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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

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今回は埼玉のT氏よりの依頼でMCINTOSHのMCD7000です。
フロントパネルにあるパイロットランプが点滅して出力が揺れるとの事できました。

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早速アイパターンを確認しましたが電圧幅は十分出ていますのでピックアップとしては問題の無い状態と思われます。
試しに傷だらけのCDを再生させると中央のダメージランプが点灯し音の強弱が発生するのを確認できたので、どうも不具合はCD側の傷や汚れが原因の様です。

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D/Aアナログ基板を外す時に基板がグラグラするので確認すると基板を固定する爪が2か所とも折れて無くなっていました。
どうも過去の作業のパワープレイで折ってしまったようです。

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D/Aコンバーター部分の半田では足の部分の半田全体にクラックが出ているのが見えます。

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表示基板は表示器の下に電解コンデンサを実装しているので表示器を外して交換作業です。

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トレイのリミットSWも硫化で真っ黒です。これでは誤動作の原因になります。

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スイングアーム独特の柔かい音で聴きやすいですね。


 2014_04_15



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今回は東京のM氏からの依頼でマッキントッシュのMCD7000の修理と・オーバーホールです。
不具合はCDの最後の方の曲へトラックを進めるとエラーが出て再生出来なくなるそうです。

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早速アイパターンを確認すると電圧幅が0.64Vと音飛びが出てもおかしく無い位の値となっていました。
レーザー電流も既に何度か調整されている様で調整代が無くピックアップを交換する事としました。それにしても電圧幅0.64Vで良く再生が出来るものだと感心します。
フォーカスやトラッキングが良い状態で動いているからこそ出来る技ですね。

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オーバーホールで作業を進めて行くとある基板の裏に水が回った様な跡が有ります。
他にも筐体のネジ穴にもかなりの錆が有りましたので、今までの使用環境にかなり湿度が高い(結露を起こす)所での使用だった事が伺えます。

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配線がICの足に半田付されて出ています。
こう言った追加配線は普通基板の裏から行うのですが何故でしょうかね。
これは完全にアマチュアの仕事でメーカーとしては有るまじき行為ですね。

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MCD7000でマッキントッシュが作ったと思えるアナログ出力用の基板です。
CDプレーヤーの販売で後れを取らない為に、フィリップスのCD-104(マランツのCD-34と同じ)辺りをベースに開発した物でこの基板でマッキントッシュの音を作り出しています。
この基板がなかったらこのプレーヤーはマランツCD-34と全く同じ音となるのでかなり大事なパーツと言えます。

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オーバーホールも終わりあとはピックアップの交換を残すだけとなりましたが、程度の良いCDM-1が見つからず、探す事約3週間あまりやっと性能を満すピックアップを入手できました。
CDM-1のアイパターンの電圧幅も過去の修理で測定した物を見ると一番大きい物では中古なのに1.5V位あります。
通常では1.2V辺りが多い状態です。
今回のピックアップは殆んど使用されている形跡が有りませんが1.25Vです。
CDM-1のアイパターンの電圧幅についてはいまいち判断に悩む所です。

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音は音質改善でオペアンプやカップリングコンデンサの交換及びアナログ電源の強化も実施しましたので音域レンジも広がり聴きやすい音となりましたので、一段とオーディオを楽しめる事と思います。


 2013_04_23



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マッキントッシュが初めて出したCDプレーヤーです。
外観はマッキントッシュらしくガラスパネルに緑(青味がかった)の表示が存在感をあらわしています。

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カバーを外して見えてきたものは意外にも内部の基本構成はマランツのCD-34と同じ内容でした。
CDドライブ部分やピックアップ(CDM-1)・サーボ基板・DA変換アナログ基板は全くCD-34と同じものです。当然基板上の部品も同じです。

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老舗のオーディオメーカーらしくCD-34との違いを出すためにRCA出力に一技加えていました。回路を確認したところ、積分回路が2段組み込まれ微妙なエコー効果を作っている様に見えます。

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このプレーヤーはCDの最後の方の再生が不安定との事で此方にきました。
手持ちのCDでは症状が確認が出来なかったので、とり合えずCDの高さ調整とスイングアームのグリスアップ等を行い様子見と成っています。
ゴードン・ガウ社長のサインが入っています。
日本と違って販売促進にかなり協力的ですね。

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音はCDM-1の音に追加された基板によると思われる余韻が付加され、かなり聞かせる音に成っていると思います。流石にマッキントッシュの技術者は一味ちがいますね。

CDの読込みが出来なくなったとの事で再度修理にきました。
早速CDを挿入して動作確認をしましたが確かにCDの認識が出来なくなっていました。
ピックアップの状態を見る為にトップカバーを外して電源投入をするとレーザー出力とピックアップレンズの上下動作は行いますがスイングアームの移動が見られませんでした。
どうやらトラッキングサーボ関係に不具合が発生したようです。
回路図は持ち合わせて無いので配線からトラッキングサーボ関係の場所を確認し簡単な回路図を作成し、この回路の各ポイントの電圧と波形を確認すると±12V電源の中点(0V)を作っている場所の電源が10Vと+側にかなりずれている事がわかりました。
中点は±12Vをトランジスタのプッシュプル回路で作っておりどうもこの片側のトランジスタがダメになっている様です。
手持ちの同等品のトラジスタに交換する事で修理完了となりました。
元々トラッキング関係に不具合有りとの機械だったので前の修理時の再半田ストレスで弱っていたトランジスタの寿命を縮めた物と思います。
これで元々の不具合も修理できましたのでめでたしめでたしです。


 2010_08_10




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