プロフィール

山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は福島のE氏からの依頼でCDX-10000のオーバーホール・音質改善です。
社会人になってから憧れのCDX-10000を購入し10年程になるそうですが既にローディングが出来ず、トレイにラベルを張り手でトレイを出し入れして使用していたそうです。

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物の見事にガイドローラーのゴムが溶けてそこら中がベタベタの状態です。憧れていた機種でなかったら諦めて手放していたと思えるくらいの状態です。

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CDX-10000の良い所は来る機械ほぼピックアップの状態が良い事です。このCDXもかなりの電圧幅が有ります。
ほんとYAMAHAさんはいい仕事していると思います。

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この写真で不具合が判る人はまずいないと思いますが、この不具合のおかげでトレイ開動作が途中で止まってしまいます。
答えは後ほど

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スピンドルモーター部より異音がしていたので分解すると磁石とコイルの間に異物が入り込んでいました。異物が柔らかかったのでコイルに傷が付いておらず一安心です。

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今回は音質改善でアナログ出力回路のオペアンプを全て交換したので今まで以上に切れの有る音に成ったと思います。

問題の答えはリミットSWを押すレバー止めネジの締めこみすぎです。レバーが常時SWを押した状態に成っており、この為トレイが途中で止まる不具合を起こしていました。




 2017_07_17



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今回は北海道のS氏からの依頼でYAMAHA CDX-10000のオーバーホールと音質改善です。
5年前に中古購入し最近不注意でトレイ部に衝撃を与えトレイが開閉できなくなっているそうです。

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トレイの左右位置決めのガイドの前のローラーが溶けてしまいトレイが左に入り込み内部の機構とトレイが引っ掛かり動かない状態に成っていました。
トレイのガイドローラーは過去のメンテナンスでゴムのブッシングに交換されたり、除去されている状態でした。

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CDドライブユニットの取り付けネジも1本頭が無くなったままで放置状態です。

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コントロール基板には割れが発生しておりこのままではパターンが切れて突然動作しなくなる状態のものだったので基盤の補強やパターンの補修を行いました。
過去に診たCDX-10000の中では一番悪いメンテナンスの状態ですが、YAMAHAのサービスがこんな作業をする筈がないので個人が行った物と思われますね。

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何時ものCDX-10000の製造番号は数字の頭や後ろにアルファベットがあるのですが、これは単に1001番・・・10000の1番となっているのでたぶんCDX-10000の初号機ではないかと思われます。

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過去に見たD/Aコンバーターの変換精度はJランクですがこれはKで最高ランクの物を使っていますし、他にも民生では金額的に合わないセラミックパッケージのICが2ケ所も使われている等初号ロットだろうと思わせるパーツ投入が見られました。
初号ロットの造りはいいとは言えないですが、これらのICが付いていると思うとお買い得ですね。

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この写真にも何時ものCDX-10000には見られない基盤が右下に付いています。おまけに後付けの細いワイヤリングがされています。
天板側の中板は無く取り付けネジのタップもされていないとか、フロントパネルの取り付けネジも下面1本の取り付け穴が無いとか、発売時期に合わせてドタバタ劇が有った様子が伺える痕跡があちらこちらに残っていました。
当然ですが、中板の取り付けや不足しているネジなどは新たに追加して通常のCDX-10000と同じ状態にしておきました。

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クロックを含めた音質改善まで実施すると元々のCDX-10000の持ち味そのままに良いとこを伸ばしたような音作りに成ります。
元の状態から比較しても違和感無しで解像度や表現力がアップした状態に成り良いですね。



 2016_07_29



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今回は福岡のM氏よりの依頼でヤマハのCDX-10000です。押釦の反応が悪い以外は特に問題はないそうですが今後の使用に向けてオーバーホール・音質改善の依頼です。

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ピックアップは1993年にYAMAHAにて交換したそうで力一杯大きな波形が出てきます。今まではYAMAHAの新品時のデーターが判らなかったのですがPHILIPSのピクアップよりも大きな電圧幅だった様です。
アイパターンの電圧幅はPHILIPS辺りと同じ位かなと思っていたので過去の判断を覆される事に成りました。

