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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

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ZIA NEW FUSION

Category: NEW FUSION  

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今回は以前紹介したZIA FUSIONの2年位後に発売されたNEW FUSIONです。
前のFUSIONは他所へお嫁にいってしまったので、今回は入れ替わりに仕入れました。
前回の改造での音が気に入っていたので同じ改造を行なう予定です。

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表示右側にトラックが升目に表示される様になっています。
また、左側のDISPLAY OFF時に点灯していたLEDの表示がなくなっています。
その他は同じに見えます。

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カバーを開けてみますと手前左側の表示基板が大きく変わっておりトランスが2個乗っています。
後方のコントロール基板は同じ基板ですがトランスが1個になっています。
前回トランスが手で触れない位熱かったので対策された様です。
実際に動作時の温度も手で触れる位になっていました。
後方中央にあるXILINXのゲートアレーは相変わらす手で触れない位熱くなるのでヒートシンクを取り付けました。
ゲートアレーのジャンクション温度は100℃になっているので問題はないと思われますが、劣化防止のおまじないです。

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ピックアップがKSS-240AからKSS-213Bへ変更に成っています。
KSS-213Cはよく見かけますが何処が違っているのでしょうか?良く似ていますね。

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後ろ姿は全く変わりません。
音も旧FUSIONと変わっていないと思われます。
我が家のシステムで聴くにはこのFUSIONがマッチする様で柔かい音のなかに力強さが同居しており604-8Gの能力を十分に引き出してくれています。


 2010_12_28


KRELL KSA100MK2

Category: アンプ  

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KRELLデビュー作のKSA-100の改良版のMK2です。
とにかく重たい、動かすのが嫌になります。約50kg弱ある様です。
以前紹介したプリアンプのPAM-3と合わせる為に購入した物で、今回はオーバーホールで此方にきました。

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金メッキのプレートに小さな文字でMK-2の刻印が入っています。
デビュー作との違いは大まかにトランス(トロイダル)とドライバー段のトランジスターにFETをつかっている2点の様です。
スピードUPを狙っての変更でしょうか。

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早速音出しを行ってみましたが左右で音が違って聞こえます。
内部を確認すると左右のパワートランジスタの型式が違っていました。
このアンプは過去に1度修理をしたそうで、当時の代理店の修理シールが貼ってあります。
別件でやはりこのメーカー修理シールのアンプを修理した時も左右のパワートランジスタが違っておりました。
このときはワット数も違うと言うひどい物でした。
音色が好きで結構気に入ってるメーカーだけに残念です。
せめて左右同じトランジスタを使ってほしいものです。

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一つ上の写真はオーバーホール後の写真なので綺麗に見えますが、こちらが実際のオーバーホール前の写真です。
錆び・埃・ヤニの様な汚れが25年の歳月を感じさせます。
中で眼を引くのが40000μのコンデンサ4つと直径170mm高さ145mmのトランス2つです。
内部構成はとてもシンプルで整備性はかなりいいですね。

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パワーアンプの心臓部は底からのネジ8本を外す事で筐体から取り出せます。
この後ドライバー基盤の半田増しとパワートランジスタの全交換とヒートシンクの清掃を行いました。
コンデンサも巨大なブロックコンデンサを除いて交換です。

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先の音出しの時にファンの軸受けの音が気になったので分解して清掃・グリスUPをおこないました。
動作テストでは異音も無く動いてくれました。これで当分はもつでしょう。

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内部を触った後の電源投入にはいまだに緊張します。
過去のコンデンサの爆発・部品の焼損のとらうまですね。
バイアス・ゼロ調整を確認していよいよ音出しです。
これ位のクラスになると出てくる音がかなり違いますね、音に余裕が感じられます。
我が家の604-8G(620タイプ)では低域が素直に出て来れない位のパワー(スピード)がある様でボリュームを上げると低音がこもる様な音になります。
こんな時はエンクロージャーの容量を大きくしたいと思わされます。
力強さ・スピード・繊細さ・レンジの広さどれをとっても問題のないアンプです。
特色は温かみのある音でしょうか。早くPAM-3・CD-DSPと繋いでみたいですね


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 2010_12_24



blog_import_53b8df63bc325.jpg 
今回も愛媛のK氏宅メインシステム構築途中の紹介です。
スピーカーとトランジスタアンプ側の構成は前回と同じですが今回新たに真空管アンプが追加されていました。
CDプレーヤー:マッキントッシュ MCD7000
プリアンプ:マッキントッシュ C8
メインアンプ:マッキントッシュタイプ KT88プッシュプル(出力管はGEC)
のセットで構成されています。

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C8は60年を経て使用されている割には綺麗な状態をたもっています。
電源も真空管の電圧制御による物でC8の年式にマッチしています。

