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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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中途半端に持とうとすると腰が壊れそうで、 動かすのが嫌になる位重いM-4000です。
ピークレベル表示の不具合とオーバーホールで此方にきました。
当時(’75)35万円との事で大卒初任給8.5万円の4ヶ月分に相当する金額です。
よっぽどオーディオが好きでないと購入できない金額ですね。
大きなUVメーターが付いており、音楽に合わせて振れるのを期待しましたが。
感度が低いのか一般家庭で聞く位の音量では針が振れません??残念です。

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ウッドのケースを外すとシンメトリに配置されたとても整備性の良いアンプです。
中央に見える4つのブロックコンデンサは交換出来るコンデンサの入手ができませんがその他の電解コンデンサは全て交換しました。
また各基板の増し半田とパワートランジスタ部の放熱グリスのやり変えを行いオーバーホールはほぼ完了です。
ピークレベル表示の不具合についてはLEDをドライブしていたトランジスタに不具合が見つかりましたので同等品のトランジスタに交換して修理完了です。

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180W+180W連続出力を可能にするためのヒートシンク、こちらも大きいですね。

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こちらはM-4000と一緒にオーバーホールで来たC-5000Aです。
写真はウッドのケースを取った状態です。
こちらはM-4000より4年位後に出た製品ですがこちらも当時35万円と高額です。

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配置は機能別の基板が横一列に並べられており、こちらも整備性のよいつくりです。
電解コンデンサの交換と増し半田、スイッチ類の接点の清掃・ボリュームの接点部の清掃を行いオーバーホールは完了です。
両方の整備が終わり音だしを行いましたが、流石に当時の高級機とおもわせる音の出方ですね。
音のなめらかさと厚みはラックストーンと言われる音でしょうか。
エージングの為に3日位聞きましたが聞き疲れのしない音で、今でも充分通用すると言うよりこの音を超える機種を探すほうが難しい位ではないでしょうか。


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 2010_08_23


TEAC VRDS-25

Category: VRDS-25  

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この度も前回に続きVRDS機構のVRDS-25です。
VRDS-10に比べよい部品を使い・構成においてもプレーヤー内を3分割として不要なノイズの排除等に考慮している様に窺えます。
ただ天板や側板を取り付けるネジがかなり貧弱なので気を付けて扱わないとバカになる可能性が高いと思います。

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左にDAC基盤、右に電源基盤、中心にCDドライブとサーボ基盤(たしかCDドライブの下にあったと思います)と整備性は悪くないと思います。
このプレーヤーはオーバーホールと「音質が硬い」とのことで此方にきました。
電解コンデンサの交換、全基盤の増しハンダ、トレイのリミットSWの清掃、ピックアップレンズの清掃等を行いました。
音質の硬さに対しては出力のオペアンプをNJM2114からOPA2604に変更し出力のカップリングコンデンサをエルナーのシルミックⅡに変更する事で対応しました。

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改造前の音はVRDS-10の延長線上にあるかと思っていましたが意外に中低音のまろやかさが消えて、高音が目立つ音質に成っていました。
この事よりオーナーの音が硬いと言っていたのがわかる様な気がしました。
オペアンプとカップリングコンデンサを交換したことで、中低音の厚みがましたので、音のバランスは良くなったと思います。


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 2010_08_12


TEAC VRDS-10

Category: VRDS-10  

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ティアック独自のディスク読み取り精度向上の為のVRDS機構を採用しているプレーヤーです。
このプレーヤーはオーバーホールで此方にきました。

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早速天板を外すと独特なVRDSメカが中心に眼に飛び込んできます。
左にDAC基盤、右にサーボ・コントロール基盤、中心奥に電源基盤と整備性の良い作りに成っています。
電解コンデンサの交換、全基盤の増しハンダ、トレイのリミットSWの清掃、ピックアップレンズの清掃等を行いました。
一部抵抗とダイオードに発熱によると思われる焼けとハンダクラックが確認されましたので、この度のオーバーホールは的を得た修理依頼とおもいました。
音は中低音がまろやかで長時間聞いても聞き疲れしない音だと思います。


 2010_08_12



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マッキントッシュが初めて出したCDプレーヤーです。
外観はマッキントッシュらしくガラスパネルに緑(青味がかった)の表示が存在感をあらわしています。

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カバーを外して見えてきたものは意外にも内部の基本構成はマランツのCD-34と同じ内容でした。
CDドライブ部分やピックアップ(CDM-1)・サーボ基板・DA変換アナログ基板は全くCD-34と同じものです。当然基板上の部品も同じです。

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老舗のオーディオメーカーらしくCD-34との違いを出すためにRCA出力に一技加えていました。回路を確認したところ、積分回路が2段組み込まれ微妙なエコー効果を作っている様に見えます。