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トレイのガイドローラーもジュラコン製に交換依頼が有ったので交換しようとしましたがCDドライブユニット全体にヤニ汚れの様な物が付着しており手に汚れが付くので先に清掃から始める事になりました。

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清掃・ガイドローラーの交換も行いドライブユニットはこれで完成です。

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過去のメンテナンスで半田増し等を行っている様ですが、それでもこの様な半田クラックが有る状態です。

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押釦の不具合を言われていたので確認すると1/3位の押釦で接触不良(抵抗値が数Ω以上)と言った状態です。
押釦を分解すると内部の接点が硫化してモアレじまの様に黒ずんでいます、これでは接触不良もしかたがないところです。それにしても不思議な硫化のしかたですね。


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オーバーホール・音質改善と作業も完了しこの状態で音出しエージングを始め一晩開けて天板の取り付けを行った後にCDの認識不良の発生です。
表示もいつもと違う状態です、すぐ天板を取り動作を確認するとスピンドルモーターの回転が遅く成っていました、原因を調べようとしましたがこの後不具合症状が出ずこのままでは埒が明かないのでCDの認識を含めたエージングを実施しました。

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エージングはCD1枚ごとに電源ON-OFFを行い誤動作が出るか確認しましたが結局再発せず、今回はこのまま使って頂く事にしました。
丁度CDX-10000の2台目が表示が誤動作を起こしその後トレイが動かなくなったとの事で修理した所ですが、不具合としては似たような感じでどうもコントロールマイコンの動作不良に拠る物ではないかと思われます。
CDX-10000自体をコントロールしているマイコンのプログラムに操作のタイミングで発生するバグが存在しているのかも知れませんね。
オーバーホール・音質改善により持ち味の力強さをそのままで、音域レンジの広がった分気持ち良く成っていますね。

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今回のCDX-10000は元箱にて来ましたのでお披露目です。





 

 2016_03_22



2016年3月13日掲載 
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3年前にオーバーホールを実施したCDX-10000のトレイの開閉が出来ないとの事で入院です。
調べるとトレイ開閉とCD押え用のモータードライバーが壊れている事が判りモータードライバーのICを海外より取り寄せ交換です。
ICを交換しましたがトレイ開閉・CD押え動作が正常でなく調べるとCD押え機構の2段ギアが破損している事が判りました。

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このギアをジュラコンで1個だけ製作して貰うと2万円以上になると思われるので今回はわれている小さいギア部を修理する事にしました。

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ピニオンギアと本体のギアを接続するパイプは真鍮棒を使い旋盤加工で製作です。

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ピニオンギアは市販品を購入し旋盤加工したパイプにピニオンギアを半田付けで取付け本体の2段ギアにパイプ部を接着剤と共に差込んでギアの完成です。
トレイ開閉・CD押え動作も良好でこれで修理完了です。



2013年12月15日掲載

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今回は埼玉のT氏よりの依頼でYAMAHAのCDX-10000の修理です。
トレイの動きがかなり緩慢になっているそうで、昨年の夏にYAMAHAに修理に出しましたが修理されずに戻ってきたとの事です。
久しぶりのCDX-10000ですがやはり重いです・・・。

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トレイの動作を確認するためにまずはトレイの制御電圧を確認しました。
トレイの開閉に時分割制御を行うなど懐かしい波形です。
電圧や制御的には特に問題は無い様なので問題は他に有る様です。
気になるモーターのブラシ部分を確認すると思った通りコミュテーターが黒くなっておりここで接触不良が発生していましたので、コミュテーターを清掃する事でトレイの開閉はまずまずの状態に回復です。

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トレイの開閉はまずまずですが動きがコトコトしてしまいます。
トレイを支えているガイドローラーが全て加水分解を起こしその修正に布テープを巻いていましたが形状に歪みがでて、これがコトコトの原因になっています。
YAMAHAにガイドローラーを手配しましたが既に販売が無いとの回答です。
ならばとジュラコン製作第2弾です。
今回もWADIA21のギアでお世話になっている加工屋さんに依頼して作って頂き此方も無事解決です。

