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Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

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今回は熊本のD氏より依頼のWADIA21の修理です。
音飛びが頻繁に出て使用出来ないとの事で此方にきました。
ピックアップの劣化かスレッドギアの欠けが発生していると思われますので早速分解です。
今回のWADIA21は外観はとても綺麗で18年近くも使用したとは思えない程傷や塗装の焼けが無くミントコンディションと言ったところです。
ほんと丁寧に扱われていますね。

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内部を確認すると予想通りスレッドギアが破損していました。
トレイの開閉は問題が無く当然トレイギアは破損していませんが今後の為に交換です。

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トレイギア部を分解すると壊れたギアの破片(写真の黄色いかけら)がありどうも過去に交換したと思われますが、それでも純正のギヤはフニャフニャで頼りないギアですね。

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ハンダはいつもの如くちょっと見ただけで数か所の半田クラックが見られます。

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フロントパネルの裏側です。アルミブロックに基板やスイッチを取り付ける為のフライス加工がされています。
表示窓の所などは2mm厚まで削られています。
良い仕事していますねと言いたいですがどうも加工精度はあまり良くない様で筐体の組み立てにはコツがいります。

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半田増し・電解コンデンサの交換・ピックアップの交換・音質改善を行いこれで作業もほぼ完成と思いきや、ここで作業ミスがありD/Aアナログ基板の抵抗を焼損です。
増し半田等を行った後は半田部分をよく確認しているのですが今回は確認漏れです。
約半日後戻りの作業です。

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やっと連続音出しエージングに入りましたが1日経過した頃に早送り状態の様な再生現象が発生です。
ここ暫くはピックアップの初期不良は無かったのですが、ついていない時はこんなもので再度ピックアップの交換とアイパターンの確認です。
こうした不具合が出てもWADIA21も修理回数をこなしてきたのでわりと気楽に対応が出来る様になってきましたね。


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 2012_03_12


KRELL MD-2

Category: MD-2  

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今回は去年の11月にCDスタビライザーを製作依頼されたM氏よりの依頼でKRELLのMD-2の修理です。
外観とピックアップからはCD-DSPのトランスポート版ですね。
転居で60Hz地域から50Hzの地域へ変わった途端にCDを認識しなくなったとの事で此方にきました。
いつもアイパターン用に使用しているCDで確認すると認識はしますが再生は不安定です、認識の悪いCDで確認すると確かに全く認識できません。

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電源の仕様が115Vなのでトランスで110Vまで上げて再度確認すると認識の悪いCDでもどうにか再生する様になりましたが、トラックを送ると認識出来ない等何か不安定な動作をしています。
とりあえず再生出来るように成ったのでピックアップの確認です。

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電圧幅は1.3V有りますがCDMの資料からは1.5Vが標準値らしいのでこの数値は劣化していると思われます。
CDMのピックアップもかなりテストしましたがこのCDM-1 MkⅡに使用されているピックアップは他のCDM-1やCDM-2に比べ耐久性が低い様に感じます。

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修理するには動作品のピックアップと入れ替えるしか手がないので早速ピックアップの手配です。
約1ヶ月後にピックアップが2個入荷したので早速交換するとアイパターンの電圧幅は1.53Vと1.98Vとどちらも良い状態だったので今回1.98Vの電圧幅が出たピックアップの取付です。
1.98Vは今までの最高値です。
殆んど使用していなかったのでしょうね。

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音の情報量はさすがはCDMだけあって良いですね。
D/AコンバーターもKRELLらしいのでさぞかし良い音がでるのでしょうね。


 2012_03_09



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今回は岡山のI氏よりの依頼でミュージカルフレディのA1Sです。
会社創設10周年記念限定モデルとして発売されたアンプの様です。
前面パネルに文字が印刷されていますが光り輝くメッキパネルの為殆んど見えません。
I氏がワンオーナーで20年来愛用してきたそうですがヒューズ切れで音が出なくなったとの事で此方にきました。

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電源インレット部にあるヒューズが切れていたので早速内部の確認です。
内部はと言えば電源部のブロックコンデンサへ並列にフィルムコンデンサが付いているのがA1との相違点のようです。
フィルムコンデンサにはアニバーサリーの製品である事が判るようにシールが貼ってあります。
同じく基板に黄色く見えるのがアニバーサーリーのシールです。

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不具合原因を調べて行くと電源部のダイオード4本中3本が駄目になっていました。
せっかくなのでダイオードは高速ダイオードに交換して音質アップに貢献です。
ダイードが駄目になっているので引き続きパワートランジスタやドライバー用のトランジスタのチェックを行いましたが此方は幸いにも問題がでていませんでした。
今回の不具合は単なるダイオードの劣化による故障のようです。
この後オーバーホール・音質改善等を行い修理も無事終了で音出しを行いましたがここでボリュームのガリがある事がわかりボリューム交換です。
前回はボリュームのかなり下で左右のバランスが悪く交換しましたが今回は30度位回した所でのガリだったので危うくそのまま返却する処でした。

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同じ型番のボリュームなんですがシャフトの長さが違っています。
シャフトの長さを同じに揃えて取付ましたがボリュームとセレクトSWとで摘みのパネルからの飛び出しが違っており再度ばらして飛び出しの調整です。

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創設10年のロゴです。その右にアンソニー・マイケルソン氏のサインがあります。
下にある電源SWがアルミの無垢材からの削り出しです。

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ボリュームやセレクトSWもアルミの無垢材からの削り出しです。
外見では判断できない所にアニバーサーリーの拘りを追加しているようですね。

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A1と比べ後ろ姿はスピーカー端子が少し大きくなっているのと電源がインレットに成っています。
音はイギリス製らしくメリハリのある音でいいですね。
オークションでの人気は低いですがもっと人気があっても良いのではないでしょうか。
これだけの音が素で出てくるアンプはあまりないと思うのですがね。



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 2012_03_06




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