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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

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 RIMG9624.jpg
今回は大阪のT氏からの依頼でWADIA861のオーバーホールです。
昨年の10月頃にCDの読み込みが出来ない状態に成り他社さんにて対応しているとの事ですが、現在も電源ON時にトレイがオープンクローズを繰り返すとの事です。

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ピックアップを中古品に交換となっていたので現状確認です。
電圧幅が新品時と音飛びが出る中間点位に成っていたので反射率の悪いCDでは音飛びを起こす可能性が有ります。
レーザー電流に余裕が有りましたので調整にて新品時の電圧に調整です。

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トレイやリフトのリミットSWは予想通り硫化で真っ黒です。これでは誤動作が起こっても仕方がないですね。

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もっと気になるのがスイフトカレント部の大量に残ったフラックスです。再半田をした様に見えるので何か問題でも有ったのでしょうか。

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スイフトカレントの下に写っている35V33μの電解コンデンサの大半が容量抜けを起こしていました。D/Aコンバーターの電源用のコンデンサと思われるので音的には判りにくいと思いますが、困った事です。

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再半田を行ったと思われるスイフトカレントの左ch側のDCオフセットが38mVととんでもないことに成っていました。
もしかしたらスイフトカレントを交換したのかも知れませんね。
T氏はこのWADIA861を18年使ってきておりアクシス・ノア・CMJさんでの修理に出しているそうですが、スイフトカレントを触ったとの報告は無かったとの事ですが・・・。

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WADIA861はWADIA860・850とは違いD/Aアナログ基板に電解コンデンサを多用していますので作業に時間が掛かりますね。
面実装の音響用コンデンサを使用しているプレーヤーはほぼ無いので面実装の音響用コンデンサは購入しておらずリードタイプの音響用コンデンサの足を加工して取り付けると言った余分な工程に時間を取られているのが現状です。

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WADIA861の1台目はデジタルのIN・OUTが無かったのですが今回はちゃんと付いています。
スイフトカレントの性能自体はあまり良くありませんが音響用コンデンサとの相性は良いようですね。



 2019_04_29


WADIA WADIA861

Category: WADIA861  

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今回は神奈川のM氏からの依頼でWADIA861のオーバーホールと音質改善です。
不具合はトレイの開閉に問題が出ている様です。
音質改善は出来る限りの事を実施してほしいとの事でした。

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今回のピックアップは現状のままでアイパターンの電圧幅・レーザー電流共に新品状態でした。レーザー電流調整無しで使用出来る状態は今回が初めてですね。
ピックアップ自体は銘板から交換されていると判断できるので、交換後の使用時間が少ない物と思われます。

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グレードアップされているVRDS円盤を下から写したものですが、加工も仕上げも奇麗ですね。ただブリッジにこれだけの剛性が必要なのか・・・

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スイフトカレントはディスクリートではなくICとして作成していたんですね。特許購入してICを新規で再作しているのでかなりの金額を投入したのでしょうね。
その反動か電源用のコンデンサがWADIA860の時のチップタンタルから電解コンデンサにランクダウンしているのは残念な事です。

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表面実装の電解コンデンサの交換にかなりの時間を取られましたが、ほぼ完成状態です。

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素の音は一言で表せばWADIAらしくない音で、中低音が妙に膨らんで分離出来ていない音と成っています。
今回の音質改善でLTD-Blueに使った改善も実施してみましたが狙った音にすることは出来ませんでした。殆ど同じ基板構成のWADIA860はLTD化で十分聴き応えがある音に成った事より判断すると、回路の違いはスイフトカレントの有無なので此処がネックに成っていると思われます。
どうもセールスポイントのスイフトカレントSC1はオペアンプより性能が劣る様に見えますね。



 2017_04_13




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