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一番肝心なピックアップですが26年の歳月を感じさせない位問題の無い波形(たぶん)です。
新品の波形を見た事がないので言い切れませんがはっきりとした綺麗な波形が出ています。

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ドライブユニットを裏から見たところですが、スピンドルはサーボモーター・スレッドはリニアモーターとフラグシップに相応しい部品で構成されています。
ただピックアップからの配線に細線が使われておりこの辺りに設計の古さを感じますね。

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オーバーホールや音質改善にRCA出力用のオペアンプ交換や高精度クロックの取付等を行い作業もほぼ完了です。

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音の分離や滑らかさが増し聞きなれたCDから新たに音を発見出来る状態に成っていると思います。


 2016_03_13



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今回は兵庫のM氏からの依頼でYAMAHAのCDX-10000のオーバーホールです。
以前オーバーホールの問い合わせを頂いていましたが、その頃はまだYAMAHAがメンテナンスを受け付けていたのでメーカーでメンテナンスされる事をお願いしましたがM氏の思う様なメンテナンスを受けれないとの事で此方に来ています。

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ピックアップの状態が気に成るとの事だったので確認するとピックアップは過去のメンテナンスで交換されている様で販売当時の物ではありませんでした。
アイパターンの電圧幅も2.0Vと全く問題の無い状態なのでこの後も安心して使用できる状態です。


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トレイの開閉が遅いとの事だったのですが、CDX-10000自体のトレイ開閉速度は普通のCDプレーヤーの半分位(大袈裟にかいていますがほんと遅いですね)の早さなのでこれは仕方がないと思います。
ガイドローラーの加水分解も無く今回はローラーシャフトへの給脂を行う事でトレイのメンテナンスはOKです。


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選曲の押釦に反応しない物が有るとの事で抵抗値を確認したところ抵抗値が少し高く成って来ているので今後の不具合を防ぐために全ての押釦を交換する事にしました。

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先程の押釦基板のコネクターの取付け部の拡大です。何故かコネクタが途中から浮き上がっています。何をしたらこの様になるのか理解できません。最初からだったのでしょうか不思議ですね。

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オーバーホールも無事完了し、ほぼ完成状態です。

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CDX-10000はとにかく重いの一言です。プレーヤーの中では重さの横綱ですね。
それでもこの重さが締まった音の元に成っているのでしょうね。






 2015_08_26



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今回は以前CDX-10000 5台目のオーバーホール・音質改善を行った大阪のH氏からの依頼で2台目のCDX-10000です。
此方のCDX-10000は1台目とは違う場所でつかっているそうです。

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トレイのガイドローラーは此方も1台目に負けず劣らずの状態でドロドロに溶けた状態です。
溶けたゴムの除去はかなり困難を極めます。手に付くと指紋の中に入り込み石鹸で洗った位では落ちてくれません。

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今まで修理したCDX-10000で一番電圧幅が大きく出てきました。新品のピックアップなのでしょうか。すごいですね。

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後付の高精度クロック基板(性能の良い物が付いています)が追加されていました。何処でされたのかは判りませんが高かったのでしょうね。

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オーバーホール・音質改善と順調に作業も進みほぼ完成です。

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同様の音質改善を行っていますが、クロックが当方で使う物より精度が高い為か若干線が細い感じがします。
2台で聴き比べないと判らないところですね。


 2015_05_25



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今回は北海道のI氏からの依頼でYAMAHAのCDX-10000の修理・オーバーホール・音質改善です。
4年位前にトレイの開閉でが不具合となり札幌のYAMAHAで修理受け付けをして貰えず福岡に有るオーディオショップで修理を行ったが1年位でやはりトレイの開閉が遅く成り現在はトレイが開かない状態だそうです。
毎度関心するのが表示器のクリアさですね。四半世紀たった今も古さを全く感じさせません。

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内部を確認するとトレイベルトが伸びて滑っていたのでベルト交換の実施です。ベルトを交換するもトレイの開閉速度が異常に遅く他にも問題が有る様なので調べると写真の様にガイドローラーが太鼓の様に中が膨らんでいます。
膨らんだガイドローラーが抵抗に成っている様なのでガイドローラーをジュラコン製のローラーに交換です。

