プロフィール

山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は愛知のM氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールとBlue化です。
現状はドライブギア破損でトレイの開閉が出来ないそうです。

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確かにスレッドギアが破損していたのでジュラコン製のギアに交換です。
トレイの開閉は出来るようになりCDのチャッキングまでは出来るのですが、なぜかターンテーブルが回らない状態です。

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RF回路に問題が出ていると思われるので手持ちのICを交換しましたが、どうも違うICの不良の様です。
他のICは持っていないので今回は基板を交換する事で対処させて頂きました。

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トレイギアもこの際なのでジュラコン製に交換です。

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音質改善・Blue化と作業を進めほぼ完成の状態で、今回はここでピックアップの確認です。
もう少し持つかなと言った所だったのですが今後の事を考えて交換です。

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完成と言ったところでトレイの開閉音が大きいことに気が付きトレイ開閉機構のギア等を交換して一件落着です。
やはりD/Aコンバーター変更・Blue化まで実施すると音が生き生きとしてきますね。

M氏からは
「まだアルバム1枚程度しか聴けていませんが音が出た瞬間に、音の深さ?がと言いますか立体感が別次元で今回お願いして本当に良かったなと思いました。
驚いたのは全てのベクトルでよくなってる(例えば解像度など)にも関わらず、WADIAならではの濃厚な良さを残しつつさらに味わい深い音になっているのが感動ものでした!ここから更に熟成していく過程が楽しめると思うと新品を買った当時の感動をまた味わえるようで得した気持ちになりました。」
と喜びを伝えて頂きました。

 2019_09_18



2019年3月7日掲載

本当は過去にオーバーホールしたKRELL CD-DSPの音質改善が依頼でしたが代理とのメールのやり取りでWADIA850のBlue化までの実施となりました。
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5年前のオーバーホールでピックアップの交換を実施していたので再確認するとこの後15年以上の使用に十分耐える状態のアイパターンを確認することが出来ました。

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写真では明るく見えますが実際はかなり暗くなっていましたので、今後の事を考え表示器を中古良品と交換です。

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トランスポート機構の剛性アップ・ピックアップ信号中継基板・コントロール基板・D/Aアナログ基板のLTD・Blue化変更とほぼ全ての部位に対しての変更を実施して完成です。

*****以下W氏からのインプレッションを拝借すると*****
暫く室温になじませてから、エージングをはじめるために、CDをかけてみましたが、すでに音の違いは歴然!
特に低音部の明確さは格段の違いです。
これで、これからエージングが進めば音がさらに良く成るとしたら、もうSACDはいらないのではないか、現在何台も所有しているSACDプレーヤーは何だったのかという感じです。
というわけで、昨晩はそのまま夜遅くまで様々なCDを聴いてしまったのですが、レンジの拡大と音の実在感は、素晴らしい物が有ります。
これを生かすには、ご教示頂いたケーブルの作成も、早々時間を作って始める事にします。
この結果を聴く限り、WADIA6の状態の良い物を入手出来たら、再度LTD-Blue化をお願いすれば、CDPに関しては、ほかは不要ですね。
*****インプレッションここまで*****

かなり喜んで頂いている事が良くわかる文面だったので此方も嬉しい限りです。
本業との兼ね合いでCDプレーヤーの作業に取れる時間は制限されますが、こう言ったメールを頂くとなんとか時間を取らなければと思いますね。

2014年6月21日掲載


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今回は以前
KRELL KPS-28cMcintosh MCD7009のオーバーホールを行った東京のW氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールと音質改善です。
ハイエンドのプレーヤーを3台持っていると言うのはジャンルに合わせて使用しているのでしょうか、良いですね。

blog_import_53b8daa90731f.jpg 
中をみるとWADIA850の1台目と同じ構成なので前期タイプです。
ピックアップを確認するとアイパターンの電圧幅からは交換時期になっており早速交換です。
ピックアップは前期のWADIA850の方が性能が良いと思われますがTEACが供給しているコントロール基板が古いタイプです。
後期のWADIA850はピックアップが廉価タイプになりますがコントロール基板が新しいので制御的には勝っていると思われます。
内部を見てしまうとどちらのWADIA850が良いのだろうかと思ってしまいます。

blog_import_53b8daaa38201.jpg アナログ回路用のブロックコンデンサは頭が膨らんでおり性能低下をしていると思われます。

blog_import_53b8daabcabd2.jpg 
交換に使用するコンデンサは一般的には流通していないタイプのコンデンサなので入手は商社に依頼しています。
発注単位が最低50個とか100個以上になるのでこの辺りは困りものですね。

