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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




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今回は東京のK氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールです。
CDを認識しなくなったとの事なので持病が出た様ですね。

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お約束の様にスレッドギアが壊れています。このギアではしかたがないですね。

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此方のピックアップもレンズを支持するサスペンションのへたりが出ているのが判ります。

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普通では見る事の出来ないドライブユニットの裏側です。
縦方向には曲げが有り剛性を確保していますが、横の長手方向には曲げを入れていません、剛性を上げる為の曲げなら、長手方向にこそ曲げを入れておくべきだと思うのですが良く分からないですね。

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WADIA850が最初に来た時はWADIA21と似ているがWADIA21の様にはアイパターンの測定が出来ないとかと悩みましたが、今ではオーバーホールの手順も確立しているので作業は楽に成りましたね。

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オーバーホールで発売時の状態以上にリフレッシュされていますので、往年の音をお聴きいただけると思います。




 2017_07_19



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今回は三重のT氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールと音質改善です。
トレーが動作しないのでギアの破損だろうとの事で来ました。

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予想されていた通りスレッドギアが破損していましたのでジュラコン製のギアに交換です。同時に純正の柔らかいトレイギアも交換です。


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ピックアップも寿命だったので交換です。左が外したピックアップで右がこれから付けるピックアップです。
並べるとレンズの落ち込みが良く分かりますね。

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順調に作業も進みほぼ完成状態です。
WADIAのVRDS円盤は通常は黒色なのですがこれは珍しく緑色です。TEACの生産ロットの関係でしょうか。

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WADIA850の後ろ姿はわりと殺風景ですがこの850はデジタル出力が有るので少しはましですね。
今回音質改善・クロック交換まで行いましたので、ワンランクアップした音でCDを楽しんで頂けると思います。


 2017_01_11



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今回は岩手のO氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールです。
ワンオーナーで過去にトレーの開閉不具合で2度AXSISにて修理されており今回はCDを認識しないとの事です。

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早速ピックアップの状態を確認するとアイパターンの電圧幅はまだ使用できる範囲の物ですが、アイパターンの確立がなかなかできず、どうもピックアップ自体に不具合が起こっている様なのでピックアップ交換です。
ギアもジュラコン製の物に交換をとの依頼でしたが、ギアはアフターパーツの丈夫なギアに交換されていましたので問題ありませんでした。

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2度のAXSISでの修理で半田増しも所々実施されていましたが、それでも半田クラックは有る状態です。

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このWADIA850はデジタル出力付きでしたので基盤の公開です。
STリンクの出力モジュールがWADIA6・21等とは違った物に成っています。

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この頃のWADIAは音作りが良いですね、オーバーホールをするだけで不足の無い音が出て来ますね。




 2016_07_12



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今回は青森のK氏よりの依頼でWADIA850のオーバーホールです。
個体は非常に綺麗で大事に扱われてきたことが判りますね。
昨年の9月にCDの読込みが出来なくなったそうで、代理店に修理受付が終了機種との事で受け付けてもらえず此方に来ています。
ノアさんがWADIAの修理受付をかなり最近の機種まで切ったので今後は850・860辺りも依頼が増えそうですね。

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CDの読込み不良の原因は予想通りスレッドギアの歯こぼれによるものでした。WADIA21のオーバーホールではほぼ全数駄目になっていましたのでWADIA850も当然の結果ですね。
アフターパーツのギアでも材質の良い物があり、この良い材質のギアが安く入手出来れば修理費も押える事が出来ると思うのですが入手ルートが判らないですね。

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過去にメンテナンスした跡があり、一部半田増しを実施していましたがそれでもこのように半田クラックが見られます。
これを見ると半田増しは無条件で全部に実施しなければいけないと思いますね。

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アナログ回路用ブロックコンデンサの頭部の膨らみです。WADIAの半数以上がこの様な状態になっています。
20年も経てば仕方がないと言えばそうですが・・・

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今回はオーバーホールだけでしたがそれでも本来のWADIA850の持ち味が発揮されますのでなかなか良い音ですね。
音質改善・LTDにも興味が有るとの事なので機会があれば実施して頂きたいものです。




 2016_03_05


WADIA850 4台目

Category: WADIA850  

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今回は埼玉のK氏よりの依頼でWADIA850の修理・オーバーホールです。
突然読み込みが出来なくなりトレイも開かなくなったとの事で此方にきました。 
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早速内部を確認するとピックアップを移動させるスレッドギアの破損が見つかりました。
何時ものごとくこのスレッドギアとトレイギアを交換して修理は完了です。 
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トレイの開閉が出来る様になったのでピックアップの確認です。
残念ですが寿命に近い状態だったのでピックアップの交換です。

