プロフィール

山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村




 RIMG3671.jpg
今回も山手サービス所有ハーマンカードンのサイテーション4の紹介です。
こちらは5年位前に購入して時間の空いた時に整備をして使える様にした物で内部はほぼ当時の状態を保っています。

007_20170831221859d15.jpg
発売は1960年頃で既に半世紀以上前の製品なので流石に端子は御覧の通りの状態です。

005_20170831222316130.jpg
入出力の端子は金メッキの物に交換をして接触抵抗の不具合に対処です。

RIMG3662.jpg
電源部のセレン整流器が駄目になっていたのでシリコンのブリッジダイオードに交換です。
当然ブロックコンデンサも新しい物に交換です。

033_201708312230162f5.jpg
入力切替SW等は分解清掃が出来る構造だったので良かったのですがボリュームが非分解で清掃が出来ませんでした。
2連のボリュームで左右の抵抗値が一致しておらずバランスのボリュームで左右の音量調整をしている状態です。

RIMG3647.jpg
使われている抵抗はアーレンブラッドリーでコンデンサはグッドオール・スプラグと言った当時音が良いと評判の物が使われています。
真空管は出力管のみアメリカ製でそのほかは日本製の物です。

RIMG3646.jpg
音はマッキントッシュのC8やマランツの#7と聞き比べても遜色の無い音が出ていると思いました。
素で聞く真空管の音ならこの時代の音が一番良いのではと思いますね。



関連記事
 2017_08_31



2017年8月30日掲載
RIMG3619.jpg
2013年にLUX出力トランスの不具合でトランスをタンゴの物に交換しており、今回電源トランスの不具合でこちらもタンゴの物に交換しました。
電源トランス交換にあたり容量の確認をしていて気が付いた事があります。元のLUXのトランスはKT88側のヒーター容量が足りていなかった事が判明しましたが、今回タンゴのトランスに交換する事で容量不足も解消です。

RIMG3613.jpg  
当初の物からはコンデンサ等も交換していますのでプチ音質改善ですね。
現在プリはマッキントッシュのC8なので、音の傾向はC8の影響が大きいと思われます。

2010年8月21日掲載

153.jpg

電気の仕事をされていた人が自作したKT88のプッシュプルアンプとLUXのA3300が右chの音がかなり小さいとの不具合で来ました。
アウトプットトランスはLUXのOY36-5で電源トランスもLUX(型式を失念しました)でチョークコイルはタンゴの1H400でした。
真空管は出力にKT88(gec)を4本、ドライバーに6CG7(GE)を4本、プリ段に6267(型式等が消えていて不明)を2本の構成で製作されていました。

147.jpg
内部の配線や配置を見ると、かなりセンスの有る方が作られたのがわかります。
ベースはステンレスの2mm厚の物が使われており、曲げや溶接の状態よりかなり程度の良い加工屋さんが作成したものと思います。
オーバーホールも兼ていましたので電解コンデンサ(ブロックコンデンサも)は全て交換しました。
半田の状態はよく問題のある所は見当たりませんでした。

154.jpg


到着時に右側KT88の1本のゲッターがかなり薄く成っていたのが確認されたので不具合原因はこれかと思い、確認の為に正弦波を入力してKT88のゲート電圧の確認等を行いましたが左右のchで同じ電圧が確認されたのでパワーアンプは問題がなさそうです。
ボリュームは左右が別で調整が出来ます。
出力は8オームと16オームに対応する端子があります。

149.jpg


外観はとても程度が良くとても40年も経っているとは思えません。大事にされていたんでしょうね。

148.jpg
とり合えず木製ケースをはずしてみますと整備性よく配置された基盤がみえます。
左の3本がphono回路用の真空管で右3本がプリの真空管の様です。
こちらも電解コンデンサはすべて交換しました。
真空管への電源電圧を確認後に正弦波を入力して各真空管の プレート電圧を確認してゆくと3段目のプレート電圧の差が出たので2段目周りのオイルコンデンサ(フィルム)を交換して行くと2段目のアノードから1段目カソードへフィードバックされているコンデンサの不具合がある事がわかりました。
写真はオイルコンデンサ交換前の写真です。
この後不具合の有った出力側のオイルコンデンサを同容量のフィルムコンデンサに交換して修理完了です。

150.jpg


音は修理前も真空管らしい暖かく尚且つ押しの有る音がでていましたが、交換後はクリアさとスピードがアップした音が出るようになり、私的にはコンデンサ交換の効果を感じる事ができました。