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不思議な事ですが、トレイの開閉のリミットSWがこの様に硫化で真っ黒に成っている物と全く問題の無い物とが有ります。
不思議ですね。

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PLAYやSTOP等の押釦の接触が悪く成っており釦を押しても反応しない事が有ったので使用頻度の高いと思われる釦の交換です。同じ物は入手が難しそうなのでOMRONの汎用的な釦で代用です。

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トランスからの配線がラッピング処理されており、アナログ・デジタル電源基板共に本体からの取り出しがほぼ出来ない状態です。出来れば端子台等にして欲しかった物です。
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修理・オーバーホール・音質改善を行いほぼ作業も完了です。重量があるのでちょっと移動するにも気合が入りますが、重さも音質の内なのでこれも仕方がないのかな。

 2015_04_03



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今回は香川のY氏からの依頼でYAMAHAのCDX-10000です。
特に不具合は有りませんがオーバーホールと音質改善の依頼で此方にきました。
YAMAHAのCDプレーヤーの表示管で輝度の落ちている物をまだ見たことがないのですが、他のメーカーの物となにか違うのでしょうか、くっきりと綺麗ですね。

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ひとつ前のCDX-10000でピックアップを見た時に何時ものピックアップと違っておりあれ?と思いましたが今回も同じピックアップです。
何時も来ている物とはピックアップのレンズとカバーの形状が違っており、YAMAHAでのメンテナンス時に交換された互換性のあるピックアップだと思われます。

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メーカーで修理を行ったにしては珍しくネジの締め忘れです。もう少しでモーターが脱落してトレイの開閉が出来なくなるところでしたが運がいいですね。

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メイン基板の取付けステーがCDドライブユニットのベース板より折れて取れていました。年数が経つとプラスチックも弱く成るので仕方がない処でしょうか。

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輸送時のピックアップ固定機構です。部品点数も多く凝った造りと成っています。


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このCDX-10000も足のアルミリングに曲りが有ります。プレーヤー自体が重いので動かした時に何かに当ててしまうとすぐ曲がってしまうので要注意ですね。

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オーバーホール・音質改善と順調に作業もすすみ音出しです。CDX-10000も最近行っている音質改善を施すと気持ちよくCDを聴く事ができますね。




 2015_02_03



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今回は大分のE氏の依頼でCDX-10000の修理・オーバーホールです。
CDの認識はするがPLAY釦を押すとトレイが開くと言った症状だそうです。
今回の受付ではこのCDX-10000が多く6台あります。
本音を言えばかなり重さが有るのであまり触りたくない機種ですが、YAMAHAがメンテナンスを打ち切ったので何とかしなくてはいけないですね。

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動作を確認するとトレイが電源ONにて開いたりPLAY釦を押しても開いたりと確かに少し変な状態です。
PLAY釦の導通がおかしいのかと分解して釦を確認しましたが問題は無くその後組み付け直すとPLAY釦でCDの再生が行われるようになりました。フロントパネルをばらしただけなのに・・・
PLAY釦で再生動作を行うのでピックアップの状態を確認しましたが波形が乱れてアイパターンが確立してくれません。
ピックアップのレンズ動作調整用のボリュームも調整してみましたがよく成る気配はありません。
ピックアップが駄目な様なので修理不可報告のメールをしようと諦めていましたがこの後何もしていないのにCDを再生してしまいました。
どうもコントロール基板の電源関係の不具合が有るような感じに見えるのでコントロール基板と電源基板を先にオーバーホールする事としました。

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基板を見てもおかしくなっている様な部品は無く半田クラックも何時もの程度なので誤動作を起こすとは思えない状態です。
駄目もと状態でしたが、コントロール基板と電源基板のオーバーホール後連続で約半日全く問題なくCDの再生が出来ましたので修理出来た様に見えます。
後からE氏よりこのCDX-10000は落雷の後に動作がおかしく成ってしまったとのメールがあり、不具合の原因は見つけていませんが、マイコンボードの静電気の発生による不具合の感じに似ているので、うなずける処があります。
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CDの再生は出来る様になりましたがアイパターンの電圧幅が以上に広く約2.4Vも有ります。
YAMAHAのピックアップのアイパターンの電圧幅がいくら有れば良いかの資料は持っていませんが他社のピックアップから考えると電圧幅は2.0V位までだろうと思われるので調整で電圧幅を抑えました。