WADIA21・WADIA850に使用出来るピックアップの在庫もあと2個しかなくそろそろ入手しないといけなくなりました。
修理を始めた頃はこのWADIA850・WADIA21に使用するピックアップの販売はオリジナルタイプ(SONY純正と同じ構成)の物が主流で価格もそこそこで入手出来ましたが最近はオリジナルタイプの物が無くあっても以前の3~4倍の価格になっています。前回購入時も2倍位になっていたのでピックアップの代金をアップさせて頂きましたが、在庫が無く成ればまたピックアップ代金のアップをする事になりそうです。 

023.jpg
WADIA850はコントロール基板の位置がD/A・アナログ基板の下にあるのでコントロール基板のオーバーホール時には側だけの状態になってしまいます。
表示基板はもっと悪くコントロール基板を外した後でないと取り外しが出来ません。
この様に整備性は非常に悪いプレーヤーなので修理等は高く付いたものと思われます。 
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コントロール基板・表示基板・D/Aアナログ基板のオーバーホールも無事完了し、今回も音質改善を行う事になったのでオペアンプ交換等の実施です。 

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改造は割と簡単にできる内容ですがデジマスターの性能が良いのでしょうね、改造以上の変化が現れる感じです。

 2014_10_10



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今回は以前KRELL KPS-28cMcintosh MCD7009のオーバーホールを行った東京のW氏からの依頼でWADIA850のオーバーホールと音質改善です。
ハイエンドのプレーヤーを3台持っていると言うのはジャンルに合わせて使用しているのでしょうか、良いですね。

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中をみるとWADIA850の1台目と同じ構成なので前期タイプです。
ピックアップを確認するとアイパターンの電圧幅からは交換時期になっており早速交換です。
ピックアップは前期のWADIA850の方が性能が良いと思われますがTEACが供給しているコントロール基板が古いタイプです。
後期のWADIA850はピックアップが廉価タイプになりますがコントロール基板が新しいので制御的には勝っていると思われます。
内部を見てしまうとどちらのWADIA850が良いのだろうかと思ってしまいます。

blog_import_53b8daaa38201.jpg アナログ回路用のブロックコンデンサは頭が膨らんでおり性能低下をしていると思われます。

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交換に使用するコンデンサは一般的には流通していないタイプのコンデンサなので入手は商社に依頼しています。
発注単位が最低50個とか100個以上になるのでこの辺りは困りものですね。

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右側の基板類を外すとオプションのデジタル出力ボードを取り付けるスタッドが見えます。
箱が大きくなった分作業はし易いかと言えばそうでもなくコントロール基板がD/A・アナログ基板の下に有るのでコントロール基板に関する作業をする時はD/A・アナログ基板を外す必要があります。D/A・アナログ基板を外すとプレーヤーの動作確認が出来ないと言った具合でアイパターンの測定はかなりの作業工数となります。
blog_import_53b8daae52c0c.jpg 此方がほぼ完成状態です。
オーバーホール・音質改善(オペアンプ交換・クロック交換)等を実施し現在出来る事を全て行いほぼ完成状態です。
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潜在的な能力が高いので音質改善効果もなかなかのものです。
情報量の多さや音の繊細さ迫力等、流石はWADIAですね。


 2014_06_21


WADIA WADIA850

Category: WADIA850  

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今回は「きんたこ」さんからの依頼でWADIA850STDの修理です。
昨年末にCDが入ったままトレイが出てこなく成ったそうでオーバーホールを含めて此方にきました。
WADIA850はまだ代理店にて修理がきくプレーヤーですが、このプレーヤーは個人輸入品だそうで代理店では修理できないとの事でした。

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不具合原因は案の定スレッドギアの破損でした。
100万円の価格となってもWADIA21と同じギアを使用しています残念です。
発売がWADIA21の2年後なのでこちらも近じか修理業務終了機種になってしまうのでしょうかね。

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ギアをサクサクと交換してと書きたいですが、そんなには簡単には交換できませんね。
色々と部品を外したうえでやっとトレイ・スレッドギアを交換して気になるピックアップの状態確認です。
残念な事にピックアップも電圧幅が少なく交換を要する状態でした。

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以前はなかなか性能が出ない物が多く苦労しましたが、最近よく購入する仕入れ先からのピックアップの品質が安定していて、大半が安心して使える物に成っています。

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WADIA850と一緒にきたリモコンです。
ズッシリト重く梨地肌の塗装・SWの配置・配色など100万円のプレーヤーに相応した外観と造りですね。

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D/A・アナログ 基板は少し前に修理したWADIA6iとよく似ていますが基板形状が違っておりそれぞれ専用の基板を使っているようですね。
電解コンデンサ交換や半田増し・電源補強を行いほぼ予定の作業は完了です。

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最初来たときに音はかなりサラッとした音で音域レンジや音の分離はいいのですがWADIA6にある様な音の厚みがありませんでした。
今回電源補強を行い中低音が出てくる様になりましたので往年のWADIAらしい音の片鱗が伺える音になったと思います。


 2012_01_09




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D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
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meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
  山手サービス 高橋

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