関連記事
 2017_08_30



012_201708291315462a8.jpg  
今回は山手サービス所有ハーマンカードンのサイテーション2の回路を使ったレプリカの紹介です。
製作は4年位前で、当時使っていたLUXMANのLX-360のメンテナンス性の悪さや信頼性に不安があり安心して使えるアンプを探していた時、プリアンプのハーマンカードンのサイテーション4を所有してその音の魅力に惹かれたのがきっかけです。
当時物のサイテーション2を探しましたが販売している物は無く丁度レプリカに使用出来る中古のアンプを入手出来たのでそれをベースにレプリカを作成する事にしました。

003_20170829132301022.jpg
当時の音を聴きたかったのでサイテーション2を参考にトランス以外はボリューム・抵抗はアーレンブラッドリー、コンデンサはスプラグ・グッドオール、出力管はゼネラルエレクトリックでプリ管もゼネラルエレクトリックとしたかったのですが入手ができず日本の通信工業の物です。トランス類はTANGOの物で揃えています。

016_201708291332076f2.jpg
高温に対処出来る様に配線類はテフロン電線や耐熱電線を使っています。
入手に手間取ったのがブロックコンデンサです。設計上でB電源が500Vと成っていたのですが500V以上の電解コンデンサの販売が見つからず暫くは500Vの物で代用させました。
現在は550Vで一応OKですね。

011_20170829133831a22.jpg
音は当時物に近い音がでていると思いますが、なかなか音域レンジも広くWADIA6LTD-Blueとの相性も良くスタンダードなジャズを聴くとかなり生々しく感じる音と成ります。
夏場は発熱が大きいのであまり使いたくないアンプですが、静かな夜に真空管の赤熱の間からほんのりと見える青白い光は雰囲気を一層盛り立ててくれますね。




関連記事
 2017_08_29



2017年8月28日掲載
RIMG3560.jpg 
LTD化の要望がありましたが前期のWADIA6なのでSpirit化をお勧めして早々の実施と成りました。
高速バッファーの変更はピンアサインの違いをICソケットに一工夫をして取り付け可能としています。
LTD化やSpirit化に使うオペアンプは流通が少ないのが悩みでしたが今回正規代理店からの購入が可能と成りましたので部品調達の手間が1つ減りました。
但し納品は5か月先になるのと50個単位の購入です。

RIMG3582.jpg
Spirit化するとLTD化と同等の音が出ますので期待には十分答えられると思います。
WADIA6前期はD/Aコンバーターが18bitなので音のメリハリが後期のものよりハッキリする様に感じます。


2017年8月3日掲載
RIMG3118.jpg
オーバーホール後6年の経過で音飛び、トレイ動作不具合で入院です。
気に成るピックアップは此方も問題の無い状態で一安心です。
不具合の原因はやはりスレッドガイドバーの引っ掛かりの様なのでグリスアップを行いました。
トレイの不具合は汎用ベルトに変更した事での経年によるトレイスピードの低下が原因の様なのでトレイベルトを標準の角ベルトに変更です。

2011年8月18日掲載
blog_import_53b8ddef71107.jpg
 
今回は愛媛のT氏より久々となるWADIA6の修理依頼です。
内容はCDを認識出来なかったり、音飛びが発生するそうです。

blog_import_53b8ddf05590c.jpg
早速アイパターンを測定です。電圧幅は0.89Vとまだ使用出来る範疇の様に見えますがレーザー電流が56mAと既に限界状態となっていました。
波形も時間軸方向でのブレがあり交換をしないと駄目なようです。

blog_import_53b8ddf144f19.jpg
表示窓もおきまりの接着の剥がれが出ている様で少し奥に入っています。

blog_import_53b8ddf1f274a.jpg
ベルトも加水分解により柔らかくなっていますので汎用ベルトで修理です。

blog_import_53b8ddf2d40b5.jpg
普通では見られないWADIA6の側板とフロントパネルとコントロール基板が無い状態の写真です。今回は側板を裏から留めている6角穴付皿ネジを外すときに6角穴をナメテしまい1本のネジを取るのに2時間位かかってしまいました。
少さい6角穴付皿ネジにネジロックをしないでほしいですね。
いつも外す時はヒヤヒヤ物です。

blog_import_53b8ddf3b6517.jpg
それでもオーバーホールも含め作業は順調にすすみほぼ完成状態です。
WADIA6は密閉性が良いので内部の汚れが他のプレーヤーの様に埃等が殆ど入らないので割ときれいです。
但し密閉性が良い分ICから発生するスス状の汚れが内にこもりピックアップのレンズには悪影響を及ぼしている様に思います。

