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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

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KARIK CDの振れ

Category: Q&A  

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 2012_09_28


QUAD 99CDP

Category: 99CDP  

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今回は徳島のH氏からの依頼でQUADのCDプレーヤー99CDPです。
ブログにはあげていませんがQUADの77CDPは過去に修理した事があり形状等良く似た感じです。
この外観をみると何故かマジンガーZを思い出してしまうのは私だけでしょうか。
99CDPは発売から7年位なので本当は代理店での修理が出来るのですが、直輸入品なので代理店での修理は断られたそうです。
不具合は1分間に1回位の頻度で音飛びが発生するとの事で此方にきました。
症状を確認すると確かに頻繁に音飛びします。

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早速中身を拝見です。本体がアルミ鋳物でできておりこの本体の天井に全ての部品がぶら下がっている他には類を見ないユニークな作りです。

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さらにドライブユニットを外してアイパターンの測定箇所を探します。
いつも測定箇所を探すのにかなりの時間を要してしまいなかなか波形の測定が出来ません。
今回現状の波形を撮り忘れましたが、フィリップスのピックアップにしては珍しくアイパターンの電圧幅が1.3~1.6Vと暴れていました。

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レンズの曇りやレンズの支持部にはゴミ等はありません。
スレッド動作用のギアやガイドシャフトにも傷やゴミはみられませんでした。
どうもピックアップ自体に何か問題がでている様なのでピックアップの交換です。

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交換後のアイパターンです。波形の暴れ等なく問題の無い波形になりました。
連続で再生しても問題がない様なので修理は完了です。

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音は音域レンジの広さや押し出しがハッキリしており、流石は英国の老舗メーカーだけの事はあると思わせてくれます。


 2012_09_27


KRELL STUDIO

Category: STUDIO  

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今回は兵庫のT氏よりの依頼でKRELLのD/AコンバーターのSTUDIOです。
スタジオ機器と似た感じのサイズの作りですがラック取付が出来るようには成っていないのでスタジオ雰囲気のモデルでしょうかね。
使用していたSTリンクの端子がコンバーター内に入り込んで遊んでいる状態だそうです。

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早速中をみると確かにSTリンクのモジュールが取れて中にころがっていました。
取付部分をみるとSTリンクモジュールはICコネクタに取り付ける様になっていますので壊れたわけではないようです。
不具合を作った原因はコネクタの上に見える押さえ金具の取付ミスのようですね。

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不具合は治りましたのであとはオーバーホールです。
内部はやはりKRELLらしい基板でディスクリートで構成された回路が目にはいります。

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EROのコンデンサですが樹脂で作られた外皮が割れています。初めてみる症状です。

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2個あるトランスの内デジタル側のトランスに膨らみがみえます。
先のコンデンサの状態とあわせてみるとかなり熱が上がったのではないかと思われます。
オーディオ機器も使用する環境に気を配っていただければ、長く本来の性能を維持できると思うし不具合の発生頻度も減るので、少しで良いので見直してみると、いいと思います。

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音はKRELLらしく繊細で表現の豊な音が出てきますね。


 2012_09_25



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YAMAHAのミニコンポサイズのCDプレーヤーCDX-10です。
音を聴いたとき、色のついていない自然な音がでるので改造ベースにいいかなと思い色々と音質改善を行ってみました。

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出力アナログ回路用の電源電圧を±5Vより±12Vへ変更。
左奥にトランスを設けCDドライブの後方に3端子レギュレーターで電源を作成しました。
クロックはリクロックを行っています。

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出力アナログ回路の抵抗・コンデンサを音質の良いものに変更
オペアンプはNJM2114よりOPA2604に変更
出力カップリングコンデンサはMUSEよりSILMICⅡ+ニッセイASPへ変更
DA変換後のフィルターがベッセル特性だったのをバタワース特性に変更(レスポンスUPの為)
出力の電流増幅トランジスタはOPA2604との相性(中音のガサツキ)が悪いので取り除きました。

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CDドライブのシャーシーにアルミ板の補強を追加
改造の効果
電源電圧の変更は音の伸びがとても良くなりました。
低中域は出力カプリングコンデンサの容量で調整を行いました。
抵抗の変更は音がかなりクリアに出る様になりました。
CDドライブのフレームの補強は全体に音が引き締まって音の分離がよくなりました。
リクロックは??です。

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以上の改造を施す事により以前1ppmクロックで改造したCEC CD3300Rを凌ぐ音が出るようになり、一時期はこのプレーヤーが我が家の標準機としてしばらく活躍してくれていました。

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改造を行ってから2年以上たっており最近読み込みが出来ない時があるのでアイパターンを確認しましたが1.16Vと全く問題の無いレベルでした。
かなり酷使していますがまだまだ使用出来そうです。

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せっかくなので写真を撮り忘れていたコントロール基板の裏側の撮影です。
すっかり忘れてしまっていますが色々と改造を施していますね。


 2012_09_21



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今回は大阪のM氏よりの依頼でSTUDER A727の修理です。
ワンオーナーで使用していたそうですが6年位前からCDを認識しなくなる不具合が出る様になり何度か修理されたそうです。
修理後はしばらく順調に動作しますが1年位で症状が再発といった状況だったそうです。

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早速CDの再生確認をおこなうと何でもなかった様に再生し問題の無い様に見えましたが1時間位連続で再生していると段々CDの認識が悪くなり終いにはCD認識しない状況となりました。
ピックアップの高さやCDの回転・レーザー発光は目視で確認しましたが問題が有るようには見えません。
現状としてCDを認識できない状況となってしまい、原因を探す事が困難な状況と成ったため動作品のCDM-1を購入して交換する事としました。

