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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は福島のO氏よりの依頼でWADIA6iです。最後のiはWADIA6のバージョンUP版だそうです。このWADIAも綺麗ですね、あといつも思いますがWADIAは手が切れそうな位に角が立っているので持つのがこわいですね。
表示が明るく見えますが実は表示がかなり暗くなっていたので表示基板を交換した後の写真です。

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さっそく開けてみるとD/A・アナログ基板にいつもとは全く違う物が付いていました。
調べてみるとWADIA850とほとんど同じ部品が載っている様にみえますので、バージョンUPはさぞかし高額だったのではないかと思います。

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こちらが交換前の表示状態で、トラック・インデックス辺りの表示がかなり暗くなっていました。

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今回はオーバーホール・VRDS機構変更・ピックアップ劣化・アナログ回路電源の強化とほぼ全体をやりかえた格好になりました。
作業も終わり音だしエージングを始めて1日目気が付くと音が出なくなっていました。
調べるとアナログ回路用電源のブリッジダイオードのマイナス側へのダイオードが1個駄目になっていました。
他の修理したWADIAもこのブリッジを使用していましたが壊れたのは初めてです。

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こちらがほぼ完成状態のWADIA6i改です。
D/A・アナログ基板がWADIA850でVRDSはWADIA860と言う内容の構成になりました。

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来た時音はWADIA6の中低音の力強さをもう1回り強調した感じの音でしたが、これに深みが加わりました。
たぶんVRDS機構の交換で情報量が増えた物と思われます


 2011_12_25


REVOX B226 4台目

Category: B226  

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今回は宮城のK氏よりの依頼でB226の修理です。
このB226はK氏のワンオーナー品だそうですが最近トレイの開閉がきちんと出来ないのと、CD再生中に電源が落ちるとの事で此方にきました。
黒のB226とは珍しいですね、外観もほとんど傷もなくかなり大事にされていた様ですね。

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早速トレイの開閉について調べるとトレイベルトの歯が脱落していました。
このベルトは前回と同様に類似のベルトにて交換して修理は完了です。

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ピックアップの状態も気になるのでアイパターンを測定すると全く問題の無い波形です。
25年が経つとは思えない程しっかりとした波形は流石です。

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次は電源が落ちる不具合の調査ですが電源周りやコントロール回路等を色々調べましたがなかなか原因が見つからず、調べる事2日やっと問題が発生している所が判り対処する事ができました。
これでやっとオーバーホール作業に移る事が出来るようになりましたやれやれです。
ブログには無いですがB226の修理はこれで4勝2敗です。
意外と故障すると修理が難しいですね。
2敗の内容はコントロール用のマイコンが駄目になっていました。
昔マイコンを使った基板の設計やプログラム作成をしていましたがマイコン自体が壊れるとは思いもよりませんでした。

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音は電解コンデンサを交換しましたので新品時の音に成っているのではないかと思います。
アナログ的で安心して聴いていられる音ですね。


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 2011_12_23



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今回は静岡のK氏よりの依頼でWADIA6の修理です。
いきなり天板の無い写真ですが外部の写真を撮り忘れてしまいました。
音飛びが顕著に出始めているとの事できたので早速アイパターンの確認です。
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トレイの中にCDが有りましたのでそのまま測定すると電圧幅が0.77Vと音飛びが出てもおかしくない電圧です。
いつもテストに使うCDでも0.82Vとやはり電圧が低くどうもピックアップは寿命のようです。

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コントロール基板を確認しているとトランジスタの足に修理跡?の様な所がありました。
あまり綺麗な修理ではないですね。

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半田クラックは何時もの通りです。自動半田の宿命ですね。

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音質改善の為にD/A・アナログ基板の取り外しです。
この基板は多層基板なので部品の取り外しに気を使ってしまいます。
特に小さい電解コンデンサは足を挿入する穴径が小さく穴に入り込んでいる半田がなかなか取れません。
この後オペアンプ交換や電源強化等を行い作業は完了です。
音は音域が広がった分新しい発見が出来る音に成っていると思います。


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 2011_12_16



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今回は東京のI氏よりの依頼でハーマンカードンのプリアンプhk825とパワーアンプhk870の修理とオーバーホールです。
プリアンプは左右のバランスが著しく違っているそうです。
パワーアンプは特に問題はないとの事でした。
以前修理に来たhk825は黒色のパネルに銀色のツマミが付いていましたが今回はツマミも黒色です。見た感じ精悍にみえます。

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早速プリアンプの調査の為に天板を取りました。
内部は薄らと埃が被っていましたがかなり綺麗な状態です。