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このプレーヤーはCDの最後の方の再生が不安定との事で此方にきました。
手持ちのCDでは症状が確認が出来なかったので、とり合えずCDの高さ調整とスイングアームのグリスアップ等を行い様子見と成っています。
ゴードン・ガウ社長のサインが入っています。
日本と違って販売促進にかなり協力的ですね。

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音はCDM-1の音に追加された基板によると思われる余韻が付加され、かなり聞かせる音に成っていると思います。流石にマッキントッシュの技術者は一味ちがいますね。

CDの読込みが出来なくなったとの事で再度修理にきました。
早速CDを挿入して動作確認をしましたが確かにCDの認識が出来なくなっていました。
ピックアップの状態を見る為にトップカバーを外して電源投入をするとレーザー出力とピックアップレンズの上下動作は行いますがスイングアームの移動が見られませんでした。
どうやらトラッキングサーボ関係に不具合が発生したようです。
回路図は持ち合わせて無いので配線からトラッキングサーボ関係の場所を確認し簡単な回路図を作成し、この回路の各ポイントの電圧と波形を確認すると±12V電源の中点(0V)を作っている場所の電源が10Vと+側にかなりずれている事がわかりました。
中点は±12Vをトランジスタのプッシュプル回路で作っておりどうもこの片側のトランジスタがダメになっている様です。
手持ちの同等品のトラジスタに交換する事で修理完了となりました。
元々トラッキング関係に不具合有りとの機械だったので前の修理時の再半田ストレスで弱っていたトランジスタの寿命を縮めた物と思います。
これで元々の不具合も修理できましたのでめでたしめでたしです。


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 2010_08_10


WADIA WADIA6

Category: WADIA6  

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オーディオに興味が有る人ならばたいがいは耳にした事があるCDプレーヤーのWADIA6です。
写真で見るより実物が小柄なので意外でした。
それだけ写真で見るデザインにインパクトが有り又、実物を見ても日本人が好む様な丁寧な仕上げがされていると思います。

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天板を外そうと思いましたが、ネジらしいものが無く全体を良く眺めた所、四隅の足と底板にあるキャップスクリューを外すことで取り外しが出来ました。
VRDSの機構を使っているとの事でしたが、鉄板をプレスしたブリッジとプラスチックのターンテーブルで構成されていたのには驚きました。
価格を考えればせめてVRDS-10のアルミダイキャスト製にしてもらいたいものですね。

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このプレーヤーは読み取りが不安定との事で此方にきました。
原因はターンテーブルの高さ位置が悪く高さ調整をする事でCDの読み込みが出来る様になりました。
オーナーの依頼によりオーバーホールも同時に行う事なったので基板を外そうとしましたが、アナログ基板側の側板を固定しているネジがなかなか外れず格闘すること1時間やっと外す事ができました。
これで基板を外せると思ったら、バランス出力コネクタが邪魔になり基板の取り外しが出来ず。
これまた、ネット等で調べたところバランスコネクタが分離式に成っている事がわかりやっと基板の取り外しが出来ました。
かなり整備性が悪いのでメーカーのオーバーホールはかなりの金額を請求されたのではないかと思われます。
いつもの様に電解コンデンサの交換、全基盤の増しハンダ、トレイのリミットSWの清掃、ピックアップレンズの清掃等を行いました。

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音は巷の評判通り音の厚み分解能の良さスピード感はさすがと思わせてくれます。
以上だとスムーズに修理が運んだ様に見えますが、音だしする時にミュートが解除出来ずミュート回路を調べたりリモコンの信号を調べたりと半日以上の時間がかかりました。
原因はテストに使用したアンプ(LUXMAN L-580)の入力切り替が選択されていない時はショートする仕様に成っていた事が原因でした。


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 2010_08_10


PHILIPS LHH500R

Category: LHH500R  

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フィリップスのCDプレーヤーと言えばこの形といえるほど独特なデザインのプレーヤーです。
持った瞬間「なにこの重さは」と思わせた両サイド鋳鉄製の側板と天板を外すと綺麗に銅メッキされたフレームに整然と配置されたCDドライブと基板が見えます。
アナログ出力回路はディスクリートで製作されており設計者の意地が窺えます。

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ディスクリート部品のトランジスタやコンデンサは日本製の物が使われていました。
このプレーヤは日本で設計製造されたのでしょうか?
このプレーヤーはオーバーホールの依頼できましたので電解コンデンサの交換、全基盤の増しハンダ、トレイのリミットSWの清掃、ピックアップレンズの清掃等を行いました。

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音はスイングメカを使っているマランツ同様な音を想像していましたが、マランツほどの濃さは無く、色付けのない原音のままの音が出ている感じがしてなかなか良いですね。
投稿が有り紹介しているプレーヤーはLHH500ではなくLHH500Rとのことです。
確かに前面パネルの形がLHH500とは違っていますね。
機会があればLHH500の音の聴いてみたいものです。


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 2010_08_10




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D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
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  山手サービス 高橋

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