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メインアンプはこのブログで以前紹介したアンプで手の良い作りのアンプです。
音はC8とKT88の相性が抜群で真空管の柔らかさに加え繊細さと表現の艶っぽさは特筆ものです。
すぐ眼の前でピアノやギターを演奏している様に音が押し寄せてきます。
これを聞いてしまうと他の音を聞き入れられなくなりそうです。
C8の実力恐るべしです。
隣のC34V・MC2500・インテグラの構成もかなりの物ですがこちらの方が一枚上手です。
このスピーカーを含めたシステムを聞いて改めてオーディオは奥が深いと思ってしまいました。


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 2010_12_18



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オーディオ専用パワートランジスタのNM-LAPTとアドバンスドα-Xバランス回路を持つSANSUIのAU-α907DRです。
このアンプは片チャンネルの音が出なくなったとの事で此方にきました。
しかしこのアンプも重いですね、腰をいれて持たないと身体を壊しそうです。

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症状を確認したところ電源投入して一旦プロテクトは解除しますが音量を上げて暫くするとプロテクトがはたらいてしまう状態でした。
パワーアンプダイレクトにて確認しても同じ症状となったので不具合の原因はパワーアンプ回路で発生しているようです。
パワーアンプ基板の確認の為に天板をはずすと全体の1/4を占めるトランスが真っ先に眼にはいります。
さすがは当時のフラグシップだけの事はあり物量投入がすごいですね。

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パワーアンプ基板を取り出して半田を確認するとプリ段のトランジスタ周りの半田付けにクラックが多発していました。
とり合えず目立つクラックが発生している所に増し半田を行い、音だし確認を行うとプロテクトが掛かる事はなくなりました。

blog_import_53b8df6c15b9d.jpg
この後全基板の半田増しと電解コンデンサの交換、セレクトSWの清掃を行い修理作業は完了となりました。
20年も経つとセレクトSWの接点もこんな状態になってしまいます。
これでは繊細な音楽情報は伝わらないですね。
バイアス調整やゼロ調整等を確認していると右chのパワートランジスタ出力が±5V(プッシュプル)で出力が0Vとなっており、元々の不具合原因はここに有るようです。
調べてゆくとバイアス調整回路部分のトランジスタに不具合がある事がわかりましたのでトランジスタを代替品と交換しバイアス調整・ゼロ調整を行い無事修理を終える事が出来ました。

blog_import_53b8df6d125ac.jpg
年式が近い為か外観や内部回路は以前修理した
AU-α607 MOS PREMIUMによく似ています。
大雑把にはトランス容量と出力トランジスタが違う位です。
音はレンジの広さ力強さスピードがありいいですね。
607では物足りなかった低音も出ておりオールマイティで使えるアンプではないでしょうか。
個人的に欲を言えば音の余韻に艶っぽさがほしいかな。


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 2010_12_10



blog_import_53b8df6e521c1.jpg 
このCDプレーヤーは神奈川の氏よりCD投入後のCD認識ができずエラーが発生するので修理してほしいとの事で此方にきました。
このプレーヤーも綺麗ですね、ちょっと見では傷は見えずとても23年も経っているとは思えません。ワンオーナーである氏の愛着が感じ取れます。

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早速CDの動作が確認できる様に分解です。
このCD-M2はまず底板を外し次に側板を外した後でないと天板は外れません以前修理したCD-M2は後ろのネジ2本で外れたのですがバージョンが違うのでしょうか?
右側下中央にある小さな基板(緑色)も以前修理したプレーヤーは表示基板側に付いていました。CDが見える状態でCDを挿入してみると、CD押さえ用のベルトが滑ってCD押さえのリミットSWがONにならずCD認識動作に入らない事がわかりました。
ベルト周りを分解清掃グリスアップしてベルトを交換すると問題なくCD認識する様になりました。
とり合えず今回の不具合修理は完了です。

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問題のベルトは滑りが出た為にベルトのカスが周りに飛散っていました。
この下にもモーターからの細いベルトがありますがこちらは問題ない状態でした。
トレイの左側にもトレイ開閉用のベルトがありますがこちらも問題の無い状態でした。

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全体的に診ると分解をあまりしていない個体のようで底板・天板等の止めネジにほとんど傷がありませんでした。
内部もホコリや熱による焼けなども無くとてもきれいな状態です。
ただ残念な事にサーボやアナログ関係の基板に半田のクラックが多数みられました。
やはり年数が経つと避けて通れないのがこの半田クラックですね。
写真でも分かる様にもう一息で問題が出てくる状態の見事なクラックです。
ベルトの問題で修理に来た事が幸いです。
半田クラックが原因でICが損傷してしまう事がありこうなると不具合調査だけでかなりの時間を要する事となり費用もバカになりません。
この後に全基板の半田増しを行い修理は完了です。

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当時のマイクロの制振技術と思われる3点支持の足です。
真鍮の板に銅のボールが3個埋め込まれています。
これにクッションとセーム皮(滑り止め?)の様な物が付いています。
これだけでも芸術品ですね。

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音は当時の定番のフィリップスのスイングアームCDM-1を使っているだけあって中低音に厚みがあってなかなかいい音がでますね。
もうすこし高音の伸びと全域にわたって感じられるザワツキ感が無くなれば言うことなしですね。


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 2010_12_05




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