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山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

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今回は茨木のK氏の依頼でWADIA850の修理・オーバーホール・LTD仕様音質改善の依頼でしたが、返却後の不具合発生を機にLTD-Blueまで実施することに成りました。
現状は電源は入るがトレイが動かない状態との事で、どうも途中で止まったトレイを引っ張ったらトレイが抜けたそうです。

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トレイ駆動部を確認すると素人が自作した様なトレイギアが付いていました。外形が小さく2段ギアの上部ギアは半分ぐらいしか歯が有りません。
これならばトレイが抜けのも納得できます。

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トレイ側は多少のガタでも再生には影響有りませんが、スレッド側のギアは問題です。
これだけ外径が小さいとガタが出るのは当然でこれではピックアップの読取り精度がかなり下がっていたと思われます。
7年位前に設立された東京の修理業者が行った作業との事ですがいけませんね。

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今回の850はフレキシブルケーブルのコネクタ部の剥がれの発生が多くほぼ全部のコネクタで発生していました。
いつもは補強用プレートの剥がれですが今回は端子側です。
過去の作業で何度も抜き差しを行った事が伺えますね。

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他は問題なくLTD仕様音質改善の完成です。
この時トレイ閉側近くでのトレイの動きが渋かったので対処をして返却と成りましたが、確認が甘かった様で返却後にトレイが勝手に閉まる・閉まり切らないと言った不具合が出て再入院となりました。

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色々と調査・対応してみましたが効果が無くドライブユニットを交換する事で不具合対応と成りました。

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追加依頼のLTD-Blue化の作業を実施して完成です。

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試聴した感想が届いていますので紹介です。
LTD仕様音質改善
「それにしても音質改善は目覚ましいです。
 修理前とは音場の広がりが別物です。
 XLRとRCAを比べてみましたが、RCAは音像の定位感がとても良いですね。
 2つで全く違うプレーヤーの様な差を感じます。
 これからエージングでもっと良くなるのでしょうが、少し低域の力感が弱く感じま
 す。
 代理さんのブログでBlue化までするとその辺が出てくる様な事が書かれており俄然音
 質改善に興味がわきました。
 トレーの修理と一緒に、追加でLTD化+PCM1704載せ替え+Blue化までしていただく
 ことは可能でしょうか。」

LTD-Blue(+)
 「今回帰ってきてからの率直な感想は、”WADIAのオーナーは全員Blue化までしなく
 ちゃダメだろ”というものです。
 オリジナルやLTD音質改善後のWADIAから出てきた音楽の表現とは余りにも違いが大
 きすぎます。
 特に低域の量と質の影響は大きく、語弊があるかもしれませんが、「Blue化」しては
 じめて音楽を奏ではじめたと言っても大袈裟では無いと感じています。
 この先エージングでどのように変わっていくのかもとても楽しみです。」

聴き分けにくい低域の変化を判って頂いた様で嬉しく思います。
ほぼ耳では判らない体で感じる世界ですね。



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 2022_07_22



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今回は神奈川のI氏からの依頼でX-10WのLTD-Blueの作成です。
現状は30~40分位再生すると音飛びを起こし手前から再生をしてループしてしまうそうです。

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音飛びが出るとの事だったので、アイパターンの測定を行うと予想通りピックアップの寿命となっていました。

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ドライブユニット部の構成が良くないのでピックアップを交換するには此処までばらす必要があります。

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ピックアップ以外にはほぼ問題が無く無事LTD-Blueの完成です。

WADIA6改LTD-Blueと同等とは行きませんが十分楽しんで頂ける音に成っていると思います。



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 2022_06_12



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今回は埼玉のO氏からの依頼でWADIA16のオーバーホールです。
現在は8年位前からトレーが動かない状態との事です。

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案の定トレイ・リフトベルトが溶けて無くなっていました。
ベルトがこの状態に成ると清掃がかなり厄介な事に成ります。

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ピックアップはほぼ寿命の状態でしたので交換が必要です。

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コントロール基板にはハッキリと判るクラックが確認されました。

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デジタル入出力基板の電解コンデンサの液漏れです。
先の半田クラックと合わせてみると、かなり温度の高い状態で使われていた物と思われるのと、使われている電解コンデンサも液漏れの要因ですね。

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このD/Aアナログ基板もスルーホールが弱く電解コンデンサの交換で基板にダメージを及ぼしかねないので先の音質改善を見越してOSコンデンサに交換です。

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今回のオーバーホールで往年のWADIA16以上の音は出ていると思います。
機会が有れば音質改善にも挑戦して頂きたいものです。


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 2022_05_31



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今回は東京のH氏の依頼でWADIA6改LTD-Blueの製作です。
過去に持っていたX-50Wの音が好みで使っているDACがWadiaで有った事より「憧れのオーディオ」にたどり着き、この2月にWADIA6を入手して受付再開を待っていたとの事です。

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外観は綺麗でしたが内部は過去の作業?での汚れが至る所に残っている状態でした。
こう言った汚れた状態が気にならないのは残念な事ですね。
因みに過去にデンテック製クロック交換とピックアップがHマーク付きに交換されていました。

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過去にホットメルトで再接着されおまけに表示窓の面が合っていません。
CD再生操作時には必ず見る所なので丁寧に作業して貰いたいものです。

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トレイプーリーやギアに傷が出来ていましたので此方も交換です。

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LTD-Blueの為に部品を外したD/Aアナログ基板の出力回路部です。

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合わないビットを使って6角穴を痛めています。
おかしいなと思ったら一度作業を見直してみる余裕が必要ですね。

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現在使われているアンプがバランス入力しかないので現時点ではまだLTD-Blueの能力は発揮できていませんが、バランス側でもLTD-Blueの音を出せる様に段取りしていますので今しばしお待ち願います。




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 2022_05_25



 RIMG2874.jpg
今回は福岡のS氏の依頼でマークレビンソンの37Lのオーバーホールです。
現状はCDを認識出来ないそうです。
ハーマンには今年の2月に修理依頼を行いメカの電子モジュールの不具合を確認しましたがモジュールの入手が出来ないとの事で返却されたそうです。

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まる3日間電源ON・OFF、CD入れ替えを繰り返し確認しましたが普通にCDを再生してしまい不具合は確認出来ません。

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ハーマンさんの言う電子モジュールはこの基板の事だと思いますが、手持ちに予備品があったので不具合時には対処出来ると踏んでオーバーホールに取り掛かりました。

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ピックアップは寿命に近い状態だったので交換が必要です。

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再生確認時にBNCコネクタからの信号が出ていなかったのでレビンソンに良くみられるロジック用のGAL(PAL?)の不具合かと思いましたが、コネクタ内の中心のコンタクトが折れ曲がってボディに接触していました。
なんとか曲げを直して使用出来るようになりました。

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マークレビンソンのネジ部の錆です。
ナット側の材質がメッキ処理されていないものと思われほぼ全数がこの様に錆びています。

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この37Lは今までの3台とはCDドライブユニットが違っておりCDM12-INDで過去の3台はCDM12-Pro2とピックアップとしては発売が6年の差があります。
同じ機種でありながら、何故これだけ年式の差があるピックアップを採用しているのかよく分からないところです。
当方でオーバーホールを行った37Lの製造番号から見るとこの37LのピックアップがCDM12-INDと言うのは多分過去のメンテナンスでCDM12-INDに載せ替えられたものと思われます。


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