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右側の基板類を外すとオプションのデジタル出力ボードを取り付けるスタッドが見えます。
箱が大きくなった分作業はし易いかと言えばそうでもなくコントロール基板がD/A・アナログ基板の下に有るのでコントロール基板に関する作業をする時はD/A・アナログ基板を外す必要があります。D/A・アナログ基板を外すとプレーヤーの動作確認が出来ないと言った具合でアイパターンの測定はかなりの作業工数となります。
blog_import_53b8daae52c0c.jpg 此方がほぼ完成状態です。
オーバーホール・音質改善(オペアンプ交換・クロック交換)等を実施し現在出来る事を全て行いほぼ完成状態です。
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潜在的な能力が高いので音質改善効果もなかなかのものです。
情報量の多さや音の繊細さ迫力等、流石はWADIAですね。


 2019_03_07



2019年2月16日掲載
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RCA出力にDC漏れがあるとの事で調査です。
現状は15mV位の漏れが出ているので、出力回路を確認してゆくとDCオフセット回路がある事が判りましたので調整です。
この後当方に初めてくるWADIAを数台測定すると±5mV~±25mVとDCオフセットはほぼ調整ができていない状態であることが判りました。
周知の事だとは思いますが、WADIAの電源投入や切り替え機でのプレーヤー選択する時にはアンプのボリュームを絞る事をお勧めします。

今回はせっかく来たのでBlue化も併せて実施です。

2016年2月20日掲載

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今回はWADIA6改LTD ・WADIA6改LTD 2台目(画像のみ)のWADIA6LTDを2台作成させて頂いた東京のI氏からの依頼でWADIA850のLTD作成です。
WADIA氏が関与している機器の音作りは実在感の有る情景を表現してくれるのでこのWADIA850も期待に応えてくれるものと信じてLTDの作成です。

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まずはオーバーホールの基本と成るピックアップの確認を行い交換を要する状態だったので交換です。
写真でも判る様にレンズの落ち込みがはっきりと判る状態です。

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WADIA850のウイークポイントと成るギアもジュラコンに交換です。

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写真に撮ると明るく見えますが暗くなった表示器の交換を行い。

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オーバーホール・音質改善・LTD化と順調に作業が進みほぼ完成状態です。
順調といってもLTD化には3日間位掛かっていますので其れなりに音質向上に期待できる内容を実施しています。

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最初の予定ではアルミ円盤のVRDSを載せる予定でしたが操作信号の整合性が取れず今回は断念です。
一応アルミ円盤のVRDSを載せる事はできたのですが残念です。

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音はまずまずの仕上がりでWADIA6に比べると音域が下から上までフラットに出る感じです。
時の流れでWADIA6ほどの中音域の強調は有りませんがLTD化による音の響きや定位感の向上はさすがはWADIAと言ったところです。



 2019_02_16



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今回は和歌山のN氏からの依頼でWADIA850のBlue化です。
現在の状況は電源投入時に音飛びがたまに出る程度のようです。

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元のピックアップはまだ使えないことは無いのですが、寿命に近い状態だったのでピックアップを交換することにしました。

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後期型のWADIA850なのでコントロール基板が表面実装のものを使っています。
外した所にはOSコンデンサを付けたいところですが表面実装のOSコンが入手できず今は電解コンデンサより性能が良いタンタルを使っています。

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トレイベルトに時限爆弾となってしまう柔らかいギアが付いていたので交換です。

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トランスポート側からD/Aコンバーター側へのデジタル信号をラインドライバーで中継しています。30cm程度の距離にラインドライバーの使用とは奇妙な選定ですね。

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音質改善・LTD化・Blue化と作業を進めほぼ完成状態です。要した時間でいえばBule化が一番掛かっていますし根気が要ります。

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Blue化まで実施すると出てくる音が元のWADIA850とは音の速さ・鮮明さ・響き等全く違ってきます。これで3日間気持ち良く音楽鑑賞が出来ますね


 2018_04_25



2017年8月2日掲載
一昨年オーバーホール・音質改善、去年LTD化と段階を追改善されてきたWADIA850の滋賀のT氏より今回Blue化の依頼です。
今年2月の受付予告を見て次のバージョンアップを見越し着手可能となった時にはぜひお願いしたいとの事で、遅ればせながら半年後の実施です。

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blue化で外したコンデンサですが今回はスケールを一緒に写したので大きさが判ると思います。
音は十分期待に応えられる仕上がりと成っていますのでオーディオライフの充実間違いなしですね。


2016年4月20日掲載
去年の受付で音質改善を行ったWADIA850の滋賀のT氏よりLTD化を行ってほしいとの事で再びやって来ました。
T氏より
「850はO/Hとバランス出力の音質改善で、まるで別物のように生き生きと音楽をたのしませてくれています。これ以上どこを良くするのだろうと思いながらさらなる変貌を聴きたくLTD化をお願い頂く次第です。」(少し文面を端折っています)

