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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

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今回は高知のH氏からの依頼でマークレビンソン390SLのオーバーホールです。
現状は半年前にハーマンで修理を行ったが現在CDの認識不良の不具合が起こっているとの事です。

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早速ピックアップの状態を確認しましたがアイパターンの電圧幅が小さくピックアップは寿命の様です。

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ピックアップを海外から購入しこれでCDを認識出来ると思っていましたがここで落とし穴があり全滅です。
CDM12は種類が多く同じ型式でも違うピックアップの物が有るようです。

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ピックアップの新品入手のあてが無いのでレーザー電流調整を行う事で対処できないか試しましたが、これも駄目でした。
写真では良好なアイパターンに見えますが、ぐずるとCDを認識出来ない事があるので残念ですが修理不可とさせて頂き返却しました。

この後マークレビンソンNo.37Lのオーバーホール時に新品のピックアップの販売が有ったので予備を購入しておいたのが功を奏してオーバーホールの再チャレンジです。

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ピックアップ交換後はCDの認識再生は良好となりましたが、CD押さえが外れるトラブル発生です。
ブリッジに挟み込む構造の所の爪が経年の使用で曲がり?引っ掛かりが無くなっていました。最初からか過去のメンテで爪の取り付け位置を迷ったかいずれにしても100万円を超えるプレーヤーとしてはお粗末です。


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CDドライブユニット取付やコントロール基板取付ネジは必ずと言ってよい程錆が発生しています。
ここも100万円を超えるプレーヤーとしてはお粗末ですね。


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トランスポート側が大丈夫になったのでいざ再生確認を始めましたがここで最悪のパターンです。
右chのDC漏れです。回路を追うと表面実装で作られた増幅回路の中でトラブルが出ている様です。
表面実装で使われているパーツの型番が確定できず今回はここまででオーバーホールは断念です。
H氏とも相談して390SLの目玉のアナログ回路は使えませんがトランスポートでの使用で了解となりました。

ここで完了と成るはずだったのですが、ここで新たな不具合発生です。
電源を投入すると勝手にレーザーが発光しピックアップのフォーカスが上下に激しく動作する不具合です。
まる1日調べて不具合の原因がつかめずH氏に駄目報告をしようかと躊躇していましたが、あるヒントで不具合原因が判り修理は完了です。

通常のCDでは使わない仕様の部位での不具合で上記の誤動作が発生していました。本末転倒な造りにはほとほと呆れてしまいます。


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マークレビンソン全体を通して思うのがネームバリューにすがって何とか出来ている会社だと思わされますね。
造りは値段相応ではないし、出てくる音は緩いし(ハイエンドとして)プログラムのバグを取り切れていない等々非常に残念なことです。



 2018_09_18



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今回は群馬のM氏からの依頼でB225のオーバーホールと音質改善です。
音質改善はBlue化の手法を取り入れての実施です。
M氏はB225の2台目の時は京都だったので転勤でしょうか??

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肝心なピックアップの状態はレーザー電流値からみると寿命となっていたのと、目視確認では樹脂封入が見えずレーザー打ち換え品の疑いが有り通常はオーバーホール不可となるはずでしたが、
マイクロのCD-M2の時に新品のCDM-2の販売を見つけたので当方の予備にと購入していたCDM-1が有たので此れを使いオーバーホールです。

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交換後のアイパターンの電圧幅は1.63Vレーザー電流49mAと新品時の状態です。当然樹脂封入も有り正規品と思われるピックアップです。

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購入したあったのはCDM-1で付いていたのはCDM-0なのでピックアップ自体の交換はコネクタの形状や過去の評価よりはCDM-0を使いたかったのでCDM-0へCDM-1のスイングアーム部の移植です。
取り付け部の形状が違うので単純に交換しただけでは駄目だという事が今回判りました。

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押し釦基板の取り付けネジが過去のメンテナンス時に外されて無くなっていました。新しい間はプラスチックの爪だけで基板を固定できますが古くなるとプラスチックの変形や硬化で基板を支えきれなくなります。
修理の基本は「まず元に戻す」です。メンテされる方はこれを守って貰いたいですね。

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右端の基板が今回の目玉のBlue化の手法で音質改善を行ったD/Aアナログ基板です。

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持てる性能を引き出せる点ではやはりBlue化の手法は効果ありですね。
エージングでの変化を楽しめそうです。




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 2018_08_27



2018年8月23日掲載
今回は遥か昔にアルミVRDS円盤への改造及び音質改善を行った神奈川のS氏のWADIA6で、最近勝手にミュート状態になるということで入院です。
この号機はオーバーホール後既に7年が経過しているので一番気になるのがピックアップです。
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早速アイパターンを確認するとオーバーホール時と遜色のない電圧幅があり一安心です。
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CDプレーヤーのオーバーホールを初めて間がない頃の作業なので交換されている電解コンデンサが85℃タイプの物だったり、今では音響用の電解コンデンサを使うところに105℃の電解コンデンサを使っていたりと時の流れを感じます。
今回もSpirit-Blueへの変更となるのでコンデンサ類も現在チョイスしている物に一掃です。

