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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

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ZIA FUSION 4台目

Category: FUSION  

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今回は京都のM氏からの依頼で久しぶりのZIA FUSIONです。
これが昨年の受付した最後のプレーヤーとなります。
音飛びが発生とのことですが、FUSIONは発熱が酷く修理不可となる致命傷の発生率がかなり高いので致命傷でない事を祈りつつ修理対応です。

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早速アイパターンを確認すると電圧幅が無く寿命だったのでピックアップの交換で音飛びには対処できそうです。

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内部にはM氏みづから熱対策のヒートシンクが至る所に付けられていました。熱対策の実施は良い事ですが、このFUSIONには少し役不足の所が有りますね。

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一目瞭然ですがコンデンサの頭が爆発しそうなくらい膨らんでいます。
トランスの容量が足らないのかFUSIONのトランスは手で触れない位熱く成ります。そのトランスと引っ付くくらい近いのに電解コンデンサの使用温度範囲は85℃タイプの物です。
前回の記事でアフターサービスで此処のコンデンサを交換して85℃の物を付けたと記載しましたが、どうもメーカーが始めから付けている様です。105℃のタイプを使用すれば単価が上がるのは判りますがここのコンデンサは105℃が必須ですね。

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電解コンデンサの交換等のオーバーホールや熱対策を実施してほぼ作業は完了です。
ただ残念な事ですが、やはりパルスアレイの劣化が発生している様で外部信号によるDAC機能が使用出来ない状態に成っていました。

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今回オーバーホールのみですが真空管バッファーを使っているので気持ちの良い音が出てきますね。






 2015_01_08



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今回は東京のH氏よりの依頼でZIA FUSIONです。
CDを突然認識しなくなる事とDAC入力時にノイズが発生するとの事でこちらにきました。
早速症状を確認したところ30分程度でCDを認識しなくなりました。
アイパターンを測定すると電圧幅が0.6Vしかなくピックアップ自体の寿命がきていましたのでこちらはピックアップ交換で対処する事となりました。

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こちらは既にH氏によって温度上昇対策にヒートシンクが各所に取り付けられていました。
DACのノイズは電源用のコンデンサ交換で症状が良くなった様に見えたのでエージング時に再確認しようと思います。

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新旧のピックアップを並べてみるとピックアップのレンズが落ち込んでいるのが判ります。
樹脂のサスペンションの弱点でしょうか。
あとなぜか真鍮製のウエイトが追加されています。
スレッド動作を抑える為でしょうか不思議ですね。

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メイン基板の裏ですが茶色く変色しているのは部品の温度上昇によって焦げた痕です。
コゲ痕からパルスアレイは真空管に一番近い物が一番温度が上がっているのが判ります。
パルスアレイとは別の所にかなり黒く見える所がありますがこれは整流ダイオードが実装されている所です。
今回はこの整流ダイオードにもヒートシンクを取り付けました。

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トランスの近くの電解コンデンサの頭がかなり膨らんでおり交換してくれといわんばかりの状態です。
外して確認すると使用温度が85℃のコンデンサでした。メーカーも違っているので過去の修理で付けた物と思いますが、元々のコンデンサは105℃をつかっているので温度上昇でコンデンサが耐えられなかったのでしょうね。

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オーバーホール・音質改善を実施してエージングに入りましたがここで音飛びの不具合がでました。それも1時間聞いて1回あるかないかです。
色々と調査対策を行いまる3日掛りでなんとか音飛びに対処する事ができました。
あのピックアップに付いていたウエイトはやはり意味深ですね。
DACのノイズに付いては調査したところパルスアレイ自体に不具合が出ているようで修理は不可となってしまいました。
音はカップリングコンデンサ等の変更で音の余韻や繊細さが増していままで以上に良い音をだしてくれる様になっています。


 2012_01_05


ZIA FUSION 2台目

Category: FUSION  

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今回は茨城のW氏よりの依頼でZIA FUSIONの音飛びの修理です。
W氏はFUSIONが雑誌に発表されてすぐ購入し大事にされていたようで傷もなくきれいな外観です。
ZIA FUSIONも台数的にはあまり販売されていないと思われますので貴重な存在ですね。
今後も長く使える様に全体的に整備です。