以上の申し出でですが音質改善は基礎体力を健全な物とした状態までですが、LTDはその持っている能力を目一杯出せる様に変更をしますのでかなり聴き応えが有る音と成り音質改善では見えなかった表現がハッキリ判る様になると思います。

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出力回路用の電源を専用で設ける事は高級機では当たり前の処方ですが効果ありですね。この他にもVRDS機構の補強等音に対して影響の有る改善を施していますが写真ではお見せ出来ません。

今回WADIA850入院中にT氏自身で山手サービスのブログに写っているXLRケーブルを作ったと思われるのでWADIA850LTD+XLRケーブルで音としてはかなりの変化が起こる物と思われますので楽しみですね。


2015年9月8日掲載
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今回は滋賀のT氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールの依頼です。
受付時はノアでの修理受け付けが出来た時期なのですが、ブログで850のオーバーホールを見て所有の850にもオーバーホールや音質改善をしたいとの事で、事前にノアでのピックアップ交換やギアの交換をしたうえで此方にきています。

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まずは現状の音出し確認を行いましたが音の出力レベルが低くWADIAの迫力が出てきません。
内部を確認すると出力回路のゲイン調整が設定替えされており音が絞られていました。T氏に確認するとパワーアンプダイレクトで使用する時に850のデジタルボリュームを最大で使う為に設定替えを行ったそうです。
デジタルボリュームが50以下に成らないのであれば基板上でのゲインは落さ無い方が良いと思われるのでスイッチの設定は戻す事にしました。
WADIAのデジタルボリュームは少々落としても分解能を落とさない工夫がデジマスター側のソフトでされておりますので、ハードのゲイン回路等で落とすよりは良好な音に成る様です。

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ピックアップの状態確認やギア周りの確認で異常のない事を確認した後でオーバーホールの実施です。
コントロール基板を見るとEFM信号処理ICのデカップリングコンデンサの足が浮いていました。一度は半田をした跡があるので販売後のメンテナンスでのミスでしょうか、直接的な影響が出ない処なので判らなかったのでしょうね。

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此方は表示パネルの裏面です。WADIA6・21とは違ってフィルムシートでの表示窓に変更されています。
これなら表示窓の脱落は心配しなくても良いですね。

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オーバーホール・音質改善とスムーズに作業もすすみほぼ完成です。
大きさはWADIA6・21と比べ大きいのですがピックアップ周りの確認に関しては整備性が非常に悪くピックアップを交換・確認するには右のD/Aアナログ基板を外すその下に有るコントロール基板上のアイパターン測定ポイントに配線を繋ぎ、その後D/Aアナログ基板を元に戻さないとCDドライブが動かない構造と成っています。

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音質改善で音域が広がった事でデジマスターの潜在能力が発揮出来る様に成り気持ちの良い音がでてきますね。
ジャンルを問わず色々なCDを聴いて頂ければと思います。

2015年今年最初の修理受付時にはノアでの修理が出来ていたのですが現在は修理受付がされていない様です。修理不可のWADIAは2012年に販売されたモデルにも及んでおり驚きです。ノアが自社で販売していない物を体よく切り捨てた感じですね。


 2017_08_02



2017年7月30日掲載
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Blue化で外したコンデンサです。
RCAコネクタと比べれば大きさが判ると思いますが、ゴミみたいに小さい面実装部品なので取り外し取り付け共にディスクリート部品とは違った難しさが有ります。
音が良くなるので実施していますが、実際には作業できる限界の大きさですね。


2016年3月30日掲載
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今回は栃木のT氏からの依頼でWADIA850のLTD化です。
1/20の価格のUSBオーディオに解像度で負けてしまい聴く機会が減っていたそんな時に当方のWADIA850LTDの記事をみて今回の修理受付に参加されたとの事です。
T氏はWADIA850が原因と思っている様ですが、これは単に使用しているスピーカーがUSBオーディオにマッチしただけではないかと思ってしまうのですが・・・。

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過去に某オーディオショップによるチューンナップを実施とありましたが、アナログ電源ケーブルに巻物をしてRCAコネクタへの配線に何かを塗ってXLRコネクタにセーム革を貼ってと言った物です。
音を良くしたいなら元の性能を上げる様にするのが基本だと思っている者にとって、こう言った何かを追加で音を変えると言った発想は理解できない事ですね。

WADIA850も前期型と後期型が有って今回は後期型のWADIA850になります。
よく見れば判る様にVRDSが違います。

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CDドライブユニットを外すためにほぼ全バラ状態のWADIA850です。860と共通なので内部の半分以上は使用されていないと言う余裕の筐体です。

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作業量で言えば前期型よりこの後期型の方がが少なくて済みますが、コントロール基板の電解コンデンサが面実装なので前期型の様なRF信号・デジタル信号系統の電源強化が出来なかったのが残念なところで、今後の課題ですね。