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不具合内容より入力セレクトSWの接触不良が出ているものと思われたので早速分解してみました。
案の定接点が黒く酸化しておりましたので清掃です。

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半田付けも万遍なく半田クラックが発生しており全体に半田増しです。
今回のセットではパワーアンプのゲインが高いのでプリアンプのボリュームは殆ど0に近い位置での使用になってしまいます。
これも左右バランスに影響が出やすいのでプリアンプの出力を少し下げてボリューム位置を少しでも上げれる様に内部回路を一部変更しました。

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パワーアンプについてはプリアンプとのセットで音出しした時に右chからのノイズが出ていたので、どうも回路に問題が起こっている様です。
音にも艶がなくハーマンカードンらしくありません。

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内部にはかなりの埃がはいっておりましたが、幸いにも錆びはほぼ発生していない状態でした。

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こちらも半田クラックが万遍なく発生しておりました。
ここなんかは完全に半田が割れているのでノイズが出ているのも頷けます。

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パワートランジスタの放熱グリスはカラカラに乾いていましたので塗替えです。
このパワーアンプの整備性はかなりいいですね。
作業をしていてもストレス無しで行えます。

blog_import_53b8dd9ebdce6.jpg 修理・オーバーホールが終わり音出しです。
電解コンデンサを交換すると音に張りが出て気持ちのいい音を出してくれますね。
やっとハーマンカードンらしい艶のある音の復活です。

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今回はもう1台コンラッドジョンソンのCDプレーヤーのDF-1もCDの認識不良で修理に来ていましたが、交換できるCDドライブユニットが入手出来ない為に修理と成りませんでした。
CDドライブユニット部分のみを整備して僅かにCDの認識が良く成った程度の内容で返却と成りました。
使われているCDドライブユニットはコンラッドジョンソンの特注でしょうか?
正常に動作するプレーヤーがあれば不具合の特定や原因を見つける事ができると思われるだけに残念です。

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内部は音質に配慮されたと思われる高価なコンデンサ等が使用されていました。
機会があれば何とか復活させてあげたいものです。

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DF-1のオーバーホールと入れ替わりに再度hk870が不調で再入院です。
左chから音が出なくなったそうで調べて行くとプリアンプ基板への電源用パターンが断線していました。
断線箇所は配線を固定するのに接着剤が塗布されていた場所なので、接着剤の溶剤に負けて銅箔が錆びて無くなっていました。

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メッキ線でパターンを修正して修理は完了です。
他にも接着部分でレジストが剥げて銅箔がむき出しになっていたのでそちらも修理を行いました。
本業等が忙しくて結局I氏のオーディオの修理には1年以上掛かってしまいましたがこれで往年の音が楽しめる状態に成ったと思います。


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 2011_12_13


CHORD Blu

Category: CHORD Blu  

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今回はCHORDのCDトランスポートのBLUです。
東京のK氏よりの依頼でCD受けのキャップが破損したとの事で此方にきました。
平行輸入品との事で代理店では修理受付をしてくれないそうです。
外形はとても小さく高級感漂う外観をしていますね。

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突然旋盤加工の写真です。
前回のCDスタビライザーは金属加工だったので持っている旋盤では加工が出来ませんでしたが、今回はプラスチック加工なので自分で加工する事としました。
初めは他のCDドライブの受けを加工して取り付けを行う予定でしたが肉厚が薄く使用できない事がわかり手持ちのプラスチックの丸棒より加工して作成しました。

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加工したキャップをCD受けに取り付けた状態です。
これでCD認識・再生出来る様になりましたので修理は完了です。

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引き続きオーバーホールの実施の為に分解です。
内部はびっしりと部品が入っておりほとんど無駄なスペースがありません。

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中身を出した状態です。
本体は50mm厚のアルミ無垢材よりの削り出しで加工されています。
CD部分の蓋も無垢材からの加工です。
見るからにかなりの手間がかかっていますね。
たぶん価格の半分は箱代だと言ってもいい加工です。
高級品はやはりこうでなくてはいけませんね。
見えない所にも手を掛けるこう言うの大好きです。

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電解コンデンサの交換や内部清掃等を行いオーバーホールも完了です。
後ろのSWやコネクタにも名称がほしい処です。
上面のSW類には掘り込みで名称を入れているのにちょっと残念ですね。
音はさすが巷の評判通りとゆうかいいですね。
1つ1つの音がハッキリ綺麗に別れて聞こえます。
聴いた瞬間に音がくっきりするのが判る位の実力があります。
トランスポート単体でもかなり音が変わるものですね。


 2011_12_02




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♪お知らせ♪

OH前提の上での不具合対応と成ります。
D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
下記メールをコピーペーストして送信ください。
meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
  山手サービス 高橋

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