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ほぼオーバーホールの作業も完了しこの状態で1日連続で再生確認です。

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本体の再生確認を実施している間にリモコンの修理です。
電池の液漏れで基板のパターンの腐食や導電性塗料との導通不良等見た瞬間にこれは直せないと思える状態です。
それでも此処で諦めてゴミになるより、やるだけやってゴミにすれば良いかと修理をする事にしました。
導通が駄目になっている導電性の塗料のパターンを銅箔で形を作り腐食したパターンは銅線で作り直し、見た目は良くないですが何とか動作出来る様になりました。
良かったのか悪かったのか、採算ベースに成らない修理ですがそれでもやってしまう自分に呆れてしまいます。

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リモコンの修理を行っている間にE氏より音質改善も行うとの連絡でこのCDX-10000も5台目と同じ音質改善の実施です。
勝手に治った感が拭えず何か複雑な気持ちのまま3日間のエージングも無事終わってしまいました。
今回は不具合が治ったと信じての出荷となりました。

 2015_01_12



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今回は大阪のH氏からの依頼でヤマハのCDX-10000です。
CDの読み込みは早いがトレイは遅い・・・現在は困難な状態なので修理・オーバーホール・音質改善の実施です。
H氏はCDX-10000を2台所有しているそうで今回はその1台目です。

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トレイ開閉不具合の原因はトレイのガイドローラーが加水分解して溶けて抵抗になった事が原因の様です。

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ガイドローラーを全てジュラコン製の物に交換して不具合の処置は完了です。ただCDX-10000のトレイの開閉は他のプレーヤーに慣れているとかなり遅く感じるのも現実です。
せっかち者には扱い難いプレーヤーですね。
同様にWADIA6等も遅いので一呼吸置くくらい余裕をもってCDの認識を待つ必要があります。

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トレイの開閉が出来る様になったのでピックアップの確認です。
28年の歳月を感じさせない波形が出てきます。ピックアップを交換していないのであればピックアップの造りにかなり余裕をもっているのでしょうね。

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修理・オーバーホール・音質改善の作業も順調に進みほぼ完成です。

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このCDX-10000は置換えや移動の時に壊してしまった様で4個ある足全てに曲りが見えます。
1個はクッションのゴムなどが無く成ってアルミの輪っかが直接当たる様になっていました。見てしまったので此処も代用素材にて修理です。

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3台前から実施している音質改善がなかなか良いなと思える音を出してくれますのでエージングしていても音が自然に耳に入って来ます。
CDX-10000をオーバーホールするのであれば是非音質改善もする事をお勧めしたいと思える音ですね。


 2015_01_11



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今回は新潟のH氏からの依頼でヤマハのCDX-10000の修理とオーバーホールです。
トレイの開閉が出来なくなりH氏がメーカーのYAMAHAに問い合わせたところ、ベルト等の部品が欠品で修理受付ができないとの回答だったそうです。
で今回此方に来ています。
 
1002.jpg  
中をみるとトレイベルトが加水分解で切れており、ガイドローラーのゴムも溶け始めてトレイに粘りつくようになっていました。
ベルトを汎用ベルトに交換し、ガイドローラーをジュラコン製の物に交換してもまだトレイの動きが遅い状態です。
トレイモーターのブラシ部の接触も悪くなっている様なのでブラシ部分の清掃を行いましたが、トレイ開で半分位の位置からスピードが落ちます。歯付ベルトがプーリー当り部にて変形している事が原因の様なのですが、この症状は使い込む事で改善すると思われるのでこのまま使用して頂くこととしました。 
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やっとピックアップの確認が出来る様になりましたので波形の測定です。
YAMAHAさんのピックアップは過去の修理・オーバーホールで駄目だったピックアップは一度もありません。
ピックアップの設計にかなり余裕をみたのでしょうね。 
1004.jpg  

