぎる位にして置くのが安全だと再認識させられました。
最近写真の左側にピンボケが発生してしまいます。
どうも使用しているデジカメが壊れて来ている様なので、次のカメラを購入しないといけない様です。

<参考>
ー発送方法についてー


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 2013_11_02




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D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
下記メールをコピーペーストして送信ください。
meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
  山手サービス 高橋

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