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Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

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RIMG1576.jpg
今回はWADIA6改SP-Blue 60台目をお持ちの岐阜のS氏からの依頼でWADIA15LTD-Blueの作成です。
最初はオーバーホール辺りを思われていましたがWADIA15をLTD-BlueにするとWADIA6改LTD-Blueに近い音になると説明したことでLTD-Blueにする事になりました。

RIMG1477_20220427164031c08.jpg
内部はWADIA6の後期のD/Aアナログ回路とデジタル入力回路が合わさった基板(15専用)が載っています。
コストを抑える為かWADIA25やWADIA27に比べ電源部の遮蔽が有りませんね。

RIMG1515.jpg
デジマスター用のパルスアレイをコントロールしていると思われるLSIの足とD/AコンバーターICの足にに半田を行った跡が在りました。
過去に何かトラブルが有った様です。気になる所です。

RIMG1582.jpg
STリンクの出力が有りますが、BNCコネクタの出力の方が音の輪郭がはっきりする感じがします。
アンプの個性が強くなければWADIA6改SP-Blueとの違いが分かると思いますね。

 2022_04_27



RIMG1005.jpg  

今回は岡山のM氏からの依頼でWADIA15LTD-Blueの製作依頼です。
このWADIA15は最近手に入れて聴いていたそうですがRCAにノイズ?があるとの事です。

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D/AコンバーターICへの±5Vを作っている3端子レギュレーターの回路ですが見た目で既におかしいと思いますね。
ここは3端子レギュレーターに対しての電解コンデンサの数が1個足りません。

RIMG0952.jpg
此方はD/AコンバーターICの回路ですがパッと見には整然と部品が配置されている様に見えますが、実際には同じ様な位置に有るコンデンサが同じ回路に繋がっていませんし、重複しているコンデンサもあります。
D/Aコンバーターはデジタル信号をアナログに変換するICなので、電源の平滑がかなり音に影響してきます。
このWADIA15の様にパターンが入り乱れることは、同様の回路なのに違う条件(パターンの抵抗・コンデンサの効果・他の回路からの影響)となり好ましくありません。

以前のBlue化の時に変更部の資料を残していなかったので、今回かなり回路を追いかけて見たところ、素人かと思える様なかなり程度の低いアートワークをしている事が判りました。
オーディオは民生の製品なので仕方が無いとは言えこれは酷すぎますね。

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表示基板や電源基板の作業も完了し後はエージングだけです。

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D/Aコンバーターなので入力の種類が多いですね。
入力の1からSTリンク・STリンク・OPTICAL・AES/EBU・BNC・BNCの6までありますが残念な事にRCAが有りません。
使い勝手としては今一ですが高級機なので仕方がないのかな。

試聴した感想が届いていますので紹介です。
「まだ合計6時間ほどしか聞いていませんが私なりのインプレです。(通電は30時間
 ほど)
 すぐにわかるのはワイドレンジになり(特に低域)解像度が上がりかつ緻密になりま
 した。
 ただ一番かんじたのは鋭い音は鋭く、優しい音は優しく、ドライな音はドライに、ウ
 エットな音はウエットに聞こえます。
 ふと思うに当たり前のことがサラリと出てくるのはあるいみ凄いこととおもいます。
 今まで感じていなかった自然な音だと思います。
 これから時間をかけずっと使いつづけていきます。ありがとうございました。」

此方が狙った音を聴きとって頂いている様で嬉しく思います。


 2021_10_08



 RIMG2097.jpg
今回は山口のK氏からの依頼でWADIA15のオーバーホールです。
現在不具合はないとの事ですが開けてみるとビックリな状態でした。

RIMG2060.jpg
ぎりぎりのタイミングでのオーバーホールとでも言いましょうか、D/AコンバーターICの電源用コンデンサから電解液が漏れて周りに腐食を起こしています。

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容量もごらんの通りで低下しています。

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切れ掛かっている配線は半田面にワイヤリングを施します。

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他にも電源不良がありましたが順調にオーバーホール完了です。
出来れば遮蔽板などで電源部を分けて貰いたかったですね。

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出力回路の電源部のコンデンサを音響用にしていますのでこれだけでも音の輪郭がはっきりしたと思いますね。



 2019_08_20




今回は東京のI氏からの依頼でWADIA15のオーバーホール・Blue化です。

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各基板は整然とした部品配置に見えますが、この後Blue化するにあたり回路のパターンを追いかけると、パターンがクロスする部品配置であったり、パターミスが何ケ所も見られ、見た目とは違いかなり程度の低いアートワークにはがっかりです。

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コスト優先の為かデジタル入力回路とアナログ出力回路が隣同士と言った嬉しくないパターンです。
それでもWADIA9と同様に当時の音が良いと言われた部品が多数使われておりWADIAとしても音にこだわった事が伺えますね。

RIMG3303.jpg
まず100%近く発生している窓の剥がれです。

RIMG3343.jpg
音に納得するまでに何度も試行錯誤を繰り返しやっとBlueの完成です。
納得できない音の原因が音に定評のあるコンデンサだったとは思いもしませんでした。
今回、周波数帯域の拡大やノイズレベルが下がると使用する部品もそれに応じて変更しないと駄目だと言う事が良く判りました。

RIMG3355.jpg
音を聴く限り単体のD/Aコンバーターとしての優位性は判りませんが、WADIA6LTD-Blueと比較しても遜色の無い音なので良い仕上がりになったと思います。



 2017_08_15




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