半田クラックは酷くは有りませんがそれでも発生しています。 
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今回のCDX-10000も2・3台目と同じ様に音質改善をするのでRCA出力回路のオペアンプ交換とこのデジタルフィルター基板にあるクロックの交換です。 
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トレイを裏からみた写真ですがトレイ一つにもこの様なリフト機構が組み込まれています。
手が込んでいますね。 
119.jpg  修理・オーバーホール・音質改善を実施しほぼ完成状態です。
音もリフレッシュされ今まで以上にCDを楽しんで頂けると思います。

 2014_09_30



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今回は岡山のJ氏よりの依頼でYAMAHAのCDX-10000の修理です。
現在特に問題はないのですがオーバーホールと音質改善を実施したいとの事できています。

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まずはピックアップの確認からです。アイパターンの電圧幅は2.4VとSONYのピックアップの新品に比べ倍の電圧が有ります。
過去にYAMAHAでメンテナンスをしているのですが、この時にピックアップを交換していないとすればかなり良い値が出ていると思います。

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今回分解して気になったのがプレーヤー内部の各所に発生しているカビです。
過去の使用条件が悪く発生した物と思われます。
アルコールで拭けばすぐ取れるかと思っておりましたが、結構頑固なカビで研磨剤入りのワックスを使用しないと落ちませんでした。

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発売時期が古いのでRF信号回路はディスクリートで作られており写真の銅板(メッキ)の下に組まれています。 

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スピンドルモーターはサーボモーターになっておりCD受けの下側にエンコーダー用の縞模様が印刷されています。

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CDX-10000の重さの大半は本体フレームで、剛性確保の為に2重構造としている事に拠る物の様です。
内部はしっかりとアナログ回路とデジタル回路がしっかりと分けられており、お互いの干渉を防ぐ構造となっているのが判ります。
オーバーホール・高精度クロックやオペアンプ交換等の音質改善も完了し、あとは音出しエージングです。
音はYAMAHAさんらしく真面目な音作りですね。
AMAHAのネーミングからは繊細な感じの音と思われがちですが、なかなか豪快な音作りです。

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 2014_03_18



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愛媛のK氏より修理オーバーホール依頼のCDX-1000です。
YAMAHAのフラグシップで出ただけあって作り込みがとても良いですね。
トップカバーを開ければ中にプレーヤー部とD/A変換・アナログ部と左右に分かれた中蓋があらわれる。
ちょっと見には手提げ金庫が2個入っている様にみえる。
この中蓋を開ければやっと中身が見えるといった 具合です。

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見えない所で、操作キー周りのプレートはキーSWを固定する部分のネコ足をフライスで削り込んで作っておりこれだけでもYAMAHAの意地がうかがえます。
内部は部品が整然と配置され整備しやすい配置となっています。
このプレーヤーはトレイが開かない不具合の修理できました。
原因はトレイのローディング用ベルト2本が溶けて切れていました。
ベルト2本を交換してあっさり修理終了となりました。

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引き続き内部の電解コンデンサの交換、アナログ出力部のフィルムコンデンサ・抵抗を雑音の少ない物に交換、オペアンプを交換出来る様にソケットの取り付け・全ての半田部分の再半田を行いました。
肝心な音はレンジが広く下から上までクリアでピアノの音なんかは聞き惚れてしまいます。
流石は楽器を作っているメーカーだなーと感心してしまいました。
しばらく聞いていると音が妙なので確認してみると、なんと右chの出力が出なくなっていました。
信号を出力のRCAコネクタより追いかけてみるとD/A変換PCM56Pの不良が見つかりました。
手持ちのPCM56Pと交換して修理完了となりました。
016.jpg
-4年が経ちトレイの開閉がかなり困難になったので再度入院です。 -

確認すると予想通りトレイのガイドローラーの加水分解によりトレイに溶けたゴムが引っ付いていました。

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全てのローラーをジュラコン製に交換しスムーズなトレイ開閉を確認して修理は完了です。


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OH前提の上での不具合対応と成ります。
D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
下記メールをコピーペーストして送信ください。
meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
  山手サービス 高橋

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本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

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