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オーバーホール・音質改善・LTD化の変更を施してほぼ完成状態です。
音は前期型と同様な傾向で音域レンジは広く一音一音がハッキリと出ます。ただピックアップの違いに拠る物でしょうか、前期型に比べ少しザラツキ感が有るようです。
この頃のWADIAはエージングが進めば進むほど聴き応えのある音に成るのでこれからの熟成が楽しみです。


 2017_07_30



2017年3月16日掲載
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代理からの勧めで2013年の暮れにオーバーホールした東京のO氏のWADIA850のBlue化です。
3年足らずの使用ですがピックアップの性能がかなり落ちていましたのでピックアップの交換となりましたが、これが後に大変な事を起こしてしまいます。

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このWADIA850は後期型なので前期型とはピックアップやコントロール基板が違っています。
コントロール基板のパーツは面実装の物が使われており電源強化の為のコンデンサ交換は手間が掛かる作業となります。

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WADIA850LTD-Blue内部の初公開です。
ピックアップは当方の所有プレーヤーのメンテナンス用として海外から取り寄せていた物ですが当然アフターパーツで多分中国製と思われます。
LTD-Blue化がほぼ完成と言ったところでトラッキングが出来ない不具合が発生してしまいました。写真の様にアイパターンには問題が無いのですが・・・

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又もドライブユニットの不調かと思いドライブユニットを入手して交換するもトラキングの不具合が治らず、コントロール基板の交換・再度ピックアップ交換等するも全く駄目でお先真っ暗な状態です。

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試しに手持ちの中古のピックアップを使ってみると今までの不具合はどこへやらと全く不安の無い再生が出来る様になりました。
この写真のピックアップはアフターパーツではなくSONYの純正品です。
不具合を起こしたピックアップはトラッキング性能(フォーカス・トラバース)が純正の物に比べ低くCDのピットを捉えることが出来ない状態に成っていたものと考えられます。
アフターパーツのピックアップ購入は一か八かだと言う事を久々に再認識した作業でした。
後から思うとアイパターンの電圧幅は有るがCDの認識に難の有ったCDM-1のレーザーダイオード交換の物と同様な不具合ですね。

音はLTDと比べても空間表現がアップしており音出しエージングでも楽しく聴かせて貰える状態で良いですね。


2014年1月9日掲載
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今回は東京のO氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールです。
発売後既に15年近くになるので点検整備をしておきたく代理店に依頼したが頼りない返事との事で此方でのオーバーホールとなりました。
WADIA850は代理店での修理が効く製品ですが様々のリスクに付いて了解して頂いた上での修理受付です。
表示がクッキリとしているのは表示器を交換した後に写真を撮っている為です。

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まずはピックアップの確認の為に天板を取るとなんと
1台目のWADIA850とは違ったVRDS機構が載っておりました。
途中でTEACのVRDS機構の生産が切り替わったのでしょうかね。
測定をするとアイパターンの電圧幅が狭く寿命に近い状態である事が判りました。
1台目のWADIA850と同じピックアップはある程度在庫を置いているので気にしていませんでしたが、VRDS機構の変更に伴いピックアップの型式も変わっており、この後急いでピックアップの手配を行う事になりました。
このあとCDを認識するが再生出来ない不具合が出始めピックアップの問題ではない不具合の発生です。
此方が表示器交換前の写真なのでかなり暗く感じます。

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SONYのピックアップはRF回路を含め安定性は有りますがレンズを支えているサスペンションがネックですね。
他社の様に金属ワイヤーのサスペンションであればもっと寿命も長く取れたと思えるだけに残念です。

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ピックアップを交換してもCDの再生が出来ない不具合は解消せず、VRDS機構そのものを交換となりました。
KRELLのKPS-28Cの時にも同じVRDS機構の不具合がありましたのでこのVRDS機構(RF・サーボ基板を含む)に何か特有の弱点を持っている様です。

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表示器もかなり暗くなっていましたので中古良品に交換です。
交換した物を比べると暗くなった表示器の内部が少し曇っている様に見えます。

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RF・サーボ基板は表面実装基板と成っているので電解コンデンサの交換は意外に手間取ってしまいます。

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D/A・アナログ基板の出力用のオペアンプにも表面実装のオペアンプが使用されておりオペアンプの選択が制限される状態なのでDIPタイプのオペアンプが使用出来る様に基板を追加です。
オーバーホール・音質改善とこれで作業も終わりほぼ完成の状態です。
フルサイズの筐体なので重さはありますが、内部には結構余裕があるので作業性は良いです。

blog_import_53b8db61c91ac.jpg
オペアンプの性能が上がると基本的に持っている能力を発揮出来るので良いですね。
籠り気味の音もクリアになり気持ちの良い響きのある音を出してくれる様になりました。


 2017_03_16




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