blog_import_53b8ddf4ed0d1.jpg
音は電解コンデンサを交換しましたので力強いWDIA6の復活です。
これはこれで良いですね。


関連記事
 2017_08_28



2017年8月17日掲載
RIMG3416.jpg
富山のS氏より売却の話がありその後の行方が判らないWADIA6でしたがこの度新しいオーナーの大阪のK氏よりミュート不具合の修理で戻ってきました。
修理と同時に音質改善もお勧めしてオペアンプ交換やOSコンデンサの取り付けを行い音質改善したWADIA6改の完成です。
ピックアップのアイパターン測定はしなかったのですが、CDRを問題なく再生したので問題の無い状態だと思われます。
此方で手がけたCDプレーヤーで判らなくなった物が数台ありますが、こうやって戻ってきてくれると嬉しいですね。


2013年5月22日掲載
blog_import_53b8dc270f296.jpg

今回は富山のS氏よりの依頼でWADIA6の修理と改造です。
現状はトレイの動作に問題が出ている様です。
この個体は製造番号よりWADIA6でも最初の頃の製造ですが外観にはほとんど傷が無く大切に扱われて来た製品の様です。

blog_import_53b8dc27d9bb1.jpg
不具合はトレイベルトの伸びが原因ですがこれだけ伸びれば開閉は出来ないですね。
トレイベルトは割りと交換し易い所に有りますが、もう1本のリフトベルトは色々と部品を外さないと交換出来ない所にあり手間が掛かります。

blog_import_53b8dc28c0462.jpg
半田増しもこのように半田が綺麗に乗れば良いですがメーカーや基板に拠っては半田がはじく様な感じで乗り難い時が有ります。

半田の材質に拠る物か酸化に拠る物か判りませんが不思議な物ですね。

blog_import_53b8dc29dab7f.jpg
以前にも有りましたがこのWADIA6のコントロール基板のブリッジダイオードも足が錆びており清掃しようとしたら足が取れてしまいました。
どうもコンデンサを固定している接着剤が悪さをしている様です。

blog_import_53b8dc2a98910.jpg
この写真はWADIA6の電解コンデンサ交換でかなり厄介な場所です。
D/A・アナログ基板にワンチップマイコンが載った基板がピンヘッダで取りついており、これらの基板の間にコンデンサの実装がされています。
交換する事は全く考えていない構造ですね。

blog_import_53b8dc2b844b9.jpg
今回はVRDSの載せ替えも依頼されましたので久々のアルミ円盤仕様のWADIA6です。
WADIA6はコンパクトな筐体の中に部品が整然と収まっており見た目のバランスは非常に良いと思います。

blog_import_53b8dc2c5e574.jpg
いつもの事ですがアルミ円盤のVRDSにすると音の景色が良くなるので良いですね。


関連記事
 2017_08_17




08  « 2017_09 »  10

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

♪お知らせ♪

♪お知らせ♪

OH前提の上での不具合対応と成ります。
D/Aコンバーターを含むCDプレーヤーのみの受付になります。
詳細は
(お問合せ・ご依頼の前に)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
(オーバーホール・メンテナンス受付)
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-192.html
29年度第一回受付は再開同日、2月26日深夜1時50分に閉じました。
ご依頼については、次回、受け付けをお待ちください。
問合せについては、
下記メールをコピーペーストして送信ください。
meerschaum@wonder.ocn.ne.jp
  山手サービス 高橋

全記事表示リンク

ブログ内検索

オーディオを想う

客先訪問

スピーカー

CDプレーヤー

BARCO

CHORD

Mark Levinson *更新

SONOGRAPH&conrad johnson&haman kardon

メール

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者さま

♪ありがとう♪

プロフィール

山手サービス

Author:山手サービス
本業の制御の仕事があまりに暇なので趣味のオーディオのメンテナンスを始めたところ、自分の過去の仕事内容とメンテナンスがかなりの範囲で一致しており、気がつくと本業よりこちらのウエイトが大きくなっているこの頃です。
制御はアナログ・デジタル・マイコン回路設計、アッセンブラ・C言語・CADソフト、民生器機のマイコンボード設計・ソフト作成を経験して現在は制御盤設計製作を個人で行っています。
オーディオのメンテ修理ではCDPが一番気が入ります。何でって・・そりゃ音の変化が顕著に現れるのが嬉しくて。
ご依頼については

の主旨にご賛同いただいたうえでお願いいたします。

(ゆとり)OR(余力)

ブログ村

QRコード

QR

カテゴリ

ページランキング

ブログパーツ




PAGE
TOP.