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内部を見ると以前ブログに載せたFUSIONとはD/Aアナログ基板が全く違っています。
トランスが基板上ではなく単独になっている事と
オペアンプがOPA2604と2回路入りを使用しています。
以前のFUSIONはNE5534の1回路入りを2個つかっていましたので同じFUSIONの中で基板のバージョンUPが行われたようです。
こちらのFUSIONはトランスやパルスアレイの温度上昇は僅かで温度的にはこちらが優れていますね。

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早速同封されていた音飛びが出るCDで確認を行いましたが音飛びが確認できずアイパターンの確認を行いました。
電圧幅が0.9Vを切っておりほぼ寿命が来ている状態でした。
またピックアップのスレッドの機構にかなりの埃が見られましたので、埃とピックアップの劣化により音飛びが発生したものと思われます。

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FUSIONは両面基板を使用しているので半田クラックは発生しにくいと思っていましたがよく確認するとクラックが発生している所があり一部半田増しを行いました。

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表示窓の剥がれが出ていましたので接着剤を取り除き再度貼り直ししました。
元々の接着ポイントが少なく運悪く表示窓が強く押されると接着が外れてしまうのでしょうね。

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ピックアップが弱っていたのでピックアップの交換とこの際なのでベルトの交換です。
この他電解コンデンサの交換を行い作業は完了です。

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音は芯の有る中に真空管のまろやかさが有り聴いていて安心出来る音ですね。


 2011_06_11


ZIA FUSION

Category: FUSION  

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イギリスの真空管バッファー出力CDプレーヤーZIA FUSIONです。既にZIA社は倒産してないそうです。
真空管バッファーの音を1度聴きたくてCDを認識しないジャンク品を購入し修理を行いました。
さっそくカバーを外した状態で動作確認をしましたが、CDを認識する事ができませんでした。
新品のピックアップKSS-240Aを購入し付け替えを行いCDを読込みさせると無事読込み・プレイ状態となり無事修理完了となりました。
我が家のアンプLX-360と繋ぎいざ音だし・・・音が出ません!
回路を追いかけて何処で信号が切れてるかを調べる為に基板を確認しましたが、4層基板で面実装の為になかなか回路が確認できずRCAからD/A変換用デジタルプロセッサーまでのアナログ回路部分を確認するだけでまる1日を要しました。
RCA出力はミュートリレーを介して出力されておりリレーには動作信号が来ているのですが、リレーが動作せずここでアナログ信号が切れていました。
1番疑っていなかった所だけにリレーにたどり着くまでかなりの時間が掛かってしまいました。
やれやれで再度音だしをはじめました。
傷の無いCDでプレイしていたのですが2曲目の2分過ぎ位でかならず音飛びを起こしてしまうので、ピックアップのガイドレールやバーの清掃を実施一緒にピックアップも清掃をおこないました。
症状は全然改善されずこの後何度か清掃をくりかえしましたが状況はかいぜんされませんでした。
ふとネットを見ていた時にKSS-240Aには類似品が出回っており正常動作しない可能性があるとの記事をみつけました。
もしやと取り付けたピックアップを確認すると、なんと類似品でした。
再度純正のピックアップを購入し交換を行いました。
音飛びは見事に改善され今までのはもやもやした気分は一気に吹き飛びました。
どうも類似品はFUSIONと相性が悪かった様です。

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カバーを開けたままエージングを行っているとトランスやデジタルプロセッサーがかなり発熱しており温度を測ると65℃位まで上がります。
いくらなんでもこれはまずいので写真のごとくヒートシンク(銀色)を取り付けました。
温度は一番左のデジタルプロセッサーと大きいトランスが55℃位でその他は45℃位に落ち着きました。
音質改善の為、真空管へ出力しているオペアンプにフラットパッケージのNE5534が使われていたのでこれをOPA627に交換、およびオペアンプから真空管へのカップリングコンデンサがERO1813だったのでこれに1/50の容量のオイルコンデンサをパラに接続しておきました。

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音の分解能はKRELLのCD-DSPには劣りますがかなり良く真空管バッファーを使っている為かホワットした中に芯が有る音でまあまあ厚い音が出てきます。
LX-360との相性が良いのかレンジの広さ、余韻の出かた、聞いていて安心できる音です。
と言うわけで我が家のメインプレーヤーへ昇格いたしました。


 2010_10_15




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OH前提の上での不具合対応と成ります。
D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
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  山手サービス 高橋

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