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左が動作品のCDM-1です。これをA727に取り付けて動作確認を行うと連続再生においてもCD認識の問題はなくなりましたのでやはり外したCDM-1に何か問題が起こっていたようです。

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過去に電解コンデンサの液漏れを起こしていたようで基板上に痕跡が残っていました。
汚れをきれいに除いておかないと発錆や回路のリークにつながり問題を起こす可能性があるので清掃です。

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このA727もフィリプス系のコネクタ独特の不具合が出ていました。
殆んどのコネクタで緑色の液状のものが発生しています。
これをそのままにしておくと断線になるのでこちらも根気よく清掃です。

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いつもの事ながらCDM-1を使ったプレーヤーの音はアナログプレーヤーに近い感じでわりと安心して聞けますね。
後日M氏より音が変化したとの連絡を受けました。
今回はピックアップのみの交換作業でしたが聞く人が聞けば違いがでるものなのですね。
流石です。

*2014年4月1日より、修理のみの依頼はお断りしています。
詳細は下記リンクにてご確認ください。*
お問合せ・ご依頼の前に


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 2012_09_20



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今回は石川のM氏よりの依頼でアキュフェーズのE-303です。
ワンオーナーで使用していましたが右chの出力が駄目との事で使用出来なくなっていた様です。
久しぶりに見るE-303ですがフロントパネルのメカニカルな感じがとても良い雰囲気をだしていますね。

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早速信号を追いかけてどこが駄目になっているか確認です。
調査を進めてて行くとバランスボリューム部分での接触不良が見つかり当初懸念していたパワートランジスタ回りでなくて一安心です。
それにしても筐体の中いっぱいにパーツが配置され隙間はほとんどありません。
発熱や整備性を考えるともう少しゆとりを持った配置にすれば良いとおもいますね。
外国のアンプの多くは筐体内の隙間大きくとられており整備し易い物が多いのでこの辺りも見習って貰いたいものです。

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不具合修理ができたので引き続きオーバーホールです。
流石に30年以上前の製品なので電解コンデンサの液漏れが多発しておりました。
写真に写っているコンデンサからも判るように被膜が縮んでいるのでかなり高温になっていた事が伺えます。

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ブロックコンデンサの電解液漏れはほぼ無いとおもっていましたが、今回のE-303は漏れが発生していました。このクラスのコンデンサの液漏れは初めてです。
仕様が71V22000μとかなり大きい部類のコンデンサなので同等品のコンデンサを販売している所がなく入手ができません。
仕方がないので10000μのコンデンサを3個並列にして代用する事としました。

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半田クラックも至る所に見られ全基板はんだ増しの実施です。

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スイッチ類も接点が酸化して黒くなています。此方も分解して清掃です。

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音は流石に古い機種なのか高域の伸びがないですね。
良質の再生音を目指して作られてアンプですが、当時はハイカットSWが有った時代なので高域はそれほど重視されていなかったのでしょうね。


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 2012_09_19


AUREX SB-Λ77c

Category: アンプ  

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今回は以前WADIA6の7台目改造を行った静岡のI氏よりの依頼でオーレックスのアンプSB-Λ77cの修理と整備です。
動作品を入手して音出し等しているうちに音が出なくなったとの事の修理依頼です。
この際なのでこのアンプの特徴となっているフロントパネルの照明をLED化する事と標準のスピーカー端子では使用したいスピーカーケーブルのとりつけが出来ないためスピーカー端子の交換も行いました。

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まずは音が出ない事の調査です。
色々と調べて行くと入力セレクトSW部分での接触不良である事が判りましたので早速入力セレクトSWの分解です。

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SWを基板から取り外し分解しましたがSWの上蓋がとれず酸化している接触子を清掃するのにかなり手間が掛かってしまいました。
スイッチの接触不良は避けられない現実なので分解できる物を使用しておいてほしいものです。

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同じくスピーカーリレーも酸化して接点が黒くなっていましたので清掃です。

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ボリュームも例に漏れず接点部分の酸化が見られましたのでここも清掃です。
抵抗体になるカーボンプレートも厚めの物が使用されており質の良い物が使用されています。
ボリュームについても最低にした時に音が漏れるとの事だったので、抵抗値を確認をしましたがボリュームを最低にしても0Ωにならずこのボリュームは使用出来ない事がわかり、代用品のボリュームを手配して交換となりました。

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要望であったパネル照明のLED化です。
LED自体は指向性が強いので光を分散するように色々と細工をしてなんとか白熱灯に近い感じの照明が出来る様にする事ができました。

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ここも要望の有ったスピーカー端子の交換後の内部です。
元のリアパネルには大きな穴が開いていたのでアルミ板を加工してこれにスピーカー端子をつけてこの板をリアパネルに取付ました。
説明は簡単ですが実際の作業は1日近くの時間を要してやっと交換ができる位手間のかかる作業となりましたが出来上がりをみるとなかなか良い状態に組み上がりましたの一安心です。

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パワートランジスタの放熱グリスもカラカラに乾いていたので新しいグリスに塗り直しです。

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音は温かみのある音で音の分離や音域レンジの広さ等かなり真面目に作られた良いアンプだと思います。
音出し確認に使用しているL-580*と聞き比べても全く遜色の無い音が出てきており驚きです。
欲を言えば筐体等の材質や質感に配慮をしておれば今よりもずっと価値が上がっていたアンプだと思いました。


*このL-580は高橋がいろいろと改善していますので、
通常のL-580よりグレードの高い音が出ています。*
                       山手サービス 高橋(代理)


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 2012_09_18




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♪お知らせ♪

OH前提の上での不具合対応と成ります。
D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
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  山手サービス 高橋

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