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順調に作業もすすみWADIA6改Spilit-Blueの完成です。
これでまた1つ心地よくCDを聴くことが出来るプレーヤーが増えましたね。

2011年5月29日掲載 

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WADIA6 6台目のWADIA6が舞い戻ってきました。
埼玉のS氏に返却後特定のCDにて音飛びがでるとの事で音飛びCDと共に音飛びの調査です。

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早速音飛びするCDのアイパターンを見てみると電圧幅が0.95Vとかなり悪くなっている事がわかりました。

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こちらでテストに使っているCDでアイパターンをみると1.19Vと出荷時とほぼ同じ状態の波形が見られました。
この事よりこの音飛びするCDは反射膜の状態があまり良くないようです。
S氏と相談の上音飛びに対処する為アルミ円盤のVRDS機構に載せ換えする事としました。

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サクサクとアルミ円盤VRDS機構へ変更です。(そんな訳ないです、かなり時間を要します)
やはりアルミ円盤のVRDSは様になりますね。

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アルミ円盤のVRDS機構に変更したところ音飛びCDで0.95Vしかなかったアイパターンの電圧幅が1.0Vと上昇しました。
この事によりアルミ円盤のVRDS機構の読み取り精度の良さがわかります。
それにしてもCDの反射膜の反射に対する規格はないのでしょうか、せっかくの音楽もCDの悪さでスポイルされては意味がないですよね。


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 2018_08_23



 RIMG7433.jpg
今回は群馬のM氏からの依頼でWADIA6のSpirit-Blue化です。
受付の時点で現在出来る精一杯の改善を希望との事だったので代理のブログを見ての依頼と思われますね。

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肝心なピックアップの状態は全く問題のない状態でした。50台近くのWADIA6をみてきましたが何も触らずにそのまま使用できるケースは初めてです、運が良いのでしょうね。

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メーカーは判りませんが三田電波の0.5ppmの精度を持ったクロックが使われていました。当方がクロック交換に使用する1ppmより精度の良いものですね。

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WADIA6の前期型のウイークポイントの1つです。電解コンデンサのボンディングによる腐食です。
酷いものは腐食でブリッジダイードの足が無くなりコントロール基板が動かなくなります。

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オーバーホール・アルミVRDS円盤載せ替え・Spirit化・Blue化と作業を進めほぼ完成です。
此処まで作業を進めて表示器が暗くなっているのに気が付き表示ユニットの交換です。

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Spirit-Blueまで実施すると心地よい音になりますね。投資に見合う音となるのでWADIA6はお奨めの機種ですね。




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 2018_08_16



2018年8月8日掲載
2年前にオーバーホールしたのですが最近音飛びが出るとの事で入院です。
入院と共にSpirit-Blueまで実施する事になりました。
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WADIA6の前期は2段に成っている基板の 間にコンデンサがあり作業では此処が一番難しいですね。

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Spirit化及びBlue化を実施して作業はほぼ完了です。
これで表現力の上がった音を楽しんでいただけると思います。

2016年7月8日掲載
 
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今回は滋賀のI氏からの依頼でWADIA6のオーバーホールとアルミ円盤への改造です。
20数年前に購入し数年前にCDを飲み込んだままトレイの開閉や再生も出来ない状態となりましたが古い機種なので修理も諦めていたそうです。
外観は20数年の年月を感じないくらい綺麗で丁寧に扱われてきたのが判ります。

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内部をみるとトレイ・リフトベルト共に溶けて切れていました。ベルトがこの様に溶けるとこの溶けたベルトを除去するのが意外に厄介で手間取ってしまいます。

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WADIA6のトレイの塗装は古くなると白けて来ます、WADIA21の様にボロボロに成るようであれば塗装の除去が出来るのですがWADIA6は塗装の除去が難しく、あまりひどい状態になると交換で対応するしかありません。
多少白けた状態ならば樹脂の保護材を塗布で対応が可能です。

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今回のWADIA6は製造番号が2桁なので底板の開口が小さくオーバーホール作業を行うにはほぼバラバラにしないと出来ず、メンテナンス性が非常に悪い造りに成っています。

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今回は改までを依頼されていたのでアルミVRDSの載せ換えも行いほぼ完成状態です。
CDの再生が出来ないのはベルト切れが原因かと思っていたらそうでは無くピックアップの劣化が原因でした。


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オーバーホール・音質改善・アルミVRDSと作業も無事完了です。これで往年のWADIA6以上の音でオーディオを楽しんで頂けると思います。




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 2018_08_08




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